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未勝利,500万下,1000万下ってなに?競馬のクラス分け、条件と賞金

馬の写真

 

 

今回は競馬のクラス分けについて、説明します。

 

今回の記事は初心者の方には少し難しい内容になっていますので、もしわからなければ、「あー、クラスが分かれているのだなあ」ぐらいの認識で大丈夫です。

 

 

そもそもなぜクラス分けをするの?

それは

 

上のクラスの馬と下のクラスの馬は同じサラブレッドでも能力が違いすぎるから

 

です。

 

野球で例えるならば、大リーグのチームと日本の高校野球チームが戦うようなものです。

 

絶対に勝てないでしょう。

 

 

そのようなことが起きてしまうと、競争として成立しなくなるので、クラス分けを行っているという訳です。

 

ではクラス分けにはどのような種類があるのでしょうか??

 

一般的なクラス分けを説明しますと、

 

一般的なクラス分け

 

G1

G2 

G3

オープン

1600万下

1000万下

500万下

未勝利 新馬戦

 

このようになっています。

 

 

最初は未勝利戦か新馬戦からスタートし、勝つごとに500万下、1000万下と上がっていきます。

 

日本の競馬は勝たないと、クラスを上がることができません。

 

つまり、勝てないと、一生未勝利のままで終わります。

 

しかも3歳の10月までに1回も勝てないと、基本的には引退となります。

 

全競争馬の中で、新馬戦、未勝利戦を1回でも勝てる確率は3割ちょっとです。

 

さらに、500万や1000万と勝っていって、ようやくG1に出られるのです。

 

G1に出る馬、さらにはそこで勝つ馬がいかに優秀か、お分かりになったと思います。

 

 

本賞金と収得賞金について

続いて、本賞金と収得賞金について説明します。

 

本賞金とはJRAホームページによると、競走馬がレースにおいて、1着から5着に入着した際に獲得する賞金のことです。

 

一方、収得賞金は基本的に1着、(G3,G2,G1は2着以上)を取らないとこの賞金は加算されません。

 

そして、クラス分けとはこの収得賞金で分けられているのです。

 

なので、いくら2着を続けてもその競争が重賞でなければ、一生未勝利で終わることがわかったと思います。

 

参考までに、どの競争がどれくらいの収得賞金なのかを貼っておきます。

競馬のクラス別賞金表

http://jra.jp/kouza/yougo/w541.html より

 

 

降級について

一般的には1000万下の馬は1000万下以上のレースにしか出ることができないのですが、あることがきっかけで、500万下のレースに出られることもあります。

 

それが降級という制度です。

 

これは夏競馬が始まる前に4歳馬の収得賞金が半分になる制度です。

 

上の表を参考にして、説明しますと、

 

例えば、未勝利、500万を勝った馬の収得賞金は400万+500万で900万です。

 

なので、1000万下のクラスです。

 

しかし、4歳になり、降級の制度が適応されると900万÷2で450万になります。

 

450万ということは500万下ですね??

 

つまり、500万下に下がってしまうのです。

 

当然今までより相手が弱くなりますし、1回このクラスでは勝っているので、あっさり勝ってしまうこともあり得ます。

 

JRAはこうやって競馬をさらに面白いものにしようとしています。

 

以上がクラス分けの定義です。

 

これらを知れば、競馬がさらに楽しいものになるかもしれないですね!

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