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優馬の見方、特徴、発売日、販売店 予想の的中率は?

優馬(ゆうま)は創刊1966年、中光印刷株式会社(東京都豊島区高田1丁目12-14)が発行している中央競馬専門紙です。

 

以前はホッカイドウ競馬版も発行していましたが、現在は東京都を中心に発売されています。

 

2010年にそれまでの『1馬』から『優馬』に改称しており、シンボルカラーはスカイブルーで競馬新聞スタンドでも目立ちます。

 

 

優馬の特徴

馬柱は縦組み、日本競馬新聞協会加盟紙であるため、毎週中央競馬開催日(通常土・日曜日)の夕方から首都圏や関西の駅売店・コンビニ、競馬場・ウインズの競馬新聞スタンドで販売されています。

 

また電子出版e-SHINBUNでも購入可能です。

 

1950年創刊の『競友』は『優馬』の発行元である中光印刷の傘下に入ったため、『優馬』とは兄弟紙となっています。

ちなみに『競友』は『優馬』とは異なり首都圏のみの販売です。

 

『優馬』も『馬三郎』、『競馬エイト』などと同様に開催全レース(最大36レース)を網羅しています。

 

メディア関連では『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』でレース解説者、パドック解説者にトラックマンが多数出演していて、佐藤直文,武井友彦,久光匡治,中邑茂,須藤大和が出演、『優馬』の色合いが濃く出ている番組になっています。

 

優馬本紙とは直接関係はありませんが、発行元である中光印刷の社長を務めた竹國弘は「セイコー」の冠名を使用する中央競馬の馬主でもあり、2014年のアイビスサマーダッシュGⅢを制した『セイコーライコウ』を所有していました。

先日亡くなられた競馬コラムニストの清水成駿も優馬の記者でした。

 

優馬の特徴の一つにあげられるのは新聞が分冊されていることです。

各場1レースごとに、どのように予想するにしても新聞が読みやすくなっているので、読者からの評判はすこぶる良いようです。

 

紙面での人気のコーナーは“セイコー馬券教室”や、“馬連ABC作戦”で、共に講読者からの支持が厚く、的中率も高く人気が有ります。

 

トラックマンや想定班の馬柱の印ですが、中穴から大穴狙いが多いように見受けられ、タイプ的には的中率より回収率に重きを置いているようです。

 

 

Web版優馬

優馬が運営しているウェブサイトは、他の競馬新聞のウェブサイトと比べてコラム記事が多いのが特徴です。

 

トラックマンの座談会やレース回顧をトラックマン自身が解説するなど、データ重視よりも読み物としての存在感を感じさせます。

 

また、メイクデビューのレースから来年のクラシックを占う2歳馬チェックは、データの少なさで頭を悩ます、2歳限定重賞の予想には多いに役立つコラムとデータだと思います。

 

『優馬』と言う競馬新聞は元社長が馬主であったりと予想だけに偏った新聞構成をするのではなく、競馬を楽しく読者に伝えると言う意識が強く出ている専門紙と言えます。

 

この部分が『優馬』マニアと呼ばれる読者を産んでいるのだと考えられます。

 

少し専門紙としては異色と言えますが、予想の回収率は他紙以上の評価を受けている『優馬』は読んで損をしない1紙と言えるでしょう。

 

 

トラックマンの予想の腕前は?

ここからは、優馬のトラックマンたちの予想の実力を過去の実績から見極めていきたいと思います。

 

競馬新聞の命ともいえる馬券予想の腕前はどの程度なのでしょうか。

ウェブサイト内で公開されている予想を参考にして、優馬トラックマンの予想の実力をみていきます。

 

 

2016年・朝日杯フューチュリティステークスの予想

2戦2勝の牝馬・ミスエルテが単勝オッズ2.4倍の抜けた1番人気に支持されたレースでしたが、優馬のトラックマンたちはどの馬に本命を打ったのでしょう?

 

田崎 ⇒ ダンビュライト

武井 ⇒ ダンビュライト

坂倉 ⇒ ダンビュライト

久光 ⇒ ダンビュライト

佐藤 ⇒ ミスエルテ

西田 ⇒ ミスエルテ

小桧山 ⇒ ミスエルテ

加茂 ⇒ サトノアレス

須藤 ⇒ モンドキャンノ

中邑 ⇒ トラスト

持木 ⇒ タガノアシュラ

吉田 ⇒ クリアザトラック

木谷 ⇒ トリリオネア

デスク ⇒ クリアザトラック

 

他の競馬専門紙やスポーツ新聞ではミスエルテに本命を打つトラックマンが多かったのですが、優馬のトラックマンの中では2番人気(4.5倍)のダンビュライトの方に人気が集まっていました。

 

馬券の買い目も公表されていますので、推奨した馬券が的中しているのかどうかを調べてみましたところ、残念ながら馬券を的中させたトラックマンはゼロ…。

 

サトノアレスとモンドキャンノの本命を打った記者はいましたが、相手選びに失敗してしまい、馬券を的中させることができませんでした。

 

単勝オッズが一桁台の上位人気馬が総崩れとなって、三連単の配当が221,200円という波乱決着になったレースでしたから、的中できなかったのも仕方ないのかな、と考えています。

 

でも、フランケル産駒の牝馬・ミスエルテが過剰人気になっていた中で、ミスエルテに本命が集中しなかったところは評価できるのではないでしょうか。

 

WEBサイト上での座談会では、ミスエルテのイレ込み癖や馬体重を減らし続けていることを気にするコメントが出ていて、ミスエルテの不安要素をズバリ言い当てていたのです。

 

上位人気馬の弱点を突くことは競馬ファンが予想する時にも必要ですので、ミスエルテの不安点を指摘していた優馬のトラックマンはしっかりとした予想力を持っているといえるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

堅実な予想を展開する競馬新聞が多い中、優馬には中穴~大穴狙いのトラックマンが多数在籍しています。

 

的中率を犠牲にしてでも回収率アップを狙いにいくという予想家が多いので、穴党の競馬ファンの皆さんにとってはとても頼りになる新聞になるのでは?と思っています。

 

また、優馬のWEBサイトは競馬初心者の方でも読みやすいコラムがたくさん存在していますから、競馬初心者の方は新聞を買う前にWEBサイトで優馬の特徴を探ってみるのも良いかもしれません。

 

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