ここでは日刊競馬の競馬記者飯田正美についてどのような人物で、実績、競馬の予想スタイルなどをご紹介いたします。
飯田正美とは
1951年1月22日生まれ、山口県出身、早稲田大学卒、競馬専門紙「日刊競馬」のベテラン記者であり、看板記者としてTV出演をすることも非常に多いです。
これまでの出演番組、人物像について
「中央競馬ハイライト」(2002年~)、「『LIVE&REPORT 中央競馬中継』(2011年~)「金曜競馬CLUB』(2012年~)などに出演。
自身で「自分はテレビ向きじゃない」というようにボソボソっと小声で話す語り口調が特徴です。
ただし、コラムなど文章を書いた時の切れ味は別物で、TVのおとなしい印象は飯田記者の本質ではない印象を受けます。
また、日刊競馬のCMにも登場しています。
そのCMに使われるキャッチコピーは以下の2点
・「毎日が競馬だから、あなたに伝えたいことがあります。」(双眼鏡編)
・「競馬の芯を、捉えるぞ。」(天気予報編)
まさに「日刊競馬」の看板記者といえる存在です。
著書について
以下の3つの著書があります。
・競馬黄金メソッド6―飯田式馬券必勝ポイント! (大泉書店)
・血統AtoZ―国内・海外種牡馬814頭のデータ収録(日本短波放送)
・競馬必勝講座(ベストブック)
TVの予想番組ではあまりその側面を感じないのですが、血統に関する知見はかなり高い記者といえます。
血統予想が好きな方にはぜひ読んでいただきたいです。
また、著書ではありませんが、メールマガジン「飯田正美の競馬雑感」はその視点、文章力から人気を博しています。
飯田正美の予想は当たる?過去の的中実績、予想スタイル
一言でいえば、ド本命の競馬ファンからすると「面白くない」予想をするのが飯田正美記者です。
以下の数値は2010年の飯田記者の成績です。
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- 回収率75.35%
- [的中率]44.71%
- [◎連対率]46.20%
- [◎3着入着率]58.60%
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上記の数値を分析すると、的中率は50パーセントに近い数値を叩き出している、本命連帯率、本命複勝率については60パーセント近い数値を叩き出しています。
にも関わらず、回収率が80パーセントを超えていません。
この分析からすると、当たるけどオッズが低い、すなわち本命ばかり狙い、当たりはするが払い戻しが低いということが容易に想像されます
実際、チバTVの番組で飯田氏の予想をみても「そのまんま一番人気やんけ!!」と突っ込みをいれたくなるような本命を上げられます。
おそらく、つきつめていけば人気馬を買うことが成功の秘訣なのだろうし、飯田氏の豊富な知識、経験からくるので当たりはするのでしょうが、物足りなさを感じてしまいます。
まとめ
看板記者でありながら、人前で話すのが苦手、しかし豊富な知識、確実な予想ぶり、また文筆家としての側面もあり、個人的には「教授」といっても過言ではない存在だと思います。
面白味はありませんが、豊富なバックグラウンドと確実な予想は競馬ファンとして確実に参考にしていただきたい予想家です。