G1で万馬券が出る確率とはどのくらいなのでしょうか。
まずは例を挙げてみましょう。
2016年のG1競走は全部で23回です。
最近G1競走が増えている印象もありますが、チャンスが少ないG1レースで万馬券を取ることは可能なのでしょうか。
各券種ごとに確認してみたいと思います。
もちろん券種によっては1年間では確率が導き出せないものもありますので、少し幅広く調査をしてみました。
G1での単勝馬券の万馬券の確率は?
近年では、2015年フェブラリーSのコパノリッキーや、2012年天皇賞春のビートブラックなどが記憶に新しいでしょう。
ですがそれ以前に遡れば、2002年皐月賞のノーリーズンまでG1レースでの単勝万馬券はありません。
単勝万馬券は、10年に1度か2度程度の確率であると認識して馬券を組み立てるようにしましょう。
G1で複勝万馬券はあるのか?
答えは、ありません。
複勝万馬券は通常のレースでもほとんど出ることはなく、万馬券になればJRAの払い戻しランキングに掲載されるようなレベルです。
そもそもG1や重賞に出てくるのは、それまでに何度も勝ち上がってきたレベルの高い馬達です。
複勝が万馬券の設定になることすらほぼないでしょう。
複勝には下限と上限も設定されているので、人気馬が3着までに入りやすいG1レースでは更に難しくなります。
G1での枠連の万馬券の確率とは?
2017年のヴィクトリアマイルでは枠連が万馬券になっています。
ですが過去数年を見てもこの一度きりなので、確率としてはやはり稀です。
枠連は馬連とは違い、その枠に人気馬が入っていれば人気のない馬が連対した時でも配当は少なくなります。
G1レースの枠連で万馬券は、少ない確率であると考えておきましょう。
G1のワイド万馬券は?
G1でのワイド万馬券で一番新しいものは、2017年ヴィクトリアマイルです。
それ以前にも2015年ヴィクトリアマイルや、2014年まで遡るとNHKマイルやフェブラリーSでワイド万馬券が出ています。
いずれにせよ、確率的には年に一度出るかどうかです。
G1レースでの馬連の万馬券確率
2016年のG1レースで、馬連の万馬券は2本です。
23レースある中の2本ですから、あまり確率が高いとは言えません。
もちろん極端な高配当ではなく、万馬券と言ってもそこまでの金額にはならないことが多いでしょう。
馬単ならどうなるのか?
馬単は、単純に考えても馬連より当たる確率が少なくなります。
また人気薄が1着に来れば配当は跳ね上がるため、万馬券になる確率も高くなります。
G1レースでもそれは同様で、2016年には5本の万馬券が出ています。
5回に1回は万馬券になる計算ですから、馬単で万馬券を狙うのはあながち間違ってはいないでしょう。
三連複の万馬券とは?
三連複は、比較的万馬券が出やすい傾向にあります。
2016年のG1レースでは合計9本の万馬券が発生しています。
3着に人気薄が入っただけでも万馬券になるため、格の高いG1レースでも高配当になりやすいのです。
万馬券確率の高い三連単!
万馬券を一番狙いやすい券種として知られているのが、三連単です。
2016年のG1である23レースのうち、18レースで万馬券になっています。
G1レースは多くの人が購入するレースでもあり、人気が割れやすく三連単を当てた時の配当は高く設定されやすいのです。
人気通りにならなければ万馬券になるため、比較的万馬券狙いでの馬券を組み立てやすいと言えるでしょう。
まとめ
G1レースでも、万馬券を当てることは可能です。
ですが券種によって確率は大きく異なることを知っておきましょう。
万馬券を当てたいなら三連複や三連単などの券種を買うことで、比較的容易に万馬券をゲットすることが可能です。