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競走馬の病・屈腱炎とは?予防法や損傷率、治療期間

「不治の病」ともいわれることがある屈腱炎(くっけんえん)。

 

発症してしまうと多くの馬は引退し、もし復帰できたとしても全盛期の活躍ができない馬がほとんどです。

 

屈腱炎はまだ分からないことが多いようですが、医療技術が発達した影響か屈腱炎になる馬が年々少なくなってきています。

 

そんな屈腱炎の原因や治療法を分かっている範囲で、そして引退するとどうなるのか、復活した馬はいるのかなどを紹介します。

 

屈腱炎とは?別名「エビ」「エビハラ」

屈腱炎とは、主に馬の前脚にある浅指屈筋腱という場所の一部が断裂または変形し、炎症が起こる症状のことです。腫れた患部の状態から「エビ」または「エビハラ」と呼ばれることもあります。

 

治療期間が1年以上掛かったり、再発することも多いことから「不治の病」ともいわれます。

 

 

屈腱炎の屈腱とは、人の体でいうと手の指の付け根から手首にかけての腱のことです。しかし、馬の場合は4足歩行ですから、人でいうアキレス腱と似たような役割です。

 

そのため、人で例えるとアキレス腱が損傷したようなものなので運動に支障が出ます。

 

ただ、アキレス腱損傷=断裂 と思うかもしれませんが、断裂ではありません。馬の場合、屈腱が断裂すると「屈腱全断裂」となり、屈腱炎とは違う症状となります。

 

屈腱炎の原因と予防法、冷却が有効!?

屈腱炎の原因は、はっきりとしたことは分かっていません。ただ、ある程度解明されてきています。

 

どうやら、屈腱の温度が43~45度になると患部が変形し始め、継続的にダメージが加わると部分断裂するといわれています。

 

競走馬の平熱は人よりも少し高い37度位です。しかし、調教すると体温が40度近くまで上がり、屈腱の温度は45度近くにもなるそうです。

 

そのため、日々の調教で屈腱にダメージが蓄積し発症するのではないかと考えられています。

 

こういったことから、屈腱炎の予防には患部の冷却が有効とされています。近年では調教後に馬の脚に水をかけて冷却するという予防法が浸透しつつあります。

 

この予防法のおかげかは分かりませんが、屈腱炎の発症件数が年々減少してきているそうです。

 

屈腱炎の損傷率とは?損傷率は重症度を反映していない??

損傷率は、屈腱全体の損傷している割合を示す指標です。よく屈腱炎で損傷率30%などという競馬ニュースを見る事があると思います。

 

ただ、この数字は大きければ大きいほど重症という訳ではありません。大まかな重症度を把握するには有効ですが、正確に重症度を反映していないので注意が必要です。

 

 

ただし、損傷率の数字が高い馬ほど復帰する割合が低いことも確かです。一般的には、損傷率20%以上で競争能力喪失と診断されることが多くなっています。

 

屈腱炎の治療方法は?治療期間が1年以上かかる場合も!?

屈腱炎を発症したばかりの時は、最初の1~2ヶ月はあまり動き回らないように馬房内での休養と患部を冷却します。治療中は自由な運動が制限されるため、広い放牧地で自由放牧はしません。

 

その後は患部の状態にもよりますが、再生が進むように薬を注入する、外科手術をする、またはPRPを注入するという方法があります。

 

PRPを注入する治療法ですが、メジャーリーガーの大谷選手が肘を怪我した時の治療法として知られています。自分の血小板を抽出して患部に注入し、修復を促進させる作用があるそうです。

 

 

そして、エコー検査で患部の状態を見ながら運動をします。最初は曳き運動、その後は騎乗常歩、速歩と段階を踏んで、状態がよければ発症9ヵ月後位から通常の調教に移ります。

 

治療期間は、早い場合は数ヶ月で復帰する場合もありますが、多くは1年以上かかります。

 

屈腱炎で引退するとどうなる?見舞金などが支払われる場合も!

不幸にも屈腱炎と診断されると、治療して復帰を目指すか引退するかの2択になります。

 

有力馬や将来性がある馬は復帰を目指す場合がありますが、復帰しても本来の実力が出せない場合がほとんどのため引退を選ぶことが多いようです。

 

 

引退を選ぶと、JRA所属馬に関しては事故見舞金制度と競走馬登録抹消給付金・付加金制度があり、お金が支払われることがあります。

 

細かい条件が多いため一律にはいえませんが、屈腱炎で引退する場合は事故見舞金が300万円、競走馬登録抹消給付金・付加金が45~220万円支払われます。

 

また、任意の競走馬保険があり、加入していると保険金が支払われることがあるようです。

 

屈腱炎から復活した名馬は?

屈腱炎を発症すると、ほとんどは全盛期の競争能力が戻らないことが多いのですが、見事復活した馬も少なからずいます。

 

メジロライアン

メジロライアンはG1にあと少しで届かないレースが続いていましたが、念願の初G1制覇した直後不幸にも屈腱炎を発症してしまいます。ところが、思いのほか症状が軽く半年後に復帰します。

 

その後、復帰3戦目の日経賞で快勝。天皇賞(春)を目指していましたが、屈腱炎が再発し無念の引退。

 

カネヒキリ

「砂のディープインパクト」と呼ばれることもあるカネヒキリは、ダートに主戦場を移すと快進撃を続けます。しかし、2006年に屈腱炎を発症してしまいます。

 

一度は帰厩し復帰間近となりますが再発。結局、約2年4ヶ月休養します。

 

復帰戦は敗れてしまいますが、その後は全盛期と変わらない活躍を見せてくれました。

 

まとめ

屈腱炎の原因や治療法、引退するとどうなるのか、復活した馬はいるのかなどを紹介しました。

 

まだ解明されていない事が多いのですが、少しずつ治療法などが確立されてきています。

 

最近では、2018年の日本ダービーにも出走したキタノコマンドールが損傷率51%の屈腱炎と診断されましたが、どうやら復帰を目指すようです。

 

もし復帰できたとなれば、今後屈腱炎と診断された馬にも希望が持てることでしょう。

 

 

一刻も早く屈腱炎の全容が解明されて、脚元で悩む競走馬が少なくなることを期待したいですね。



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