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高額で落札された競走馬のその後は?歴代の高額馬10頭の活躍まとめ

競走馬はセレクトセールにて落札されますが価格はピンからキリまでいます。父、母親が現役時代に活躍していたら仔の価値も上がりますし、逆もしかりです。

 

競走馬は一般的にブラッドゲームと言われているように血統によるファクターは大きいです。

 

しかしながら、すべての馬が血統がよいからといってレースで活躍するわけではありません。

 

現に現役時代に大活躍したオグリキャップやテイエムオペラオーの産駒はほとんど活躍していないです。

 

当記事では高額で落札された馬のその後に注目してまとめてみました。

 

高額で落札されたものの、活躍せずにターフを去った馬

 

ディナシー 牝 セリ取引価格6億3000万円 歴代取引金額1位

セレクトセール史上最高金額で落札されました。

 

ディナシーの取引年は2006年で、2019年7月時点においてもこの記録は破られていません。

 

父親は言わずとしれた大型種牡馬であるキングカメハメハ。母親はエリザベス女王杯を勝ち、オークス2着、桜花賞で3着のトゥザヴィクトリーです。兄弟に重賞を5勝し、有馬記念で2度3着に入選したトゥザグローリー、弥生賞勝ち馬で皐月賞、有馬記念で2着に入選したトゥザワールドがいます。

 

ディナシーは、そのトゥザグローリーやトゥザワールドの姉に当たります。

 

史上最高金額で取引されたのでもちろん注目の的でした。しかし、一度もレースをすることなく引退することとなりました。

 

デビューまでの2年間は牧場で生活します。そこでたまたま起きた雷に驚いて脚を怪我してしまいました。そのために一度もレースに使われることなく繁殖馬入りすることとなりました。

 

ちなみにディナシーという名前は競走馬登録はしておらず、繁殖入りする際に付けられた名前です。

 

ディナシーの初年度産駒であるヴェルデホはシンボリクリスエスとの間に生まれた仔です。条件戦どまりで引退しましたが3勝しました。

 

しかし、ヴェルデホ以外の産駒はほとんど活躍することなく引退しています。

 

6億円を回収できる日はくるのでしょうか。

 

ザサンデーフサイチ 牡 5億1450万円 歴代取引金額3位

 

父は菊花賞馬ダンスインザダーク。母親はオークス、天皇賞秋を制覇したエアグルーヴです。

 

兄弟にエリザベス女王杯を連覇したアドマイヤグルーヴ。いまや繁殖馬として大活躍のキングカメハメハの後継者であるルーラーシップがいます。

 

ザサンデーフサイチはディナシーと違って無事にデビューすることができました。デビュー3戦目にして初勝利をかざり、そのあと条件クラスを2勝しましたが、そこから全く勝てなくなりました。

 

最終的には11歳まで走りましたが、しんがり負けでターフを去ることとなりました。

 

通算成績41戦3勝。獲得賞金額は約7200万円でした。

 

ラストグルーヴ 牝 3億7800万円 歴代取引金額5位

 

父親はディープインパクトで母親はエアグルーヴです。前述したザサンデーフサイチとは兄弟です。

 

デビューは2013年3月の阪神競馬場でした。メンバーの中で上がり最速を叩き出し、2着馬に1馬身以上の差をつけて勝利しました。

 

デビューとしては上々の滑り出しでしたが、この1戦を最後に引退することとなりました。

 

なぜ、大きな怪我もなく引退してしまったのでしょう。

 

 

実はラストグルーヴがデビューした翌月に母親エアグルーヴが亡くなったのです。そのため、エアグルーヴの仔を後世に残すためラストグルーヴが早々に繁殖馬入りすることになったのでしょう。

 

 

また、エアグルーヴの産駒は強い馬が多い反面、怪我に脆い産駒が多かったのも影響しているでしょう。

 

ラストグルーヴの全姉に当たるグルヴェイグはマーメイドステークスを含め5勝していました。しかし、4歳の夏に屈腱炎を発症し、引退してしまいました。

 

2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテは母親がアドマイヤグルーヴでその母はエアグルーヴでした。現役時代、2度の怪我が原因で引退することになったのは記憶に新しいと思います。

 

 

母親の死の影響がこの馬の競走生活に多大な影響をもたらしました。

 

