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脚部不安を乗り越え活躍!サクラユタカオーの血統、脚質、産駒特徴、引退について

1987年2月1日、東京競馬場にて引退式

出典:wikipedia

 

1着になった6レースのうち3レースをレーコードタイムで勝利をしたサクラユタカオーですが、常に脚部に不安を抱えた状態で現役時代をおくりました。

 

内国産の種牡馬を代表する存在のサクラユタカオーの血統の秘密や産駒などをまとめてみました。

 

血統

サクラユタカオーの父はリーディングサイアーに5回も輝いている名種牡馬のテスコボーイです。

 

母系を見ても母のアンジェリカは、スターロッチの血筋ですし、母の父系にはネヴァービートという文句のない血統になっています。

 

この血統から考えれば間違いなく名馬になる素質はありますが、競馬の血統が良い場合には、それなりにリスクもあり危険と隣り合わせになります。

 

良い方向に出れば、勝負根性に優れた産駒になりますが、悪い方に出てしまうと、気性難になることや脚部不安や体質的に弱い仔馬であることも少なくありません。

 

当時の北海道日高では、テスコボーイ産駒の栗毛は走らない馬が多いというジンクスがあり、多くの関係者がショックを受けたようです。

 

最終的に境調教師は自身の管理したサクラローレルと比較をして、総合的にはサクラローレルの方が上でも、芝2000mの良馬場という条件付きのレースであれば、サクラユタカオーの方が先着をしたかもしれないというほどの実績を残しました。

 

脚質

サクラユタカオーの脚質は基本的に先行タイプと言われている前でレースをするタイプになります。

 

先行タイプといっても、サイレンススズカやツインターボといった大逃げをするようなタイプではなく、あくまでも前の方でレースをするという脚質です。

 

ダートでの出走がないことから、適性は芝となっていて、良馬場であればレコードを出すような走りをみせますが、重馬場では全く力がだせなくなってしまうほど脚部に不安がありました。

 

脚質を総合的にみると、産駒のサクラバクシンオーは典型的な逃げ馬なので、やはり逃げ先行タイプという見方になると考えられます。

 

騎手

サクラユタカオーの主戦騎手は、小島太騎手です。

 

小島太騎手はもともと高木厩舎に所属していましたが、師匠である高木良三氏の引退により息子に厩舎が継がれると、小島太騎手は境勝太郎氏の長女と結婚をした時を境に境氏が管理をする馬に騎乗をすることが多くなりました。

 

冠名に「サクラ」の馬名をつける馬主と境調教師の関係で、小島太騎手は完全にフリーとなって、多くのサクラ関連の馬に騎乗することになります。

 

サクラユタカオーでの鞍上では、1986年の天皇賞・秋の時の騎乗がほぼ完全であったと小島太騎手本人だけなく、境調教師も認めるほどのレースぶりになりました。

 

初年度産駒、産駒特徴

サクラユタカオーは現役時代もレコード勝ちをするなど、実力のある馬でしたが、種牡馬としての功績はとても高いと言われています。

 

サクラユタカオーは、自身が良血馬であるだけでなく、現役時代の実績なども高く評価されたことで種牡馬の初年度から多くの産駒を残しています。

 

初年度産駒の中では、ダイナマイトダディで重賞勝利という結果を残した事で、翌年からもサクラバクシンオーなどの産駒を残すことになりました。

 

これまでの内国産種牡馬の有力馬であったトウショウボーイが1992年に死亡をしたことで、内国産種牡馬として2000年の種付けを最後に引退するまで活躍をしています。

 

サクラユタカオーの主な産駒と勝ち鞍

・サクラバクシンオー  スプリンターズS

・エアジハード  安田記念、マイルチャンピオンS

・トゥナンテ  毎日王冠

・サクラキャンドル エリザベス女王杯

・ウメノファイバー オークス

・メルシータカオー 中山大障害

 

サクラユタカオーの産駒の特徴は、自身が得意とする東京2000mと同じように、主に1200mから2000mくらいでの活躍がありますが、特にサクラバクシンオーとエアジハードになります。

 

サクラバクシンオーは短距離血統としての後継血筋を受け継いでいますし、エアジハードも充分に後継者として種牡馬として活躍をしました。

 

引退

サクラユタカオーは、1986年天皇賞・秋でレコード勝ちをして、その後にジャパンカップと有馬記念に出走をしましたが、結果は6着に終わり、引退となっています。

 

引退式は翌1987年2月に得意の東京競馬場で行われました。

 

まとめ

サクラユタカオーは、脚部に爆弾を抱えていると言われるような脚に不安のある現役時代で、デビュー後は順調に勝ち進み春からの三冠が楽しみな馬だと思われましが、心配されていた脚の骨折により休養となります。

 

現役時代は脚部の怪我による休養と出走をすればレコード勝ちか惨敗ということで、名馬なのかどうかわからないと言えますが、デビューから芝1800mと芝2000mは6戦6勝という見事な実績を残しています。

 

産駒にも恵まれていますし、現役時代も種牡馬としても充分に名馬の素質はあるといえると思います。



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