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競馬騎手の不注意騎乗とは?意味や処分内容、過去の不注意騎乗の例をまとめました

2018年12月、武豊騎手が香港のハッピーバレー競馬場で競馬をしていた際の出来事です。武豊騎手がラッキーラッキーで騎乗していた際、直線残り350mあたりで内側に斜行し、他馬の走行を妨害したために騎乗停止処分を受けました。

 

不注意騎乗。ほとんど聞きなれない言葉だと思います。

 

当記事ではその不注意騎乗についてまとめました。

 

不注意騎乗とは?

冒頭でも触れたようにほとんど聞きなれない不注意騎乗。漢字から類推するに騎乗に何らかの注意が足りなかったことを指します。

 

Google検索で「不注意」で検索してみたところ

[名・形動]注意が足りないこと・うかつなこと・またはそのさま「不注意な操作で事故を起こす」

とでてきました。

 

レース中に他の馬に影響を及ぼす行為をした際、騎手の注意力が足りないと判断されたときに不注意騎乗という裁定が下されるようです。

 

武豊騎手の不注意騎乗(2018年・インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ)

冒頭で触れた武豊騎手の不注意騎乗にもう少し触れてみます。

 

2018年の12月にインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップという騎手招待競走が香港のハッピーバレーにて開催されます。世界中から有力騎手が参加するイベントで、レースの順位に応じてポイントが加点され、そのポイント数で優勝者を決めるイベントです。

 

毎年8月の下旬に札幌競馬場で開催されるワールドオールスタージョッキーズとルールはほとんど似ています。

 

2018年のインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップでは日本からは武豊騎手と、JRA所属騎手のC・ルメール騎手が参戦しました。

 

そして武豊騎手はこの第4競走でラッキーラッキーに騎乗し、最後の直線で斜行、他の馬の進路を妨害したために不注意騎乗の処分を受けました。

 

普段耳にしない不注意騎乗という言葉と、騎乗停止処分が下されたことで何が起きたのか気にするファン、競馬関係者も多かったです。

 

しかし、実際のレース映像を見た限り、武豊騎手の馬が斜行したのは事実ですが、他の馬にほとんど影響を与えていません。日本では悪くても罰金レベルの斜行で、言い方をかえればこの程度の斜行で不注意騎乗判定されるものかと言いたくなるレベルでした。

 

この時のレース動画は一時はYoutube等の動画サイトで見ることができましたが現在は削除されていて見ることが出来ません。

 

松岡正海騎手の不注意騎乗(2019年・香港カップ)

2019年の12月に松岡正海騎手も不注意騎乗処分を受けました。

 

処分が下されたのは2019年12月8日(日)

 

この時松岡正海騎手が騎乗したのは香港のシャティン競馬場です。

 

この日は香港国際競争の日で香港のシャティン競馬場で4つのG1(香港ヴァーズ・香港スプリント・香港マイル・香港カップ)が一日で行われる日です。

 

松岡騎手はお手馬であるウインブライトとともに香港国際競争の最終レースである香港カップ(G1)に出馬を表明していました。ウインブライトはこの春、シャティン競馬場で開催されたQE2世カップ(芝・2000m)を制覇していて、この香港カップを勝てば香港の春秋中距離G1を制することになります。松岡騎手はこのウインブライトに騎乗するためだけに香港まで遠征しました。

 

レースは大外枠から果敢に先行勢に加わったウインブライトが最後の直線で先頭に立ちます。そこからはじわりじわりと脚を使い、香港の強豪に詰め寄られながらもしぶとく粘り、ハナを切らせません。アイルランドのマジックワンドをハナ差で抑え込み見事優勝したのです!

