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初心者でもわかる競馬新聞の見方・読み方を写真付きで徹底解説

競馬予想をするにあたって、大きな助けになる競馬新聞。

 

ですが、初心者の方はあまりの情報量に圧倒されてしまうかもしれません。

 

ここでは、初心者の方にも分かりやすいように実際の写真付きで、競馬新聞に何が書いているのか、そこを見ると何がわかるのかに焦点をおいて解説していきたいと思います。

 

競馬新聞にはどんな情報が載っているのか?

レースを予想する上で必ずと言っていいほど必要な競馬新聞。

 

新聞でなくてもネットなどで情報は得られますが、大体の内容や見方、読み方は同じです。

 

競馬を始めたばかりの方のためにまず、

・どんな内容が書いてあり

・どのように見るのか?

・予想にどう反映させるのか

を、実際の競馬新聞の写真を見ながら説明していこうと思います。

 

たとえ新聞を買う気がない人も、ネットに掲載されている情報は競馬新聞の読み方と似ているので、競馬を予想する上で知っていて損はありません。

 

これを読んで頂き少しでも競馬予想の役に立てばと思います。

 

 

出走馬情報の欄

今回は2016年天皇賞(春)に出走したキタサンブラックの欄を例に競馬新聞の見方を解説していきたいと思います。

 


1 枠と番号です。ゼッケンにも同じ番号が書いてあります。

 

2 真ん中がその馬の馬名です。右に書いてあるのが父の馬名。左に書いてあるのが母の馬名。母の馬名の下に書いてあるのが母の父の馬名

 

3 と表示されているのはオスと表示されているのはメスです。その下にある数字は年齢です。ちなみに馬の年齢はその馬が産まれた日を迎えて年をとる訳では無く、全馬1月1日に1歳増えていきます。

 

4  その馬の脚質です。四つ四角がある内、一番上に矢印があれば『逃げ』2段目ならば『先行』3段目ならば『差し』一番下は『追い込み』となります。もちろんこの表示通りに行かないこともあります。あくまでその馬のこれまでのレースの経験上の予想です。

 

5 このレースで騎乗する騎手がこれまでこの馬で騎乗した時の成績です。騎手との相性を表します。左から1着、2着、3着、着外の回数となっています。

 

6 写真でみると、右から重馬場の時の成績、芝2400mの成績、芝3000mの成績、芝3200mの成績となります。そして共通して上から1着、2着、3着、着外となっています。

 

 

記者の予想印、マークの読み方

◎〇▲△×☆などの新聞記者のつける印の読み方は以下の記事で詳しく解説しています。

 

競馬新聞の「◎〇▲△×」など印の意味、見方を解説!印からの買い方も紹介!

 

 

過去レース成績欄の見方

ここでは、競馬新聞の過去レース成績欄の見方を解説します。

 

以下の写真には、キタサンブラックの過去レース成績の情報が詰まっています。

 

初心者の方にとっては何がなんだかという感じかもしれませんが、順番に見ていきましょう。

 

1 どこの競馬場か、日付

 

2 レース名

 

3 レースの格付け、新馬、未勝利、500万下、1000万下、1600万下、OP、重賞になるとGが付きます。右はレース前の調教タイム

 

4 距離と走破タイム

 

5 左から斤量、騎手、人気

 

6 左から出走頭数、枠番、出走時の馬体重

 

7 レースのペースSはスローペース、Mはミドルペース、Hはハイペースとなります。右の数字はそのレースの逃げ馬の着順です。

 

8 左から1、2、3、4コーナーの着順となります。これは距離やコースによって変わります。道中何番手に位置していたか、ということです。右の00は1着馬との着差タイムです。写真の場合、この馬が1着なので2着との着差タイムとなります。

 

9 1着の場合、2着の馬の名前、2着以降ならば1着馬の名前となります。写真の場合、菊花賞で2着はリアルスティールだったことがわかります。

 

10 このレースの着順この場合、キタサンブラックは1着です。

 

