馬券の買い目を検討する時に必要なものといえば、競馬場やウインズ、競馬場近くのコンビニなどで販売されている競馬新聞ですよね。
でも、日本の競馬新聞は種類が多すぎますから、「どの競馬新聞が自分に合うのかどうか分からない…」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、中央競馬(JRA)の予想を展開している競馬新聞それぞれの特徴や予想スタンスなどを徹底比較していきます。
競馬初心者の方にも理解していただけるよう、分かりやすく解説していますので、どうぞお楽しみに!
スポーツ新聞の値段、特徴、的中率
スポーツ報知(140円)
馬柱の中に記載されている過去の着順を分かりやすく色分けするなど、競馬新聞に慣れていない方に配慮した紙面を展開。
関西テレビの競馬実況アナウンサーとして長年活躍してきた杉本清さんの馬券予想が掲載されているほか、有能なトラックマンたちが馬券に役立つ情報をたくさん提供しています。
初心者必見!スポーツ報知の競馬欄の見方、値段、特徴は?杉本清の予想に注目!
スポーツニッポン(140円)
「万哲」こと小田哲也記者や森本オサム記者といった穴予想を徹底しているトラックマンが在籍しています。
一発逆転の馬券を狙っている方や穴予想の勉強をしたいと考えている方にピッタリの競馬新聞です。
予想以外にも、血統評論家・亀谷敬正さんや海外競馬に詳しい合田直弘さん、武豊騎手、小牧太騎手といった著名な方々によるコラムも展開されています。
サンケイスポーツ(140円)
予想に使える情報をたくさん提供しているだけではなく、紙面の読みやすさが業界トップクラスの競馬新聞です。
東の本紙予想担当・水戸正晴記者のほか、BS11の中継でおなじみの板津雄志記者や馬券を当てまくる新人トラックマン・山口大輝記者など、魅力的な予想家がそろっています。
サンスポ競馬の見方、特徴、予想は当たる?板津雄志の予想に注目!
デイリースポーツ(140円)
他のスポーツ新聞に負けないくらいの情報量を誇っているほか、頼りになる予想指数「スピード指数」を提供。
『ウイニング競馬』でおなじみの豊島俊介記者やWIN5予想が得意な小林正明記者など、確かな予想力を持つトラックマンが勢ぞろいしています。
デイリースポーツ競馬の見方、値段、予想的中率は?スピード指数に注目!
日刊スポーツ(140円)
多くの競馬ファンが馬券予想の参考にしている「コンピ指数」でおなじみの競馬新聞。
他のスポーツ新聞よりもやや情報量が少ないという弱点こそありますが、精度が高い情報を数多く提供していますし、元騎手・佐藤哲三さんの予想コラムも読むことができます。
コンピ指数で馬券的中!日刊スポーツ競馬の見方や特徴、値段
日本経済新聞(160円)
ラジオNIKKEI競馬中継で鋭い解説を披露している野元賢一記者と関根慶太郎記者の予想が披露されています。
紙面だけではなく、日本経済新聞の競馬サイトも充実していて、読み応え十分な競馬コラムを見ることができます。
日刊ゲンダイ(140円)
調教師や調教助手など、出走馬陣営のコメントが数多く掲載されている夕刊紙です。
看板トラックマンだった片山真さんは退社してしまいましたが、橘正信記者や外山勲記者があっと驚く穴予想を披露しています。
日刊ゲンダイ競馬の予想は当たる?見方や特徴、橘正信の大穴予想に注目!
東京スポーツ(140円)
『ウイニング競馬』に出演中の虎石晃記者や的確な予想力を持つ舘林勲記者など、個性豊かな予想家が名を連ねている夕刊紙です。
メジャーリーガーの田中将大投手や爆笑問題の田中裕二さんなど、誰もが知っている有名人の予想も見ることができます。
虎石晃の予想を見よう!東スポ競馬の見方や特徴、値段、予想の的中率は?
夕刊フジ(140円)
競馬界きっての穴予想家として知られている水谷圭助記者、堅実な予想が得意の「大王」こと森田実記者といった人気トラックマンが所属している夕刊紙です。
本命党から穴党まで、様々なスタイルを持つ予想家がそろっていますので、夕刊フジを読んで自分の予想スタイルを見つけてみるのも良いかもしれません。
夕刊フジ競馬の見方、発売日、予想は当たる?おすすめ記者を紹介!
