競馬で馬券を購入する際に一番重要なことはなんだと思いますか?
それは、負けないことです。
こういう風に言うと、あたりまえだろと怒られそうですが、意外とこれが出来ない人が多いのです。
競馬は控除率の関係から長く取り組んでいると自然と負けてしまうようにできていますがその中でも少数ながら確実に収支を上げている人がいます。
その人たちは一貫して負けないための考え方を身につけています。
では、どういう風に馬券を購入するのか?また、どういう姿勢で馬券に取り組むのか?
今回は馬券で負けないため取り組むべきことを10点ほど紹介したいと思います。
馬券で負けないことを意識する
競馬で負けたくない、それは誰もが思っていることです。
レースで馬券を購入するにはもちろんお金を賭けるわけですから、誰もそれを無駄にしたいとは思わないでしょう。
また、馬券を買う以上は大きな配当に期待する気持ちもあります。
しかしながら競馬には、絶対に100%勝てるというレースはありません。
その中でいかに負ける数を減らす、もしくは大敗を無くすことが大切になってくるのです。
馬券を買わない
究極的な話をすると馬券を購入しなければ競馬で負けることは100%ありません。
競馬で負けるということは馬券が外れるということです。つまり馬券を買わなければ負けることは絶対にないのです。
もちろん馬券を買わなければ勝つこともありませんが、競馬で負けている人の多くは興味のないレースやそこまで予想に時間を割かなかったレースを購入して負けを重ねているのも事実です。
確かに競馬場や場外馬券売り場で馬券を購入すると手持無沙汰の観念から余計なレースに手を出しがちですが、勝負レースで負けるのならまだしも、惰性でレースを購入するのは典型的な負けパターンであるといえるでしょう。
まずはむやみやたらに馬券を購入しないことが負けないことの第一歩なのです。
勝負するレースを徹底的に絞る
では実際にどのように馬券を購入するかというと、最初にその日のレーシングスケジュールをチェックして、勝負したいレースをいくつかピックアップします。
勝負したいレースは人によって様々だと思います。
例えばG1レースはなにがなんでも購入するという人もいればメインレースは全て購入する方もいるでしょうし開催される全てのレースに手を出す人も中にはいるでしょう。
しかし、上記の買い方を毎週行っている人はほぼ例外なく馬券で赤字になっています。
なぜならメインレースやG1レースというのは実力が似たり寄ったりの馬が揃うため予想が非常に難しくなるからです。
分かりやすく説明するなら出走する全ての馬がアーモンドアイだとしたらどのアーモンドアイが1着にくるか全く分からないでしょう。
競馬は昇級システムが導入されていてレースに勝つ、もしくは賞金を加算することでクラスが上がり、似た実力同士の馬でレースする仕組みになっています。
その中でもメインレースは実力の似合った強い馬が揃うため予想が難解になりがちになります。
また、全レースに手を出すのも馬券で収支を上げるにおいてはおすすめできません。
なぜなら競馬は勝つ確率よりも負ける可能性のほうがはるかに高いからです。
収支を気にせずにギャンブルとして競馬を楽しむのであればメインレースやG1に手を出したり全てのレースに手を付けてもいいでしょう。
しかし、競馬で収支をあげたいのであれば少なくともレースを厳選する必要があります。
勝負レースは1レースに1つから2つ
理想は一日に賭けるレースは1レースから2レースに絞ってほしいです。
先ほどもお伝えしたように競馬はレースに手を出せば出すほど勝つ可能性よりも負ける可能性のほうが高くなるからです。
また、競馬はパチンコやスロットと違って1レースにいくらでも賭けることができるため、複数のレースに少額を賭けるよりも狙った一つのレースに大金を注いだほうが収支を上げやすいのです。
では、どのようなことを意識しながらいいのでしょうか?
