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昇級初戦の馬がそのクラスで通用するかどうかを分析する方法

競馬には、日本ダービーや有馬記念という競馬ファン以外の方でも知っているような名物レース以外にも様々なレースが存在していますよね。

 

有名なレース以外には、500万や1000万以下という条件戦のレースも存在していますが、条件戦の意味を知らなかったり、どんな馬たちが出走するのかを知らない、という競馬ファンも少なくないようです。

 

ここでは、500万や1000万などの条件戦とは何なのかを解説するほか、500万から1000万にあがる馬がそのレースで通用するかどうかを分析していきます。

 

条件戦とは?

競馬は競走馬を収得賞金ごとにクラス分けをしています。

 

その中で、500万・1000万・1600万に区分けされたレースのことを「条件戦」といいます。

 

500万は収得賞金が500万円以下の馬が出走するレースで、1000万は収得賞金が501万円~1000万円、1600万は収得賞金が1001万円~1600万円の馬が出走するレースであることを意味しています。

 

ちなみに、収得賞金はレースで1着になるか、重賞レースで2着以内に入らなければ加算することができず、収得賞金が無い馬は「未勝利」か「新馬(未出走の馬のみ)」にクラス分けされます。

 

また、1600万円以上の収得賞金がある馬は「オープン」というクラスに所属し、収得賞金が高い馬から順にレースへの出走権を獲得します。

 

 

クラスがあがった馬の初戦の成績は?

500万から1000万にあがった馬と、1000万から1600万にあがった馬が昇級初戦でどんな成績を残したのかをご紹介します。

(2016年1月1日~2016年12月4日までのデータから成績を集計しました)

 

500万⇒1000万

 

<芝>

 

勝率  12.7%

連対率 23.3%

複勝率 30.9%

 

<ダート>

 

勝率  6.6%

連対率 15.8%

複勝率 23.3%

 

<1番人気>

 

勝率  35.4%

連対率 59.8%

複勝率 72.0%

 

 

1000万⇒1600万

 

<芝>

 

勝率  14.5%

連対率 26.3%

複勝率 35.8%

 

<ダート>

 

勝率  9.7%

連対率 18.8%

複勝率 27.1%

 

<1番人気>

 

勝率  33.3%

連対率 54.2%

複勝率 70.8%

 

500万から1000万にあがった馬、1000万から1600万にあがった馬ともに、ダートよりも芝の方が良い成績を残しています。

 

また、どちらも1番人気の成績が優秀ですから、クラスがあがった馬の初戦が1番人気だった場合は馬券でも積極的に狙っていきたいですね。

 

 

クラスが上がった馬がそのレースで通用するかどうかを分析する方法

 

レース動画で勝ち方をチェック!

下のクラスで勝った時のレース動画は絶対にチェックしてください。

 

どんなレース運びで勝ったのかを把握しておくことは馬券を買う上でとても大事なことですから、今のうちにレース動画を確認する癖をつけておきましょう。

 

勝った時の着差がわずかだった場合や、レース展開がハマった場合(スローペースの逃げ切り、ハイペースの差し切り)は上のクラスで通用する可能性が低くなります。

 

 

上がり3ハロンに注目!

上がり3ハロンとは、レースの残り3ハロン(600m)でマークしたタイムのことを意味していて、瞬発力勝負になりやすい芝のレースを予想する上でとても重要な材料となります。

 

競馬新聞やスポーツ新聞の馬柱には、下のクラスで勝った時の上がり3ハロンのタイムと順位が掲載されていますので、必ずチェックしておきましょう。

 

特に注目していただきたいのが上がり3ハロンの順位です。

 

上がり3ハロンの順位が上位であればあるほど上のクラスで通用する可能性が高くなりますし、逆に上がり3ハロンの順位が下位だった馬は上のクラスで苦戦する傾向にありますので注意してください。

 

 

まとめ

500万や1000万などの条件戦で上のクラスにあがった馬の初戦は、1番人気に支持されると勝率・連対率・複勝率いずれも優秀な成績を残しています。

 

レース動画が下のクラスで勝った時の上がり3ハロンの順位を気にしながら、上のクラスにあがった馬の実力をうまく見極めていきましょう。

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