大まかな血統についての認識と考え方、見るべきポイント３つ

公開日 2016年08月19日更新日 2016年11月04日

※血統理論や格言などについては触れません。血統を見る上でのポイントについて書いていきます。

血統で見るべきポイント

まずは父を見て下さい。

例えば、父ディープインパクトだったら大舞台に通用するスピードとキレ、父サウスヴィグラスなら地方でも走れるパワーとスピードなど。

次に母父を見て下さい。

例えば、クラシックに強いディープインパクト×ストームキャット、一時期黄金配合と話題になったステイゴールド×メジロマックイーン、母系に入っても絶大な強さを見せる母父サンデーサイレンスなど。

最後に母、祖母、兄弟などの母系を見ます。

例えば、ドバイで2着した名牝トゥザヴィクトリーはトゥザグローリー、トゥザワールドを出し繁殖としても優秀です。

もうすぐデビューを迎える2頭の全弟トゥザクラウンも大舞台での活躍が期待出来ると思います。

その他に知っておいても良さそうな事を書いておきます。

・父が小柄な馬(ディープインパクト、ステイゴールドなど)なのに自身が大型馬の場合は、母系の影響を受けてる可能性がある

・牝馬は牡馬に比べて気性的な問題からか距離適正は短くなる傾向にある

・血統だけでは判別出来ない様な馬もいる(父ニホンピロウィナーのメガスターダム、母父サクラバクシンオーのキタサンブラック、父スターリングローズ母父ダイナレターのアスカノクリチャンなど)

種牡馬のデータにつきましては、産駒成績を検索したり、大量に出版されている種牡馬本なんかを購入してご自身で調べてみて下さい。