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G1レース10勝を含む14戦無敗、というとんでもない成績を残したヨーロッパ最強馬・フランケルの産駒がついにデビュー!
ヨーロッパでも評判馬が多いフランケル産駒ですが、日本でも旋風を巻き起こすことが期待されています。
2016年に日本でデビュー予定のフランケル産駒全頭一覧をまとめました。
どうぞお楽しみに!
ミスエルテ(牝 栗東・池江泰寿厩舎)
2016年9月24日の新馬戦(阪神芝1600m)で2着に2馬身差をつけ勝利。
年末の阪神ジュベナイルフィリーズはもちろん、来年の桜花賞でも有力視されている素質馬です。
母・ミスエーニョは4戦しか走っていませんが、デビュータントステークス(G1)を勝っています。
ソウルスターリング(牝 美浦・藤沢和雄厩舎)
2016年7月31日の新馬戦(札幌芝1800m)を勝利し、日本でのフランケル産駒初勝利となった馬です。
2着との差は「クビ」だったものの、上がり3ハロンは最速(34.2秒)。
着差以上に強い勝ちっぷりを見せましたし、2000m以上の長距離レースで活躍してくれそうです。
ライズイーグル(牡 栗東・森秀行厩舎)
2016年7月2日の新馬戦(中京芝1400m)では、単勝オッズ1.7倍の圧倒的1番人気に支持されましたが、勝ち馬から1秒差の5着に敗れました。
栗東坂路の追い切りで好時計を連発していますので、早い時期に勝ち上がれると思います。
イルーシヴハピネス(牝 栗東・角居勝彦厩舎)
母・イルーシヴウェーヴは、フランスの桜花賞といわれている1000ギニー(G1)を勝っている名馬。
2016年中のデビューは難しいとされていて、最速でも年明けのデビューとなる模様です。
ファヴォーラ(牝 栗東・藤原英昭厩舎)
香港のスプリントG1・チェアマンズスプリントなどを勝っている世界的なスプリンター・ゴールドファンの半妹。
2014年の当歳セレクトセールにおいて9,600万円で落札されているように、デビュー前から高い評価を得ていた馬です。
フローラデマリポサ(牝 厩舎未定)
オーストラリアからの持ち込み馬で、2014年8月17日という遅生まれ。
南半球産の馬はデビュー時期が遅くなりがちですが、古馬になってからの成長力が凄いので、未勝利戦があるうちに勝ち上がれば面白い存在になると思います。
モズアスコット(牡 栗東・矢作芳人厩舎)
矢作芳人調教師がアメリカ・ケンタッキーのセールで惚れ込んだ逸材。
母・Indiaの現役時代の成績は15戦6勝。
コティリオンBCH(G2)など重賞を2勝しています。
クーファディーヴァ(牝 栗東・中内田充正厩舎)
ダート短距離で2勝しているゼンノサーベイヤーの半妹。
近親には、ドバイデューティフリーやイギリスのチャンピオンステークス、といった世界的なG1を優勝しているデビッドジュニアがいます。
ミスケラー2014(牡 厩舎未定)
母・ミスケラーは、2011年のE.P.テイラーステークス(G1)を優勝するなど、アイルランドとカナダで活躍した芝の中距離ホース。
ヨーロッパの大種牡馬であるガリレオとモンジューの血が入っているだけではなく、サドラーズウェルズ3×3のクロスが入っています。
まとめ
既に勝ち上がっているミスエルテとソウルスターリングは、来年の牝馬クラシックでの活躍が期待されています。
2頭ともサンデーサイレンスの血が入っていませんので、日本競馬特有の高速馬場への対応がカギになりそうです。