 

松岡騎手にとってもウインブライトにとっても大快挙といえるレースで、この年ただ一人の日本人として香港の国際競争に招待された松岡騎手が日本人としての意地を世界に証明したのです。

 

しかし、香港の裁定委員会の目は輝かしき功績ではなくレース映像に向けていました。そして、松岡騎手がレース直後に斜行したこと、最後の直線でがむしゃらに鞭を叩いた結果、ウインブライトが斜行し、他の馬の進路を狭めてしまったのを見落としませんでした。

 

この結果降着こそありませんでしたが、香港裁定委員会から不注意騎乗として受けた松岡騎手。JRAでも裁定委員会が開かれ、しばらくしたのち、騎乗停止処分が下されました。

 

香港における不注意騎乗の処分は非常に厳しい

武豊騎手・松岡騎手ともに不注意騎乗が下されたのは香港でした。

 

日本でもレース中に起こる斜行で他の馬の走行を妨害する事例はありますが、多くは戒告、罰金、騎乗停止処分がほとんどで不注意騎乗で罰せられるケースはほとんどありません。

 

調べたところ、香港は斜行等による進路妨害における処罰が非常に厳しいようです。2018年の武豊騎手の香港での騎乗は日本ならよくて戒告、悪くても罰金レベルで騎乗停止処分まではいかないでしょう。

 

香港は日本と比較して騎乗違反に非常に厳しい国であることが分かります。

 

また、香港では斜行等による妨害を不注意騎乗と判定するケースは比較的多く、逆に日本では斜行等による妨害を不注意騎乗と捉えるケースはほとんどと言っていいほどありません。

 

そのため、武豊騎手や松岡騎手の不注意騎乗処分に対し多くの人が不注意騎乗というワードにクエスチョンマークがついたことだと思います。

 

実際に不注意騎乗については検索しても殆どヒットしませんね。簡単にまとめると不注意騎乗というのは斜行等による妨害のことを指すと考えてもらっていいでしょう。

 

海外で不注意騎乗が下されると日本での騎乗にも影響する

香港での騎乗停止期間は日本でも適応されます

 

例えば2018年の武豊騎手の不注意騎乗処分は後に日本で裁定委員会が開かれ、5日間の騎乗停止処分が下されました。ちなみに、このときの武豊騎手の騎乗停止期間は26日から30日までの5日で日にちごとにカウントされました。

 

通常、競馬の騎乗停止期間は競馬開催日を1日とします。例えば4日間の騎乗停止だった場合は翌週の土日の開催日と翌々週の土日の開催日が騎乗停止期間となります。

 

話を戻します。

 

2019年12月の香港カップにおいての不注意騎乗裁定が下された松岡騎手は、最初、香港ジョッキークラブ裁定委員のほうで12月18日から29日まで騎乗停止が下されました。

 

香港で裁定が降りてから日本で数日間にわたり裁定議会が開かれ、その結果、香港で下されたものと同じ処分(18日から29日まで)が日本の裁定委員で決まりました。

 

そのため松岡騎手は暮れの有馬記念の日の出走及びホープフルステークスの日に出走することはできなくなりました。ウインブライトは当初は有馬記念に出馬を表明していましたがこの不注意騎乗の件で松岡騎手の騎乗停止処分が有馬記念の日と被ってしまう可能性もあったため、回避を選んだという話もあります。

 

不注意騎乗は香港で頻繁に発生するみたいです

日本では殆ど耳にしない不注意騎乗も香港では頻繁に裁定処分が下されてるみたいですね。香港での騎乗ルールは世界的に見てもかなり厳しいことがわかりました。

 

ちなみに日本独自の裁定に関しては以前よりも緩く放っていますが世界的に見たら日本もかなり厳しく、短期免許で来日される外国人騎手も驚くほどです。

 

裁定が甘いとやったもん勝ちになるため厳しいに越したことはありませんが、あまりに厳しいと海外の騎手が他所の国での騎乗を敬遠しがちになるでしょう。そのあたりのバランスが難しいですね。

 

騎乗ルールに関しては国ごとに違っていますが、日本人騎手は審査のかなり厳しい国で結果を残しているので(香港を除く)ほかの国での騎乗停止はほとんど聞きません。逆に外国人騎手が日本で競馬して裁定が下されると驚きの表情をされますね。

 

それだけ日本の判定も厳しいということですね。どのあたりまでがフェアであるかをジャッジするのは難しいところですが、命がけのスポーツである以上、大ごとにならない範囲でプレーしてもらいたいですね。

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