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福島競馬場で指定席の倍率が低いレース・席種は?日程や重賞ごとの傾向を解説

夏の3場開催時に注目を集める事が多い福島競馬場ですが、指定席の倍率はどの程度なのでしょうか。2019年の指定席販売状況(https://jra.jp/facilities/race/fukushima/qa/pdf/fukushima.pdf)より、指定席の倍率が低いレースや席種を予測しています。2020~2021年はコロナの影響で指定席ネット予約のみとなる方向ですが、例年の状況から傾向を探ることはできるでしょう。

 

福島競馬場で指定席の倍率が低いレース・日程は?

福島競馬場では、時期によって指定席の倍率が異なります。日程によっては、指定席が取りやすい日もありそうです。

春・秋の開催は空席も目立つ

福島競馬場では、春・夏・秋の年3回開催が行われています。2019年の指定席販売状況を見ると、春と秋には空席が残っている日も多いようです。

 

空席が残っているのは福島競馬場で重賞開催がない日に限りますが、当日指定席を購入する場合でも余裕を持って来場できるのではないでしょうか。ただし夏の開催は重賞の有無にかかわらず、UMACAシートを除き全日完売しています。

 

福島競馬場で行われる主な重賞は4つ

福島競馬場では、主に4種類の重賞が開催されています。それぞれの状況から、どのレースが指定席の倍率が低いのか見ていきましょう。2021年は指定席ネット予約となる可能性が高いですが、重賞ごとの傾向を解説します。

福島牝馬S(4月)

福島牝馬Sは、福島競馬場で春に行われる唯一の重賞です。芝1800mで行われます。しかし、重賞の中では比較的指定席の倍率は低いようです。2019年の指定席販売状況を見ると、UMACAシートが完売していません。その他の席も、朝10時台まで残っています。

 

近年は牝馬の一線級が牡馬混合レースに出走することも多く、牝馬限定重賞に注目が集まりにくいのかもしれません。福島競馬場で行われる重賞を観戦したいときは、狙い目と言えそうです。

ラジオNIKKEI賞(6月)

ラジオNIKKEI賞は、3歳限定のG3です。3歳重賞としては唯一のハンデキャップ競走でもあります。

 

ダービーとの開催時期に近いことからクラシック競争に出走できない馬が集まるイメージもありますが、デビューが遅く大器晩成型の出走馬も多い印象です。2018年には、後にG1レース制覇を果たす、フィエールマンも出走しています。

 

2019年の指定席販売状況を見るとすべての席が朝8時台に売り切れており、3歳重賞としては注目されるレースと言えそうです。

七夕賞(7月)

七夕賞は、芝2000mで行われるハンデキャップ重賞で、「サマー2000シリーズ」の一つです。夏の中距離路線を目指す馬が集まることもあり、2019年の指定席販売状況を見ると朝8時台に全席が売り切れています。

 

大きな差はありませんが、福島競馬場で開催される重賞の中では指定席が売り切れる時間が一番早いこともあり、人気もあると言えそうです。

福島記念(11月)

芝2000mで行われるハンデキャップG3です。秋開催では唯一の重賞でもあります。しかし、2019年の秋開催を見ると、福島記念よりも最終週の方が指定席が売り切れる時間が早くなっており、最後の重賞だからと大きな注目を集めるわけでもないようです。

 

指定席完売の時刻は七夕賞と大きく変わりませんが、UMACAシートは朝9時台まで残っています。秋開催で重賞を観戦したい場合は、候補に入れておきましょう。

 

福島競馬場で指定席の倍率が低い席種は?

2019年の指定席販売状況を見ると、UMACAシートも当日販売が行われています。しかし、現在(2021年3月時点)公式サイトではすべての席がネット予約に切り替わっているようです。

 

コロナ対応のための一時的な対策の可能性はありますが、今後の販売方法はチェックしておきましょう。現状を踏まえた上で、指定席の倍率が低い席種を予測します。

UMACAシート

UMACAシートは、全35席と指定席の中では少ない席数です。2019年時点では空席が目立ちますが、馬券をキャッシュレスで買える「UMACA」は2018年9月に始まったサービスでもあり、当時は普及していなかった可能性があります。

 

2019年11月に行われた福島記念の指定席抽選状況を見ると、UMACAシートの販売はないようです。当時はすべてが当日販売だった可能性があります。UMACAカードの普及状況や、コロナの影響で変化している可能性もあり、一概に今後狙い目の座席とは言えないでしょう。

5階C席

福島競馬場の中で、狙い目と言えるのがC席です。2019年時点でも春と秋に空席が目立ちますが、同年の福島記念のネット予約抽選でも、傾向は変わりません。

 

140席ある先行申込に対して申し込みは190席です。一般申込でも80席に対して301の申し込みと、他の席に比べると人気が薄くなっています。

 

A席は席数に対して3.5~6倍ほどの倍率となっており、数が少ないラウンジ席はさらに倍率が高くなります。B席は座席数が多いことからC席とそれほど変わらない倍率ですが、例年の指定席販売状況を見ると、C席の方が狙い目と言えそうです。

 

まとめ

福島競馬場では、春と秋の開催に指定席の倍率が低くなる傾向です。2021年はコロナの影響もあり状況が変わっていますが、抽選の倍率を見ても先行申込ができるなら極端に倍率が高いということはないでしょう。

 

夏競馬は普段から指定席が埋まることもあり、今後の状況では倍率が上がることも考えられます。

 

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