11 上がり3ハロン(ラスト600m)のタイム。

 

今回はキタサンブラックの成績を使って説明しました。

 

上記のように、新聞の中のとても小さい枠の中には、これほどの情報が詰まっているのですね。

 

競馬を始めたばかりの人には、チンプンカンプンになってしまうような文字数です。

 

私も始めたばかりの頃は、よく人に聞いたり調べながら予想している内に、投票が締め切られてしまったなんてことがよくありました。

 

しかし、この新聞を読んで理解できるというスキルは、競馬を楽しむ上でとても重要であり、自身の勝率にも深くかかわってきます。

 

これから本気で馬券で勝負していこうという人には必要不可欠です。

 

 

競馬予想をするときはどこに注目するべきか?

重視するところは人それぞれあると思います。

 

自分の予想スタイルを確立している人もいると思うので、一概には言えませんが、大体共通して重視するとすれば以下になります。

 

馬場の得意不得意

レースごとに右回り左回りとあるほかに、芝の種類も競馬場によって違いますし、天気による馬場の変化にも得意不得意があります。

 

そうなると東京競馬場では良い成績でも、中山競馬場では全然駄目という馬が出てきます。

 

基本的に重馬場の芝のレースでは前残り重馬場のダートのレースでは差しが決まりやすいと言われています。

 

すべてこの限りではありませんが、やはりその傾向は強いと感じます。

 

そういったことも競馬新聞を読むことで知ることができるのです。

 

脚質

例えば、逃げ馬が何頭もいるレースでは前半のタイムは早くなりがちです。

 

逆に逃げ馬が一頭しかいなければマイペースで道中走らせてしまい、タイムが遅くなります。

 

そういったことを考えると、どの馬が有利でどの馬が不利かというのが見えてきますね。

 

出走馬の脚質を知る事でレース展開の予想ができるのです。

 

上がり3ハロンのタイム

やはり競馬の醍醐味といえば最後の直線ですよね。

 

この上がり3ハロン直線がいかに速いかを示しています。

 

さらにほかの馬と並んで走った時の根性、粘り強さもここに表れています。

 

ちなみに新聞で上がり3ハロンの数字が黒く塗りつぶされている場合は、そのレースで一番タイムが良かったことを表しています。

 

たとえ、前走の着順が悪かったとしてもこの数字が良ければ今回ねらい目だったりするレースは多々経験してきました。

 

騎手との相性

競馬のファンの間では、レースでの実力は『馬の強さ7割、騎手の腕3割』と言われています。

 

時には今まで目立った活躍がなかった馬が、騎手変わりをきっかけに覚醒したかの如く変わることもあります。

 

騎手も、そのレースで乗る馬の気性や癖などを知っていて乗ってもらうことの方が、当然良い結果がうまれる可能性は高いですよね。

 

競馬ファンの中には騎手のみで馬券を買う人もいる位です。

 

その他にも競馬新聞には情報がたくさんあります。

 

予想と結果を繰り返す内に、自分に合った予想スタイルが確立されていくことでしょう。

 

そうすると、自分なりに重視する情報は変わっていくと思いますので、色々試して自分に合った予想をしていきましょう。

 

 

競馬新聞の予想欄は当たる?

これだけは、はっきりと言えません。

 

しかし、私個人もお気に入りの予想家もいれば、信用していない予想家もいます。

 

そんな感じで良いのではないでしょうか?

 

彼らはプロですから印にはちゃんとした理由があります。

 

それこそ膨大な情報、さらには自分で足を運んで、トレセンにまで行って馬の調教を見て、調教師や厩務員にまで話を聞いての予想です。

 

しかし、それでも予想家たちの印は人それぞれで、みんな一緒の予想にはなりません。

 

さらに、そんなプロたちでも的中率100パーセントの人などいません。

 

ですので、自分の好みで相性の良い予想家を見つけてみてください。

 

参考にする程度には良いですが、他力本願にならないように気をつけてくださいね。

 

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