競馬には、1番、2番人気などの人気馬で決着する「堅いレース」と、人気薄の馬が絡んできて波乱になる「荒れるレース」があります。
もちろん荒れるレースは配当も高くなります。
競馬で儲けるためには、どのレースが荒れるのか見分ける能力をつけることが大事です。
この記事では、荒れるレースと堅いレースの見分け方について書いていきたいと思います。
荒れるレースの見分け方と特徴は?
◆新聞・専門紙の印の配置をチェック!
馬券検討の必須アイテムの1つに数えられているスポーツ新聞・競馬専門紙。
スポーツ新聞や競馬専門紙に載っている印を見て、どういう馬券を買おうか考える、という方も多いはず。
実は、スポーツ新聞や競馬専門紙に予想を出している記者の印を見るだけで、荒れるレースなのかどうかを見分ける事ができます。
例えば、5人の記者が予想を出しているとしましょう。
5人中5人が同じ馬に本命を意味する「◎」の印を打っている場合は、好走する確率がきわめて高い馬がいると判断できますよね。
逆に、5人それぞれが別の馬に「◎」の印を打っている場合は、そのレースには絶対的な信頼を置ける馬が1頭もいない事を示しています。
どの馬が好走するのか分からない難解なレースは必ず存在しますので、全てのレースで「◎」の印がどんな形で配置されているのか、というところをしっかり確認して、荒れる可能性が高いレースを見分けてみてください。
参考記事
>> 競馬新聞の予想家はいつ印をつけているのか?予想の参考材料は?
>> 競馬新聞の印◎〇▲などはどういう組み合わせで買えばいい?実例で解説
◆圧倒的1番人気が飛ぶ事も考えよう!
本命党であっても穴党であっても、レースの人気やオッズを見て結論を出すという馬券購入方法が一般的だと思いますので、人気・オッズの面から荒れるレースの見分け方を考えていきます。
皆さんは、単勝オッズ1倍台の圧倒的1番人気がいるレースでどんな馬券を買いますか?
抜けた人気の馬が1頭でもいると、堅いレースになるのかな?と思いがちですが、実は単勝オッズ1倍台の馬がいる時ほど、荒れる可能性を考えた方が得をするケースがけっこうあります。
実例を挙げていきましょう。
2016年8月27日(土)新潟競馬8レース・新潟ジャンプステークス(J・G3)
このレースは、アップトゥデイトが単勝オッズ1.7倍という圧倒的1番人気に推されていました。
5ヶ月半の休み明け初戦でしたが、実績最上位でしたので、抜けた人気になるのは当然ともいえるでしょう。
しかし、アップトゥデイトは本調子じゃなかったのか、見せ場すら作れず8着に凡退…。
勝ったのは3番人気(7.5倍)のタイセイドリームで、2着には2番人気(6.2倍)のアロヒラニが入りました。
上位2頭の単勝オッズは一桁台だったにも関わらず、アップトゥデイトに人気が集中していたため、馬連2,590円、馬単5,140円、というまずまずの好配当になったのです。
単勝オッズ1倍台の馬は好走するのが当たり前ですが、新潟ジャンプステークスのアップトゥデイトのように、不安要素のある単勝オッズ1倍台は馬券圏外に飛ぶケースも珍しくありません。
圧倒的1番人気がいても、荒れる可能性を最後の最後まで追及しましょう。
参考記事
>> 競馬一番人気の勝率、連対率、複勝率、飛ぶ条件。買い続けるとどうなる?
堅いレースの見分け方と特徴は?
◆上のクラスで2・3着の経験がある降級馬がいる時は堅い!
「降級馬」という言葉の意味をご存知でしょうか?
降級馬は、安田記念(G1)の翌週から実施されるクラス編成で、下のクラスに下がる4歳馬の事を指します。
新聞や競馬の予想サイトで「降級馬だから買い!」というコメントをよく目にすると思いますが、上のクラスで通用しなかった馬でも、低レベルの馬しかいない下のクラスで走れば、好走する確率がグッと上がるのは当然ですよね。
しかも、上のクラスで2着や3着の経験がある馬が降級すると、かなりの確率で馬券圏内に入ってきます。
もちろん、降級馬は上位人気になりやすいので、馬券的な妙味は全くありませんが、堅いレースで馬券を手堅くゲットしたい!という本命党の方には、強い降級馬がいるレースはもってこいだと思います。
参考記事
まとめ
荒れるレースの見分け方のポイント
(1)新聞・専門紙記者の「◎」の印がバラついている時
(2)不安要素がある圧倒的1番人気がいる時
堅いレースの見分け方のポイント
(1)上のクラスで2・3着した経験を持つ降級馬がいる時
以上のポイントに注目しながら、馬券の検討をしていってください。
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