競馬である程度大きな金額を稼ぐためには、高いオッズで的中させなければなりません。
大きい金額を稼ぎたい人に向けて、今回は大穴で好走してしまう「激走馬」の見つけ方、好走パターンを紹介したいと思います。
激走馬を絡めた馬券の買い方
単勝を買うのはおすすめできない!
そもそも激走馬を絡めた馬券の買い方ですが、激走馬に対して、単勝で勝負するのはおすすめできません。
2012年天皇賞春の勝ち馬ビートブラック(159.6倍)のような例もありますが、年に数回あるかどうか。
あまりに確率が低すぎると言えます。
あくまで連下に絡めるイメージで!
単勝はおすすめできませんが、馬連などの2着、三連単などの2,3着といった連下であれば、可能性が少し高まります。
そのうえ、激走馬が絡めば、他が人気馬だとしてもオッズが高くなります。
激走馬で勝負するときは、連下にとどめるべきでしょう。
激走馬の見つけ方
過去の激走データを信じる
次に激走馬の見つけ方です。
まずは過去のデータを参考にする方法です。
競馬では、例えばこの競馬場、この距離、この馬場状態など、特定の条件でしか好走しないケースが多々見られます。
例をあげると、ミッキードリームという馬が典型でしょう。
ミッキードリームはオープン入り後中々好走できず、常に人気を落としていました。
しかし2013年の中京記念では13番人気で2着に入ります。
その後再び惨敗生活に戻りますが、翌2014年の中京記念で11番人気ながら再び2着に入りました。
中京のマイル戦に高い適性を見せていたのです。
ここで重要なのは、途中に続く惨敗については完全に無視することです。
特定の条件で走るということが分かれば、その条件以外で走ったレースは気にしないようにしましょう。
むしろ常に好走している馬であれば人気馬となってしまうため、惨敗が続いている方がオッズが高くつき、激走馬候補となるのでチャンスと言えるでしょう。
過去の鞍上との相性を見る
次に特定の騎手を乗せた場合の戦績を見るケースです。
鞍上との相性の良し悪しによって、激走馬を見抜くことができます。
例えばサンマルデュークという馬。
2015年の師走S以前、武士沢友治騎手とダートレースで4回コンビを組み、全て掲示板内に入るという相性の良さを見せていました。
そして迎えた師走S。
15番人気ながら相性の良さを生かして1着。次走も12番人気で1着。次々走も5番人気で3着と、さすがの適性を見せました。
この場合も重要なことは途中の惨敗を考えすぎないこと。
特定の騎手が乗った場合のみを考えるという潔さが、ある程度必要になってくる買い方だと思います。
激走馬の好走パターン
レース展開と本命馬の脚質で予想する
次に、レース展開と本命馬の脚質で予想する方法を紹介します。
レースではペースが遅い、あるいは早いことにより、波乱が起きることがあります。
例えば2012年の天皇賞春。逃げ馬が少ないため、スローペースが予想されていました。
また圧倒的人気馬だったオルフェーヴルが後方待機の脚質、また折り合いに不安があるためさらにペースを落とすのではないかと考えていました。
その結果、各馬がオルフェーヴルをマークしたため、前の馬を射程圏内に入れず、2番手からロングスパートで粘った14番人気のビートブラックが勝利しました。
このように、レース展開と本命馬の脚質を組み合わせて考えることで、激走馬を見つけることは十分に可能だと言えます。
まとめ
以上、激走馬の見つけ方と好走パターンを紹介しました。
確率の問題として激走馬が馬券に絡む可能性は高くありません。
しかし、的中すれば大きな払い戻しが期待できます。
紹介した方法を参考にして、根気強く狙い続けて欲しいと思います。