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競馬1000万以下条件レースの攻略法・予想方法

普段はGⅠしか買わない、重賞レースしか買わないという方も、いらっしゃるかもしれませんが、

 

今回は1000万下レースについて迫っていきたいと思います。

 

1000万以下とは

中央競馬では競走馬の収得賞金額によって、新馬(未勝利)、500万下、1000万下、1600万下、オープンとクラスが分けられています。

 

レースに勝利、もしくは重賞レースで2着以内に入ると収得賞金が手に入り、その金額が増えてくるとクラスがあがり原則的には、オープン馬がGⅠや重賞レースに出走できます。

 

1000万以下クラスの馬というのは、新馬戦や未勝利を勝ちあがり、500万下のレースをも勝った馬というのがほとんどです。

 

その他には、1つ勝った後、重賞で2着に入った賞金で1000万以下クラスにいる馬もいます。

 

ただ、2勝以上している馬というのが、大部分を占めています。

 

その為、1000万以下レースはケガ等でデビューが遅れた2戦2勝の良血馬もいれば、早熟で新馬戦、その次と連勝したものの、その後さっぱり勝てない馬もいます。

 

一口に1000万以下クラスといっても、様々な境遇の馬が存在しています。

 

さらにいうなら、2017年現在のルールでは、4歳6月に収得賞金が半減され、降級となる馬もいるため、それまでオープンや1600万下クラスで走っていた馬も1000万以下クラスには存在しています。

 

そんな1000万条件クラスの攻略法や予想法について迫っていきたいと思います。

 

 

1000万条件の攻略法、予想法

1000万条件といっても、時期によって予想の切り口というのは、変わってくるでしょう。

 

例えば、前出したように降級直後のレースでは、やはりそれまで1600万下や、オープンで走ってきた馬があっさり勝ちきるレースも少なくはないです。

それくらい、競馬は1勝して、クラスが変わると、戦うステージのレベルが違います。

 

一概には言えませんが、降級馬を狙えというのは古くから言われていますが、現在も通用する、馬券を買う上での大事な予想材料でしょう。

 

ただ、2018年からは降級制度をなくそうとJRAは動いていますので、降級制度がなくなれば、この方法は使えなくなってしまいます…

 

今のルールでは、降級があるのは4歳の6月から。

3歳はというと、同じ6月から1000万下レースに出走することが可能です。

 

それまでは、2勝した馬や、もしくは1勝して重賞で2着の賞金がある馬は、オープンのレースに出走しています。

その為、後に大きなレースを勝つ馬も、力が足りない馬も一緒に走っているケースも多々あります。

力がまだ足りていないという3歳馬はオープンで頭打ちになっているのなら、1000万クラスで出走できるまで、休ませているケースもあります。

 

その3歳馬がいきなり1000万条件で馬券になる場合も多いので、狙ってみるのは有効です。

 

目安としては、世代限定のオープンで1着から1秒以内で走っている馬はチェックをするべきでしょう。

1着から0.5秒以内等であれば、効果はかなりありますが、馬券的妙味はあまりないです。

 

3歳で1000万下クラスに出走する馬の中には、この先GⅠレースに出走する馬もいますが、古馬になって1000万下クラスにいる馬というのは、3歳馬に比べて、その確率は低いでしょう。

 

世代レベルにももちろん関わってきますが、3歳の春でオープンでもそれなりに走ってきている馬というのは1000万クラスでいきなり馬券にからむ事も少なくはないです。

 

また少しケースは変わりますが、遅れてきた大物が1000万下レースに使ってきて、あっさり勝つということもあります。

 

例えば、2017年の日経賞を制したシャケトラは2016年6月にデビューして、春の実績もないまま1000万下レースをあっさり通過し、後の活躍に繋げていきました。

 

このように、1000万以下条件といっても、そこに使ってくる馬には様々な過程と、その後のプランがあるので、それを考えて予想するのも一つの方法になるかと思います。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

 

1000万下条件について、個人的な見解を主に書かせてもらしました。

 

降級制度がなくなると、世代レベルはもちろんありますが、今よりもさらに3歳馬が1000万以下条件クラスで活躍するということが増えてくると想像できます。

 

なので、前出した方法は重要度を増してくるかなと思います。

 

ただ、降級馬が出てこなくなることによって、早めに休ませて1000万以下条件クラスを目標にしてくる馬も増えるかもしれません。

 

どのレースでもそうですが、今後は各陣営の勝負気配を考えるというのが、大事になってくるかもしれませんね。

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