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夏は競馬だ!夏競馬の特徴とルール、サマーシリーズの楽しみ方。

まだ梅雨が明けていませんがすでに暑い日々が続いています。

 

それでも競馬は毎週、変わり無く行われています。

 

そしてこの時期の6月半ばから8月一杯まで行われる競馬を夏競馬と言います。

 

皆さんがご存じのダービーや宝塚記念は春競馬、菊花賞や有馬記念は秋競馬です。

 

 

夏にG1レースがない理由

そうなんです。

 

夏競馬にはG1競走がプログラムに組み込まれていません。

 

それはなぜか?

 

春競馬と秋競馬は一般に言う中央場(東京、京都、中山、阪神)で行われます。

そのためG1レースや注目を集めるトライアルレースなどが行われます。

 

しかし夏競馬の開催はローカル場(札幌、函館、福島、新潟、中京、小倉)

札幌記念が唯一のG2競走として施行されるだけです。

 

もともと暑さに弱いサラブレッドは夏に休みを取ることが多く、G1を主戦場とするトップホースはほとんどが休養しています。

そのため競走レベルも上がらず、人気ホースもいないため、JRAの売り上げも春や秋に比べ格段に減少します。

 

 

夏競馬はサマーチャンピオンシリーズが熱い!

 

では、夏競馬はつまらないのか?

 

実はそうでは無いのです。

 

JRAが夏競馬を盛り上げるために番組改編までしてスタートさせたサマーチャンピオンシリーズが夏競馬最大のイベントと言えるでしょう。

 

サマーシリーズの3つのカテゴリ

 

サマーシリーズは3つのカテゴリーに分けられており、

 

サマースプリント・6戦[函館スプリントステークス/CBC賞/アイビスサマーダッシュ/北九州記念/キーンランドカップ/セントウルステークス]

 サマー2000・ 5戦[七夕賞/函館記念/小倉記念/札幌記念/新潟記念]

 サマーマイル ・ 3戦[中京記念/関屋記念/京成杯オータムハンデ]

 

でそれぞれのカテゴリーのチャンピオンを決定します。

 

また騎手にもサマージョッキーシリーズがあり上記の重賞の着順毎にポイントが加算され、トータルポイントでチャンピオンを決めます。

 

付け焼き刃で始めたような企画だったのですが、意外に毎年盛り上がるようになりました。

 

レース着順別のポイント

もう少し詳しくサマーシリーズの説明をすると、各々のレースには着順ごとに

 

G2(札幌記念のみ)  1着12ポイント、2着6、3着5、4着4、5着3、6着以下1

G3(残りの13レース)1着10ポイント、2着5、3着4、4着3、5着2、6着以下1

 

のポイントが与えられ、シーズン通しての合計ポイントで順位を競います。

 

チャンピオンになる3つの条件

チャンピオンになる条件は

『必ず1度はどれかのレースで優勝すること』

『トータルポイントがサマースプリント、サマー2000では13ポイント以上有ること』

『サマーマイルはレース数が少ないため12ポイント以上有ること』

と定められています。

 

サマージョッキーシリーズはトータルポイントの最低ラインの規定は有りませんが、騎乗停止処分を受けていたり競走中止になった場合はポイント0となる規定とやはり1勝以上する事の規定は有ります。

 

サマースプリント、サマー2000の優勝賞金は4000万円サマーマイル3000万円となっています。

サマージョッキーは意外と安く100万円です。

 

今年はどの馬がサマーチャンピオンとなり、秋競馬で春に各部門の王座に就いた最強馬に挑戦状を叩き付けるのか、どのレースからも目が離せません。

 

夏も競馬で盛り上がりましょう!

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