競馬にはさまざまな条件のレースがあります。
それぞれの条件には特有の面白さがありますが、予想するという観点から見てみると難解な条件も存在します。
どのような条件が予想するのに難しいかは人それぞれでしょうが、紛れの起きやすいレースが予想しづらいのは皆さんもそうでしょう。
ではどのようなレースで紛れが生じるのでしょうか。
競馬予想を難しくする原因とは?
予想する上でレース展開が読みにくい場合、どんなに頭を働かせても自信のある予想はできません。
展開をもとに予想は成り立つので、蓋を開けてみないとどんなレースになるかが分からないからです。
展開を読みにくいレースの特徴はどの馬が逃げるかが分からな場合です。
逃げ馬が分かれば、そこからレースがどのくらいのラップで進み、ペースの判断も付きやすくなります。
しかし、どの馬が逃げるか分からなければレースのペースを判断することができず、レースをイメージすることができなくなってしまいます。
具体的にイメージできるレースこそ、これまでの経験値を生かして予想することができるのです。
予想が難しいレースコースはダート1000m
では具体的にレース展開の読みづらいレースにはどんな条件があげられるでしょうか。
その最たる例がダート1000mという条件です。
ローカル競馬場で実施される条件ですが、この条件は非常にレース展開を読むのが難しいです。
ローカル競馬場は基本的に小回りなのでダート1000mではスタートから3コーナーまでの距離が非常に短くなってしまいます。
出走馬は3コーナーまでに良いポジションを確保しようとして先行争いがはげしくなります。
そのためスタートでダッシュが付かなかった馬はその時点で争覇圏から脱落してしまいます。
また差し馬や追い込み馬でも先行争いに加わる場合が多くあります。
このような先行争いをレース前から予想することは不可能に近いと言って良いでしょう。
この先行争いを読み切ることがダート1000mでは必要不可欠なので、最も予想するのが難しいレースと言えるでしょう。
ダート1000mのレースを予想するにはどうしたら良いか?
ローカル開催が本格化する夏競馬ではダート1000mのレースが毎開催日行われます。
ダート1000mのレースは予想しないのも手ですが、どのように予想すれば良いか考えてみたいと思います。
先ほども触れた通り、どの馬が先行するか読み切れないのが予想を難しくしている原因なので、無理に先行する馬を予想するのは止めた方が良いでしょう。
そこで注目したいのが、過去のレース実績です。
どんなに大敗していても、そのレースでどのようなレースをしていたかがヒントになります。
スタートから馬なりで先行集団に取り付ける馬はそれだけダッシュ力があることになります。
このダッシュ力はダート1000mという条件では大きな武器になります。
差し馬や追い込み馬でもスタートの上手な馬はいます。
そうした馬がダート1000mに出走してきたら、先行することを警戒しなければなりません。
難解なレースを予想するヒントは過去のレースにあると言って良いでしょう。
それでもダート1000mの予想が難しいことには違いありませんが、1つの突破口になると言えるでしょう。
まとめ
ダート1000mの予想が難しいと感じている人は少なからずいることでしょう。
そうしたレースを当てることほど気分の良いことはありません。
そのためには出走馬の特徴を十分に把握しておかなければなりません。
これまで述べてきたことはあくまで一例に過ぎませんが、このような予想の難しいレースには自分なりの攻略法を確立しておくことが必要です。
攻略法を確立できれば、難しいレースに対する苦手意識は払拭され自分の予想に自信を持つ事もきっとできるでしょう。