現役を引退してからは繁殖馬入りし、これまでに4頭の馬を出産しました。そのうち2016年産駒となるランフォザローゼス京成杯、青葉賞で2着。ダービーにも出走している期待の馬といっていいでしょう。

 

今後の産駒の活躍に期待がかかりますね。

 

ターフで活躍する高額馬

 

サトノルークス 牡 2億9160万円 歴代取引金額14位

 

父親はディープインパクトで母親はアイルランドの競走馬でイギリスのフィリーズマイルを勝ったリッスンです。

 

現役の三歳馬でデビューこそ2着に敗れましたがその後3連勝し、クラシックへ駒を進めました。今年の皐月賞、ダービーこそ敗れはしましたが、セントライト記念を挟んでクラシック路線を走ります。

 

スーパーフェザー 牡 2億8080万円 歴代取引金額15位タイ

 

父親はディープインパクトで母親はアメリカのG1ダートを2勝したオーサムフェザーです。

 

現役の4歳馬で、2019年9月時点で2勝しか勝っていませんが昨年の青葉賞ではゴーフォザサミット、エタリオウに続いての3着でした。

 

古馬の重賞路線に向けて条件戦で賞金を積み重ねています。

 

ダノンチェイサー 牡 2億7000万円 歴代取引金額19位タイ

 

父親はディープインパクトで母親は海外で20戦6勝し、そのうちG1タイトルを2つ獲得したサミタ―です。

 

今年のきさらぎ賞の勝ち馬ですね。NHKマイルカップは敗れはしたものの勝ち馬アドマイヤマーズに着差0.3秒差の4着に入選しました。

 

今後の活躍に期待のかかる一頭ですね。

 

トーセンスターダム 牡 2億6250万円 歴代取引金額22位タイ

 

一昨年の11月に引退した馬ですが活躍した馬なので取り上げます。

 

父はディープインパクトで母は条件戦を4勝したアドマイヤキラメキです。

 

日本ではきさらぎ賞とチャレンジカップを勝ちました。

 

クラシック路線ではイスラボニータやワンアンドオンリー、トーホウジャッカル相手になすすべがありませんでした。重賞路線では大きな活躍はありませんでしたが、オーストラリアで好走する馬でした。

 

2017年、オーストラリアで開催されたエレミーツステークスを制してG1馬になれたことが一番の功績でしょう。

 

現在はオーストラリアで種牡馬生活を送っているようです。

 

ワールドプレミア 牡 2億5920万円 歴代取引金額26位タイ

 

父親はディープインパクトで母親はドイツオークスで3着に入選したマンデラです。全兄にきさらぎ賞、マイラーズカップを制したワールドエースがいます。

 

3歳馬で2019年9月時点で4戦走って(2-1-1-0)と安定した成績をもっています。

 

クラシック路線を行くのか、条件戦で賞金を加算するのか注目したいですね。

 

今後に期待のかかる高額馬

 

アドマイヤカストル 牡 6億2640万円 歴代取引金額2位

 

2017年に取引されて、歴代2位の落札金額である6億2640万円で落札されました。

 

父はディープインパクトで母はフランス1000ギニーを制したイルーシヴウェーブです。

 

現時点で2歳馬でまだデビューはしていませんが早ければ今年中にデビューするかもしれません。

 

ダブルアンコール 牝 3億9960万円 歴代取引金額4位

 

歴代取引金額4位のダブルアンコール。父親はディープインパクトで母親はドナブリーニです。

 

全姉にクラシック3冠を達成し、ジャパンカップを連覇、有馬記念を勝ち、海外のG1タイトルをもつジェンティルドンナがいます。

 

ジェンティルドンナの存在から、高価格で取引されました。

 

2017年に取引された馬なので今年か来年にデビューする姿が披露されることでしょう。

 

高額馬ほど勝率が高いというわけではない

 

当記事では2億5000万円以上で落札された馬を厳選してピックアップしてみました。

 

一重に高額で落札されたからと言ってレースで大活躍するわけではないということが分かりますね。

 

歴代落札1位のディナシーに至ってはデビューすることなく引退してしまいました。

 

 

それにしても、家や車も買えるだけの金額を必ずしも大活躍する保証のないの馬につぎ込めるということも考え直すととんでもないことですよね。

 

改めて、馬主のステータスの高さがとんでもなく雲の上の存在だということがよくわかりました。

 

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