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東京競馬場で指定席の倍率が低い・高いレース、席種は?取りやすい重賞レースも

出典:wikipedia(Goki, CC BY-SA 3.0,via Wikimedia Commons)

 

東京競馬場では、どんなレースや時期に指定席が取りやすいのでしょうか。2019年のJRA当日発売指定席券の販売状況(https://jra.jp/facilities/race/tokyo/qa/pdf/tokyo.pdf)から、倍率が低い日程・高い日程を見ていきましょう。倍率が低い場合は指定席が取りやすく、高い場合は取りにくくなります。

 

※2020年12月25日現在、新型コロナの影響でJRA指定席当日発売は行われていません。本記事のデータはあくまでレースや席種ごとの倍率傾向として参考程度に見ていただけると幸いです。

 

東京競馬場で指定席の倍率が低いレース・日程は?

東京競馬場では、他の競馬場と同様に重賞開催なし・他場G1開催日などの指定席が取りやすくなっています。その他、東京競馬場ならではの傾向や、重賞グレードごとに指定席が取りやすいレースを見ていきましょう。

 

1〜2月の開催は比較的倍率が低い?

2019年の東京競馬場の指定席販売状況を見てみると、1〜2月開催に空席が目立ちます。1月には降雪の影響と思われる中止もあり、天候なども関わっているかもしれません。

 

しかし、1月26日〜2月16日あたりまで継続して空席が目立っています。席が屋外にあることもあり、寒い時期は競馬場を訪れる人が少ない可能性もあります。

 

東京競馬場のG3で指定席が取りやすいレース

東京競馬場でG3レース開催日に指定席を取るなら、2019年のデータによると以下のレースが取りやすくなっています。ただし、2020年以降レースの位置づけや出走馬の状況などで変化がある可能性もあるでしょう。

 

根岸S(1月)

根岸Sは、ダートG1フェブラリーSのトライアルとして位置づけられているダート1400mの競走です。冬に開催されることも関係していそうですが、2019年には空席が目立っています。

 

日曜開催でありながら指定席が埋まっていないこともあり、比較的指定席が取りやすいレースと言えそうです。根岸Sだけでなく、短距離ダートはある程度売れ行きがゆったりとしています。

 

東京新聞杯(2月)

2019年には、芝1600mで開催される東京新聞杯でも空席が見られました。東京競馬場では他の時期に人気のG1が開催されていることもあり、冬場のG3は狙い目と言えそうです。

 

ダイヤモンドS(2月)

芝3400mの長距離レースとして有名なダイヤモンドSも、冬場の開催が関係しているのか指定席の空席が見られました。土曜日開催ということも関係するかもしれませんが、指定席を取りたいなら検討してみましょう。

 

サウジアラビアロイヤルC(10月)

サウジアラビアロイヤルCは、2016年にG3として格付けされた新しいレースです。2歳重賞ということもあり、知名度の関係もあるのか指定席も取りやすくなっています。

 

武蔵野S(11月)

武蔵野Sは、ダートG1チャンピオンズCのトライアルの位置づけでもあるダート1600mのレースです。根岸Sと同じく、ダートG3は秋開催でも指定席が取りやすくなっています。

 

東京競馬場のG2で指定席が取りやすいレース

東京競馬場ては、G2にも指定席が取りやすいレースがあります。ただし、G3よりは早く売り切れる可能性もあるため、少し早めの予約や来場を心がけましょう。

 

フローラS(4月)

フローラSはサンケイスポーツが寄贈賞を提供している、3歳牝馬限定の芝2000mのレースです。2着までの馬にはオークスの優先出走権が与えられるなど、牝馬クラシックのトライアル的な位置づけのレースとなっています。3歳牝馬限定ということもあり、比較的指定席は空いているようです。

 

京王杯スプリングC(5月)

安田記念の前哨戦として利用されることが多い、芝1400mのレースです。短距離でもあるためか、指定席もそれほど混み合いにくくなっています。ただしG3よりは席が埋まっていることが多く、最後まで席が空いているわけではありません。

 

東京競馬場のG1で指定席が取りやすいレース

東京競馬場では、多くのG1レースが行われています。どのレースも朝に売り切れていますが、その中でも比較的指定席が取りやすいレースを紹介します。

 

牝馬限定G1は指定席が取りやすい?

5月に開催されるヴィクトリアマイルやオークスは、2019年のデータによると朝9時台まで指定席が空いています。東京競馬場で行われるG1レースは、抽選や朝7~8時台に売り切れるものが多くなっていますが、牝馬限定G1の場合は少し早めに来場すれば指定席が取れる可能性があります。

 

ここ数年、力のある牝馬は牡馬混合G1レースに出走していることが多く、実力馬同士のレースが見たい場合は混合G1を選ぶ人が多いのかもしれません。ただし、出走馬によっては混み合うことも考えられるため、注目を集めにくいレースを選ぶのが基本でしょう。

 

代替開催日は空いていることが多い

2019年には、降雪の影響などでレースが中止となっています。その場合、平日の月曜日または火曜日などに代替開催が行われますが、行われるレースの種類にかかわらず、指定席は比較的空いています。

 

仕事のある人が多く、急遽休みを取ることが難しいためでしょう。時間が取れる場合は検討の余地があります。

 

東京競馬場で指定席の倍率が高いレース・日程

東京競馬場では、どのようなレース・日程だと指定席が取りにくいのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

 

複数のG1レースでハガキ抽選が行われる

東京競馬場では、日本ダービー・天皇賞秋・ジャパンCなど、人気の高いG1レースが行われています。人気のあるレースはハガキによる抽選となるため、通常のネット予約や当日販売は受け付けていません。席を取ってゆっくり観覧したい場合は、事前にチェックして応募しておきましょう。

 

抽選以外のG1レースも倍率は高い

どのG1レースであっても、他の重賞よりは指定席が取りにくくなっています。朝早くに売り切れてしまうことも多く、予約の方がスムーズに予定が組み立てられるでしょう。来場後に当日販売の席を購入する場合は、かなり早く到着している必要があります。

 

ゴールデンウィークは混み合いやすい

東京競馬場では、4月末~5月初旬にも競馬が開催されています。カレンダーにもよりますが、ゴールデンウィークと重なった場合は指定席も取りにくくなるようです。2019年には8~9時台にすべての指定席が販売終了となっています。

 

東京競馬場で指定席の倍率が低い席種

東京競馬場で指定席が取りやすいのは、A席とB席です。どちらも屋外・禁煙・2人掛け・モニター付き・コンセント付きであることは変わりません。

 

席の位置がやや異なりますが、A席はゴール手前、B席はゴールよりかなり手前になっています。ゴール目前よりも直線での叩き合いが気になる人が多いのか、どちらかというとA席の方が取りやすい傾向です。

 

東京競馬場で指定席の倍率が高い席種

東京競馬場で、指定席が取りにくいのはC席です。席の仕様はA・B席と変わりません。異なるのは席の位置で、ゴール過ぎの位置にあります。JRAの料金表によると、C席が一番リーズナブルな価格設定となっているためか、早く売り切れるようです。

 

まとめ

東京競馬場では、冬の寒い時期やG3レース開催日に指定席が取りやすい傾向です。席種は料金の違いから、A席・B席が取りやすくなっています。しかし、値段を気にする場合は安い席を早めに予約する方がよいでしょう。

 

2020年はコロナの影響により予約のみの入場が続いていますが、取りやすい席・取りにくい席の傾向は参考にできそうです。

 

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