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函館競馬場のレース傾向と特徴は?初心者でも使える攻略法

函館競馬場コース図

出典:jra.jp

 

函館競馬場は夏競馬の始まりと同時に開催がスタートする競馬場で、過去にエリモジョージやサッカーボーイという名馬を輩出した函館記念や中央競馬最初の2歳重賞となる函館2歳ステークス、といった名物レースが行われます。

 

注目レースが目白押しな函館競馬場ですが、中央競馬でただ1つ海を一望できるスタンドを持つ競馬場で、競馬ファン以外の方も満喫できるスポットがたくさんある競馬場として知られています。

 

ここでは函館競馬場コース別のレース傾向と特徴、初心者の方でも使える馬券攻略法をご紹介します。

 

芝コース

 

函館競馬場の芝コースは札幌競馬場と同様に、野芝よりもスタミナタイプの馬が台頭しやすい洋芝を採用しています。

 

直線の長さはAコースとBコースで262.1m、Cコースで264.5mとなっていて、札幌競馬場とほぼ同じ長さになっています。

 

予想する際には函館競馬場での実績はもちろん、コース形態が酷似している札幌競馬場での実績も忘れずにチェックしてください。

 

1000m

 

向正面にスタートゲートが置かれていて、競馬場を半周します。

距離が短いですから、何よりも先行力の有無が問われるコースです。

 

2歳の新馬戦のみの開催となっていますので、1000mで良い勝ち方を見せた馬は函館2歳ステークスでも要注意です。

 

1200m

 

2コーナーのポケット地点からスタート。

最初のコーナーに入るまでの距離が489mと長いだけではなく、上りが続く事から短距離戦らしい超ハイペースにはなりにくいコースです。

 

開幕週や開催2週目は内枠・先行馬が有利な状況が続きますが、馬場が傷みだすと、荒れた馬場を通らない外枠の馬や差し馬の台頭が目立つようになります。

 

各週の馬場の傾向には十分注意してください。

 

1800m

 

スタートゲートはスタンド前に置かれていて、1コーナーに入るまでの距離が276mと短め。

逃げ馬や先行馬が何頭いるのかによりますが、基本的には遅い流れでレースが展開します。

 

コーナーを4度回りますから、内ラチ沿いを通りやすい内枠の馬や先行馬が有利なコースです。

 

2000m

 

4コーナーのポケット地点からスタートが切られます。

1コーナーに入るまでの距離が476m、と1800mよりも200m長いため、先行争いが激化する事も珍しくありません。

 

1800mと同じく、コーナーを4度回る事もあり、内枠の馬と先行馬が有利なコースです。

 

差し馬を狙いたい場合は札幌競馬場など小回りコースでの実績の有無を確認してください。

 

2600m

 

向正面からスタートするコースで、コーナーを6度回ります。

 

コースロスの少ない内枠の馬が有利なのは間違いありませんが、洋芝の長距離戦ですから、とにもかくにもスタミナの有無が重要視されるコースです。

 

 

ダートコース

 

重賞こそ開催されませんが、3種類のコース形態しかありませんので、それぞれのコースの特徴をしっかりつかんでおけば、軍資金稼ぎにはもってこいの条件になります。

 

直線の長さは260.3mで、札幌競馬場とほぼ同じ。

芝と同じく、コース形態がそっくりな札幌競馬場での実績にも注目しましょう。

 

1000m

 

2コーナー付近のスタートゲートが置かれているコースです。

 

全体の距離が短いだけではなく、直線の距離も短いですから、ハイペースが予想される時でも逃げ馬と先行馬は軽視できません。

 

スタートが失敗したら終わりのコースですから、各出走馬のスタートセンスの有無をVTRで確認しておきましょう。

 

1700m

 

スタート地点はスタンド前。

最初のコーナーに入るまでの距離が329mで、逃げ馬の出方次第ではハイペースになる事も考えられるコースです。

 

先行馬が有利な展開になるのか、それとも差し馬が台頭する展開になるのかを事前に想定してから馬券を組み立ててください。

 

2400m

 

向正面からスタートして、6度コーナーを回ります。

函館競馬場で唯一、スタミナタイプのダート馬が出走するコースです。

 

スタミナの消耗戦になる事がほとんどで、単調な逃げ馬や先行馬は苦戦。

でも、後方待機馬が好走する可能性は低く、道中で器用に動ける馬が優位に立てます。

 

 

連闘馬に注意!

 

函館競馬場のレースに出走する馬の多くは事前に函館競馬場に入厩していて、1度函館競馬場のレースに出走した馬は次のレースに出走するために函館競馬場に滞在します。

 

いわゆる「滞在競馬」というやつですね。

 

滞在競馬のメリットはレース前に長距離輸送をしなくて済む事。

他の競馬場では長距離輸送で馬体を上手く調整できない馬であっても、滞在競馬であれば本来の実力を発揮しやすくなります。

 

また、長距離輸送が無いため、2週連続でレースに出走する「連闘」をかけてくる馬も多数出てきていて、意外と連闘した馬の好走が目立っています。

 

特におすすめしたいのが前走の成績が振るわなかった連闘馬の巻き返し。

前走の成績が悪い馬は人気薄になる事がほとんどですし、連闘馬は人気の盲点になりやすいですから、穴馬券を狙いたい方は連闘馬に注目してみるのはいかがでしょうか。

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