馬連とは?
JRAの馬券である、正式名『勝馬投票券』は複数のレースにまたがるWIN5も含め、全9種類発売されています。
この中では3連単と言われる馬券がもっとも発売金額が多いのですが、その次に多いのが馬連です。
馬連とは、正式名『普通馬番号二連勝複式勝馬投票法』といい、レースの1・2着馬を当てる馬券のことです。
馬連で当てる1・2着馬の着順は順不同で、例えば馬番号④番と馬番号⑧番の馬連④-⑧を買ったとしたら、1着④・2着⑧でも、1着⑧・2着④のどちらであっても的中となります。
通常、競馬をやり始めた初心者の人は最初は単勝(1着馬を当てる馬券)か複勝(1~3着までに入着する馬を当てる)馬券からはじめて、次に馬連…と言う場合が多いようです。
馬連の流しとボックス買い
さて、この馬連ですが、一点買い(④-⑧など一通りしか購入しない)で当たるならば問題は無いのですが、 10頭立てのレースなら45通りもの組み合わせがあり、一点買いだけではなかなか的中しません。
そこで『流し馬券』と『ボックス馬券』と言う買い方が通常行われています。
馬連流し馬券の例、メリット・デメリット
『流し馬券』とは、軸馬(1着又は2着に必ず来そうな馬)を決めて、軸馬以外に1、2着に来る可能性のある馬との組み合わせの馬券のことです。
例えば、③番の馬が強くて1着か2着には必ず来そうだとします。
他には②⑤もなかなか強そうだし、⑥⑧には有名で上手な騎手が乗っているし、⑩⑭は人気はないけど何となく危なそうと思っているなら、馬券は
③-②
③-⑤
③-⑥
③-⑧
③-⑩
③-⑭
の6通り買うことになります。
軸馬③番から②⑤⑥⑧⑩⑭を相手に買う、すなわち③から相手6点に流すと言う風に表現するため、『流し馬券』と言われます。
実力が飛び抜けて強い馬がいる場合や、自分が大好きな馬が出ている場合によく使われる馬券の購入方法です。
また、軸馬③番から出走している馬全てを相手に購入することを特別に、③番からの『総流し馬券』と言います。
流し馬券の利点は軸馬が1、2着に来た場合は的中する確率が高く、相手をたくさん選んでも、取りガミ(掛け金よりも配当が少ないこと)になることが少なくて済むことです。
しかし、軸馬が落馬したり、まったく上位争いに加われなかった場合は早い段階でレースへの興味がなくなってしまいます。
馬連ボックス馬券の例、メリット・デメリット
もうひとつの『ボックス馬券』と言うのは、軸馬を決めずに勝ちそうな有力馬、好きな馬などの組み合わせを全て買う馬券のことです。
例えば、③番は強そうだけど④も同じ様に強そうだし、①はリーディング(勝利数が一番多い)の戸崎騎手が乗ってるし、⑦は去年のこのレースの勝馬だし、⑪も何かヤバそうだしとなったときはどれかを軸馬に決めるよりも、全ての馬の組み合わせを買ってしまう方法、これがボックスです。
①③④⑦⑪の5頭の馬連
①-③・④・⑦・⑪ の4通り
③-④・⑦・⑪ の3通り
④-⑦・⑪ の2通り
⑦-⑪
の計10通り(3頭なら3通り、4頭なら6通り、6頭なら15通り)を購入することになります。
『ボックス馬券』の利点は、『流し馬券』と違い、注目すべき馬が1頭ではないため自分が購入した馬が最後まで上位争いをする可能性が高いことや、人気馬が馬券圏内に来なくても的中が望めることがあります。
逆に選ぶ馬が多いと、買う点数が増えて取りガミになる可能性があること、人気馬と人気薄の馬の組み合わせが買い難いことがあげられます。
>> 馬連4頭、5頭ボックスの買い方!実際のレースによる具体例、実践例
馬連は初心者におすすめの馬券
馬連は比較的少ない金額で万馬券も取れる可能性があり、組み合わせを考える必要があるため競馬新聞の見方を覚えたりできるなど、競馬初心者の方にはお勧めの馬券と言えるでしょう。
3連単やWIN5で高額配当を狙うのも醍醐味ですが、競馬場に行って1レースから最終レースまで馬連を少額ずつ買って1日楽しむ、これが本当の競馬通って言うんでしょうね。
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