競馬専門紙の値段、特徴、的中率
競馬エイト(500円)
『みんなのKEIBA』でおなじみの松本ヒロシ記者を筆頭に、回収率重視の予想をするトラックマンが数多く所属している競馬新聞です。
的中率よりも回収率を上げることをテーマにして馬券を買っている方々にとっては馬券の教科書のような存在になります。
競馬エイトの見方、発売日、値段は?予想のスタンス、的中率も紹介。
競馬ブック(500円)
数ある競馬新聞の中でも情報量の多さは群を抜いている競馬新聞です。
堅調な予想を披露することが多いので、穴党の方にとってはちょっと物足りない新聞になるかもしれません。
でも、予想の基本を学ぶことができますから、自身の予想力を高めたい!とお考えの方はぜひご利用ください。
競馬ブックの見方、値段、発売日、詳細情報を紹介!予想の的中率は?
日刊競馬(470円)
日本競馬界の大御所・柏木集保さんが編集長を務めている競馬新聞です。
本紙予想担当で堅実な予想を展開する飯田正美記者のようなタイプもいれば、穴狙いを徹底している宮崎秀一記者のようなタイプもいる、という個性派のトラックマンばかりが在籍しています。
初心者にもおすすめ!日刊競馬の見方、特徴、発売日、予想の的中率は?
研究ニュース(500円)
典型的な本命党だった星野英治さん、上位人気馬に逆らうことを徹底していた池田勇孝さん、といった著名なトラックマンが在籍していた競馬新聞です。
豊富な情報量を誇るのはもちろん、レース展望がとても分かりやすく、多くの競馬ファンから根強い支持を得ています。
優馬(500円)
2010年までは『1馬』という名称だった競馬新聞です。
読みやすい紙面構成になっているだけではなく、絶妙な穴狙いをするトラックマンが多く在籍しているところが大きな特徴。
穴党の方なら必ずチェックしておきたい競馬新聞になります。
勝馬(470円)
◎や○などの印で厩舎情報の良し悪しを判断する、という他の競馬新聞には存在していない要素を紙面に組み込んでいます。
2着以内に入る可能性を示している「単指数」というオリジナル指数を展開しているところも大きな特徴です。
競馬新聞「勝馬」の見方、発売日、値段。予想は信頼できる?的中率は?
競友(500円)
本紙予想を担当している渡辺芳徳記者をはじめ、山下優記者、前田智基記者といった腕利きの予想家が勢ぞろいしている競馬新聞です。
調教時計や厩舎コメントなど、レースに役立つ情報もたくさん掲載されています。
馬サブロー(500円)
紙面には馬券予想の参考になる情報がたくさん掲載されていますが、専用のスマホアプリを提供するなど、様々な角度からアプローチをかけている競馬新聞です。
競馬好きで知られている歌舞伎役者・市川海老蔵さんも有馬記念などのビッグレースで馬券予想を展開しています。
馬三郎の特徴。電子版デイリー馬三郎の特徴、値段、予想の的中率は?
競馬ニホン(450円)
ラジオNIKKEI第2のパドック解説でおなじみの辻俊典記者や厩舎への徹底した取材で得た情報を予想印に反映している豊沢信夫記者など、確かな予想力を持つトラックマンがそろっている競馬新聞です。
本命党のトラックマンが多いのですが、一発逆転を狙う馬券を組み立てている門田光夫記者は異彩を放つ穴党として知られています。
まとめ
ここまでスポーツ新聞と競馬専門紙を値段、特徴、的中率などの観点から比較してきました。
1部140円前後で販売されているスポーツ新聞は、看板トラックマンたちが披露する馬券予想が見られるだけではなく、有名な競馬評論家や芸能人によるコラムも展開されています。
一方、1部500円前後の競馬専門紙は、豊富な情報量と個性的なトラックマンによる充実した馬券予想を武器としています。
競馬初心者の方はまず値段が安いスポーツ新聞で競馬新聞の読み方に慣れるところから始めましょう。
いきなり競馬専門紙に手を出すのではなく、「スポーツ新聞の情報だけでは物足りない!」と感じた時に競馬専門紙へ乗り替わることをおすすめします。
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