ブラッドスポーツとも呼ばれる競馬において、その血統は競走馬の活躍において非常に重要な要素となってきます。
その中でも特に奇跡の血量と呼ばれる割合があります。
今日はその奇跡の血量と、奇跡の血量を持ち活躍した・活躍中の馬を見ていきたいと思います。
奇跡の血量とは?
3代目と4代目に同一の祖先を持つと血量がその祖先の18.75%となるが、こうした馬が過去の名馬に不思議と多く、奇跡の血量とよばれている。
昭和35年に無敗で皐月賞とダービーを制したコダマがブランドフォードの18.75%の血量であったことから、日本でもこの配合がもてはやされた。
最近の例としては、トウショウボーイ、マックスビューティなどが挙げられる。もっともそうした馬が全て走るというわけではなく、走る馬に多く見られる、ということ。
(JRAホームページより引用 http://jra.jp/kouza/yougo/w474.html)
奇跡の血量を持った歴代競走馬一覧
コダマ:ブランドフォードの18.75%の血量
皐月賞、東京優駿(1960年)
トウショウボーイ:ハイペリオンの18.75%の血量
皐月賞、有馬記念(1976年)、宝塚記念(1977年)
マックスビューティ:ナスルーラの18.75%の血量
桜花賞、優駿牝馬(1987年)
ヴィクトワールピサ:ヘイローの18.75%の血量
皐月賞、有馬記念(2010年)
ブエナビスタ:ニジンスキーの18.75%の血量
阪神ジュベナイルフィリーズ(2008年)、桜花賞、優駿牝馬(2009年)
オルフェーヴル:ノーザンテーストの18.75%の血量
皐月賞、東京優駿、菊花賞、有馬記念(2011年)、宝塚記念(2012年)
ストレイトガール:ヘイローの18.75%の血量
ヴィクトリアマイル、スプリンターズS(2015年)、ヴィクトリアマイル(2016年)
奇跡の血量を持った現役競走馬一覧
ロゴタイプ:ヘイローの18.75%の血量
朝日杯FS(2012年)、皐月賞(2013年)、安田記念(2016年)
ワンアンドオンリー:ヘイローの18.75%の血量
日本ダービー(2014年)
まとめ
奇跡の血量とは何か?そして、その血量をもつ歴代、現役の活躍馬について見てきました。
この奇跡の血量は日本だけではなく、世界的にもこの血量をもつ数多くの馬が活躍をしています。
日本でも1960年に注目をされてから多くの奇跡の血量をもつ競走馬が活躍し、その活躍は競馬史に残るものです。
今後の予想の際に今まで、あまり血統を気にしなかった方もぜひ注目をして見てください。