日本におけるサラブレッドで史上最強馬と現役最強馬を1頭ずつ選ぶなら何を選びますか?
ディープインパクト、シンボリクリスエス、キングカメハメハ、ドゥラメンテ、オルフェーヴル、etc・・・
沢山の馬が走馬灯のように思い出されますが、世界には日本では見たことがない度肝を抜く走りを見せる馬が沢山います。
そんな世界の史上最強馬と現役最強馬をご紹介していきたいと思います。
※筆者の主観が含まれますので、ご了承ください。
競馬先進国と言われるフランス、イギリス、アメリカそれぞれの国の史上最強馬と現役最強馬を1頭ずつご紹介します。
フランスの史上最強馬 シーバード
性別 |
牡 |
---|---|
毛色 |
栗毛 |
生誕 |
1962年3月8日 |
没年月日 |
1973年3月15日 |
父 |
ダンキューピッド |
母 |
シカラード |
生涯成績 |
8戦7勝 |
主な勝ち鞍 |
リュパン賞、サンクルー大賞、英国ダービー、凱旋門賞 |
フランス国内だけでなくヨーロッパ全土で史上最強馬に推す声もあるシーバードですが、生涯成績は8戦7勝と1回負けています。
勝ち鞍も英国ダービーと凱旋門賞のビッグレースを勝ってはいますが、欧州三冠(英国ダービー、KGVI & QES、凱旋門賞)を達成したミルリーフやラムタラに比べるとどうしても1枚落ちる感じがします。
それでもシーバードが欧州史上最強馬に推されるのは、出走した凱旋門賞のレースレベルとその勝ち方にあったからです。
英国ダービー馬のシーバード対無敗のフランスダービー馬リライアンスの構図にアメリカ、ソビエト、イタリア、アイルランド各国の最強馬も参戦。
文字通り世界最強馬決定戦にふさわしいメンバー構成となりました。
そんな中でシーバードは6馬身差の圧勝劇を演じてみせたのでした。
フランスの現役最強馬 アルマンゾール
性別 |
牡 |
---|---|
毛色 |
鹿毛 |
生誕 |
2013年3月11日 |
父 |
ウートンバセット |
母 |
ダルコヴァ |
成績 |
9戦7勝 |
主な勝ち鞍 |
フランスダービー、愛チャンピオンS |
フランスには現在強い古馬が見当たらず3歳馬から選びました。
そうなると仏ダービー馬のアルマンゾールか仏オークス馬のラクレッソニエール。
どちらにしようか迷いましたがアルマンゾールに決めました。
その理由は今年の凱旋門賞を勝つ可能性です。
ラクレッソニエールもエントリーし、凱旋門賞の前哨戦ノネット賞を快勝して有力候補でしたが、ケガにより出走を取り消してしまいました。
一方のアルマンゾールは凱旋門賞を無事にエントリーしており、勝つ可能性も十分あるのでこちらを現役最強馬とさせていただきました。
イギリスの史上最強馬 フランケル
出典:wikipedia
性別 |
牡 |
---|---|
毛色 |
鹿毛 |
生誕 |
2008年2月11日 |
没年月日 |
存命 |
父 |
ガリレオ |
母 |
カインド |
生涯成績 |
14戦14勝 |
主な勝ち鞍 |
英2000ギニー、クイーンエリザベス2世S、インターナショナルS、チャンピオンS、セントジェームズパレスS |
フランケルの生涯成績は14戦無敗。
その内G1を10勝しています。
パーフェクトな戦績を誇りますが、その競馬内容も圧巻のパフォーマンスに度肝を抜かれます。
圧倒的なスピードを武器にちぎって勝つ。
G1のクイーンアンSでは2着馬との着差11馬身の圧勝でした。
ケチを付けるならマイルから中距離までの距離とイギリス国内でしか走っていないことでしょうか。
参考記事
>> フランケル 〜 14戦14勝。イギリスが生んだ無敗の最強馬の強さに迫ります 〜
>> 2016年日本デビューのフランケル産駒全頭一覧!評判と成績
イギリスの現役最強馬 ポストポンド
性別 |
牡 |
---|---|
毛色 |
鹿毛 |
生誕 |
2011年4月4日 |
父 |
ドバウィ |
母 |
エバーリッグ |
成績 |
17戦9勝 |
主な勝ち鞍 |
キングジョージⅥ&QES、ドバイシーマクラシック、コロネーションC、英国際S |
イギリスの現役最強馬にポストポンドを挙げて異論を唱える人はいないと思います。
今年の凱旋門賞1番人気の馬です。
ドバイシーマクラシックでは当時日本最強馬のドゥラメンテにも勝っています。
もし凱旋門賞を勝つようであれば、この馬が世界現役最強馬と言ってもいいでしょうね。
参考記事
>> 現役世界最強クラス!ポストポンドの血統、レース成績、今後の展望。走りから見るすごさ
アメリカの史上最強馬 セクレタリアト
性別 |
牡 |
---|---|
毛色 |
栗毛 |
生誕 |
1970年3月30日 |
没年月日 |
1989年10月4日 |
父 |
ボールドルーラー |
母 |
サムシングロイヤル |
生涯成績 |
21戦16勝 |
主な勝ち鞍 |
米国三冠(ケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントS) |
セクレタリアトは米国の三冠馬です。
米国三冠馬は他にも無敗で制したシアトルスルーなど沢山いました。
でもその中でセクレタリアトを選んだ理由は、アメリカンクラシック最後のレース、ベルモントステークスで2着馬に付けた着差にあります。
それは何と31馬身!しかも馬なり。
こんな着差、八百長でもしない限りあり得ないと疑ってしまいますが、現実にあった本当の話です。
アメリカの現役最強馬 カリフォルニアクローム
出典:wikipedia
性別 |
牡 |
---|---|
毛色 |
栗毛 |
生誕 |
2011年2月18日 |
父 |
ラッキープルピット |
母 |
ラブザチェイス |
成績 |
22戦13勝 |
主な勝ち鞍 |
ケンタッキーダービー、プリークネスS、ドバイワールドカップ |
米国2冠馬でG1を6勝しています。
主戦場はオールウェザーとダートになりますが、芝のG1(ハリウッドダービー)も1回だけ走って完勝でした。
もしこの馬が凱旋門賞出たら大いに盛り上がるでしょうね。
参考記事
>> 獲得賞金世界最高なるか!カリフォルニアクロームの血統、レース成績、引退はいつ?
まとめ
・フランス史上最強馬「シーバード」
・フランス現役最強馬「アルマンゾール」
・イギリス史上最強馬「フランケル」
・イギリス現役最強馬「ポストポンド」
・アメリカ史上最強場「セクレタリアト」
・アメリカ現役最強馬「カリフォルニアクローム」
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