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JRAカードの抽選ステージとは?当選確率やステージを上げるコツも紹介

JRAカードは、競馬場で現地観戦をしたい人に欠かせないカードです。年会費は初年度無料で、翌年からは1375円で保有できます。ポイントを貯めると来賓室や指定席への招待が受けられるなどメリットも豊富です。ここでは、JRAカードの大きなメリットでもある、抽選ステージの概要を紹介します。

 

※2020年12月現在、新型コロナ拡大の影響で、JRAカードによる来賓席・指定席への招待などは中止となっています

 

JRAカードで指定席を予約するメリット

※2020年12月現在、新型コロナ拡大の影響で、全開催日において事前の指定席ネット予約(抽選申し込みのみ)が必須となっています。

 

JRAカードを利用して指定席を予約すると、先行予約の参加や抽選ステージによる優先権が得られます。先行予約はJRAカードを持っている人だけが、先着順で予約できるシステムです。ただし、G1開催日などは先着順ではなく抽選になります。

 

抽選ステージは、一定期間内の来場回数によって指定席の予約が有利になるシステムです。どちらのサービスも、抽選になりやすい人気レースを現地観戦したいときに役立ちます。

 

JRAカードの抽選ステージとは

JRAカードの抽選ステージは、来場回数によって決まります。このときの「来場回数」は、競馬場に訪れた回数とは異なり、JRAカードで席を予約して来場した回数です。では、抽選ステージの具体的な仕組みを見ていきましょう。

 

指定席の利用回数で当選確率がアップするサービス

抽選ステージは来場回数によって5段階に分かれます。1〜6月を上半期、7〜12月を下半期と分けて回数をカウントする仕組みです。ステージの詳細・利用回数・当選倍率は、以下の通りです。

 

  • ノーマルステージ 〜4回 1倍
  • ブロンズステージ 5〜9回 2倍
  • シルバーステージ 10〜15回 4倍
  • ゴールドステージ 16〜24回 8倍
  • プラチナステージ 25回以上 16倍

 

当選倍率は最大16倍となり、同じように先行抽選に参加する場合でも確率が大きく変化します。JRAカード会員の中でも、当選確率をアップしておきたいなら積極的に利用したい制度です。

 

※2020年12月現在、新型コロナ拡大の影響で、JRAカード会員であっても抽選ステージが適用されるのは一部の日程のみとなっています。

 

JRAカードの抽選ステージを活用する際の注意点とポイント

JRAカードの抽選ステージが上がると、どのくらいのメリットがあるのでしょうか。実際の具体例や、注意点も紹介します。

 

抽選ステージによる当選確率の具体例

ノーマルステージの1倍は、JRAカードを保有していない人と当選確率に違いはありません。抽選ステージを活用するなら、半年間で5回以上の利用は必須と言えるでしょう。

 

ブロンズステージは当選確率が2倍になりますが、同じ抽選に16倍の当選確率の相手ばかりが参加していると不利になります。

 

たとえば同じ抽選に参加している相手が全員ノーマルステージなら、単純に当選確率は2倍にアップするでしょう。しかし、全員がブロンズステージなら実質当選確率は1倍です。

 

誰が参加しているかによって、当選確率は変わるものと考えておきましょう。

 

必ず当選するわけではない

もし1000人が当選する抽選に4000人が応募していれば、倍率は4倍です。この抽選に当選倍率4倍のシルバーステージ以上の会員が参加すれば、必ず当たるように感じるかもしれません。

 

しかし、参加している4000人が全員ノーマルステージとは限らないのです。4000人のうちほとんどがシルバーステージなら、当選確率は実質1倍に近くなります。

 

JRAでは当選の仕組みを公開していませんが、必ず当選するわけではないとしています。4倍の抽選にプラチナステージの人が参加しても当選確定ではありません。

 

一般的に、懸賞などで当選確率がアップする仕組みとしては「倍率分だけ口数を増やせる」ものがあります。JRAカードの仕組みも似たようなものかもしれません。

 

当選確率16倍なら、16口申し込んだことになるというものです。4000人のうち1000人が当選する抽選で、16口申し込んだとしても必ず当選とはならないでしょう。

 

2020年はコロナ禍でステージアップが難しい

2020年は、無観客競馬が続いていたこともあり抽選ステージアップが難しくなっています。もちろん、有観客競馬に切り替わってからは抽選ステージも上がっていきますが、抽選倍率も厳しいのです。

 

当選して、実際に指定席を利用しなければステージは上がりません。しばらくは、抽選ステージを上げるのは難しいと考えておきましょう。

 

指定席予約で抽選ステージを効率的に上げるには?

指定席予約で抽選ステージを効率よく上げるには、何をすればよいのでしょうか。具体的な方法やポイントを解説します。

 

まずはJRAカードを準備しよう

抽選ステージを設定するには、まずJRAカードが必要です。指定席の予約自体はカード払い以外でもできますが、抽選ステージを設定するにはJRAカードを用意しましょう。

 

予約時にも、カード払いにするのを忘れないことです。JRAカード払いにしなければ、せっかく競馬場を訪れても抽選ステージが上がらなくなってしまいます。

 

※2020年12月現在、新型コロナ拡大の影響で、指定席の予約は事前の指定席ネット予約からのみ可能となっています。指定席ネット予約の会員登録には、通常クレジットカードもしくはJRAカード(クレジットカード)が必要となります。

 

定期的に競馬場に訪れるのが大切

中央競馬は、基本的に一週間のうち土日の2日間しか開催されません。少ない月だと8日間です。

 

半年の間にプラチナステージに到達するには、3ヶ月近く毎週競馬場の指定席を予約しなければなりません。土日のどちらかしか行けないとなると、ほとんど毎週通うことになります。

 

効率的にステージを上げると言っても、予約だけして実際に行かない場合は抽選ステージの対象になりません。3日間開催や、近隣の競馬場を利用して日数を稼いだりコストを下げることはできるでしょう。

 

指定席の中にも安い席があるので、なるべく安い席を利用することでもコスト面は下げられます。

 

まとめ

JRAカードを持っているなら、抽選ステージを活用することで当選確率を上げられます。確実に当選するわけではありませんが、抽選となる開催日には役立つでしょう。

 

よく指定席を利用するなら、ポイントが貯まって抽選も有利になるJRAカードを検討してみましょう。

 

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