出走馬は毎週変わるため完全な答えを見出すのは難しいですが、馬券内に絡む馬を見分けるポイントと勝率を上げるためのレース選びを3点ほどお伝えしましょう。
レース選びのポイント① 抜けた馬が存在するレースを買う
レースプログラムは新馬戦から未勝利戦、条件戦に重賞戦と一日で様々な条件下のレースが施行されています。
その中には圧倒的に抜けた馬が存在するレースもあればどの馬も実力が似たり寄ったりでオッズが割れているレースもあります。
負けないためのレース選びで大切なのは抜けた馬がいるレースを買うことです。
馬券は上位3着以内に来る馬を予想して購入します。極端な話、上位に入選する馬が分かればその馬を購入することで馬券は的中します。
先ほどのアーモンドアイの例を掘り下げると、全頭がアーモンドアイのレースと新馬戦の中に一頭だけアーモンドアイがいるレースでは後者のほうが予想しやすいでしょう。
競馬は当日の馬場や展開によって強い馬でも負けること、逆に能力の低い馬が勝つときもありますが抜けた馬は大崩れする可能性が低く、馬券を購入しやすいのです。
レース選びのポイント② 小頭数レースを買う
1日のレースによってはフルゲートである18頭立てで開催されるレースもあれば10頭以下で開催されることも多いですよね。
単純に負ける可能性を減らすのであれば10頭以下の小頭数のレースを購入することをオススメします。
なぜなら多頭数よりも小頭数レースのほうが勝率が高いからです。
単勝馬券で例を挙げます。単勝の組み合わせは出走頭数に応じて変わります。
JRAのレースにおける最大出走可能頭数は18頭で、18頭立ての単勝の組み合わせは18通りです。
18頭立てにおける単勝の的中率は5.5%ほどです。
ところが10頭立てのレースにおける単勝の組み合わせは10通りで、確率で見ると10%です。
このように出走頭数が減るだけで的中率は高くなるのです。
頭数が多ければその分オッズが分散しがちなので配当妙味は確かに高くなりますが馬券は的中しなければ一円も還元されません。
頭数の少ないレースというのはそれだけ的中率が高くなり、多頭数レースと比較して負ける可能性がグンと減るのです。
レース選びのポイント③ 人気を信じること
人気を信じるのも馬券購入における一つの方法でしょう。
人気は馬券購入者の支持によって変動し、一番人気の馬は一番馬券が売れているから一番人気になります。
馬券購入者は多くのロジックを用いて馬券予想されているわけですから人気する馬には勝ち切れるだけの根拠があるのです。
競馬における予想ファクターの種類は膨大にあるため時には頭を抱えたくなることもありますが、シンプルに馬券購入者から支持を集めている人気馬に便乗するのも一つの予想スタイルだといえるでしょう。
的中率の高い券種を買う
競馬では数多くの馬券が発売されていますがその中でも最も人気のある券種は三連単です。
確かに三連単は4レースのうちの3レースが万馬券になるといわれるほど配当妙味の大きい馬券です。また、万馬券どころか10万馬券、100万馬券になることもザラです。
100円が10万円にも100万円にもなるのは非常に魅力的ですよね。そのことから全馬券種の売上の3割近くを三連単が締めています。
しかし、競馬で負けないことを意識するのであれば三連単はいささか非合理的な馬券です。
なぜなら三連単は組み合わせ数が膨大に存在するため、的中率が非常に低いからです。
競馬で負けない取り組みを行うのであれば的中率の比較的高い馬券を購入する必要があります。
例えば単勝や複勝は1頭の馬を決めるだけで購入できるため予想しやすく、また、的中率も券種の中では高いですね。
ワイド馬券は選んだ2頭の馬が馬券内に絡むことで配当が得られる券種で単勝や複勝よりは的中率は低いものの、2頭以上の馬を絡める複合馬券においては最も的中率が高いです。
このように的中率の高い券種を馬券に取り組むことで負ける確率を大幅に下げることができるのです。
的中率の高い単勝か複勝か、それともワイドで購入するかは出馬とその日のコンディションを見ながら検討していただければいいでしょう。
勝ったら撤収
レースを絞り切ったうえで馬券を的中したらそれは素晴らしいことです。
競馬で負けないためには極力購入するレースを抑えることが大切です。
そして、狙ったレースで的中したらよほどのことがない限りはそこで撤収することに努めてください。
競馬は馬券を買わなければ負けることはありません。そのため一度馬券を的中させてしまえばそのまま勝ち逃げすることができます。
もし他にも狙い目のレースがあるのであれば別ですが狙い撃ちできるレースは一日の中でもほとんどないくらいなので勝てば引くくらいに取り組まれても問題ありません。
なぜなら競馬はよほどのことがない限りは毎週週末に開催されるため時間をかけてじっくりと狙えるレースを探したほうが良いのです。
熱中する気持ちを抑える
一度競馬で勝つと
「今日は調子がいい」
「今日は運気がある」
といった解釈を勝手に持ってしまう人がいます。
競馬は的中したら楽しくなるためついついのめりこみがちになりますが、一日のレースのほとんどは1着に馬が絞れないほどに難しいものが多いです。
競馬はしっかり予想に取り組むのならまだしも感情で勝てるほど甘いものではありません。
調子がよくてものめり込みすぎないようにすることが負けない競馬において大切になるのです。
まとめ
いかがでしたか。
ここで紹介した内容はほんの一例で、実際に競馬で負けない方法はもっとたくさんあります。
また、競馬で負けない方法ばかりでなく競馬で勝つための方法も存在します。
ここ最近馬券で調子を落としている人はここで紹介したことを一度試していただき、独自のロジックに発展していけたらと思います。
当記事が馬券収支において少しでも貢献出来たら幸いに思います。
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