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海外馬券の買い方とJRA発売対象レースを紹介!レース日程、内容なども解説

日本以外にも海外でも競馬は開催されています。

 

競馬発祥の地であるイギリスをはじめ、世界最高峰といわれる凱旋門賞が開催されるフランス、芝よりダート至上主義のアメリカ、南半球はオーストラリアにニュージーランド、ドバイで開催されるドバイワールドカップデーは年に一度開催される競馬のお祭りですね。

 

このように世界各地で競馬は開催されていて、日本のようにグレード競走、格付けされているレースも多く存在します。

 

前述した凱旋門賞は歴としたG1ですし、ドバイワールドカップデーにおいて一番賞金額の高いドバイワールドカップもG1です。その他、イギリスで開催されるイギリスダービーやアメリカのケンタッキーダービーもG1ですね。

 

日本国内馬でも例えば2019年に凱旋門賞に3頭の日本馬(ブラストワンピース・キセキ・フィエールマン)が出走を表明したように日本馬が海外のビッグレースに出馬することで海外のレースの認識度が少しずつ国内に浸透しています。

 

さて、海外で競馬が開催されているということは海外でも馬券が発売されているということです。海外の馬券を買いたいと思った方がいるかもしれません。

 

海外馬券は元々は現地、例えば凱旋門賞であればフランスのロンシャン競馬場か勝馬販売を委託しているフランス国内のカフェ等で購入する必要がありました。

 

しかしインターネットが普及した現在、ブックメーカーで海外競馬を購入することができるようになり、また2016年の10月にその年ダービーを制したマカヒキが凱旋門賞に出走した年からJRAでも馬券を購入することができるようになりました。JRAはこのマカヒキの凱旋門賞を日切りに世界のレースを購入できるように敷居を広げています。

 

ここでは、海外馬券の購入方法と、対象レース、海外馬券の要点についてまとめています。いずれも海外競馬に興味のある方に向けて執筆しました。

 

海外馬券の主な買い方2つ(JRA・ブックメーカー)

海外競馬の購入方法は主に2つあります。

 

ひとつはJRAのインターネット投票。もうひとつはブックメーカーです。

 

ブックメーカーとは欧米でよく使われる賭けサイトのことで、インターネット上で表記されたオッズを基に馬券を購入することができます。

 

JRAのインターネット投票(即パット・A-PAT)

JRAのインターネット投票で海外競馬を購入することができます。

 

Win5と同じくネットでのみ購入できるわけです。

 

ネットがつながる環境であればスマートフォン・パソコン・携帯電話から購入できます。ただし、携帯アプリでは購入することができません。

 

購入には

 

即PAT会員

A-PAT会員

 

のどちらかの会員になる必要があります。この2つの入会・年会費は無料です。

 

発売開始時間はレース開始時刻によって変わります。

 

まず、海外の発走時間を日本時間で合わせます。それが午前発走であれば『前日の午前7時』、午後発走であれば『当日の午前7時』から発売となります。発売締め切りは発送予定時刻の2分前となっています。

 

インターネット投票方式でのみ馬券購入でき、購入できる馬券種は

単勝・複勝・馬連・馬単・ワイド・三連複・三連単

の7種類です。

枠連・Win5の発売は行われていません。

 

なお、JRA独自のオッズ・払戻をとっているため、海外のオッズとは異なったオッズ・払戻となります。

 

ブックメーカー

ブックメーカーは賭け事ができるサイトです。

 

ネットで調べたらいくつもブックメーカーサイトが連なっています。野球やテニス・バスケットボールといった様々なスポーツが賭けの対象となっていて、競馬も例外ではありません。

 

ブックメーカーはいくつもサイトがありますが、馬券の購入手段はほとんどのサイトで共通しています。

 

ネット口座に入金

入出金

賭けたい馬に掛ける

的中したら払戻

 

となっています。

 

ブックメーカーで発売されている馬券種は

 

To win = 1着入選で配当。日本競馬でいう単勝です。

Each-Way = 3着内入選で配当。細かいルールが設定されていますが日本でいう単複のようなものです。

Place only2 = 2着以内入選で配当。

Place only3 = 3着以内入選で配当。

Match betting = 2頭を比較してどちらが上位になるかを予想します。

 

このほかにもブックメーカーによってオリジナルの馬券種もあります。

 

発売対象レースは海外のビッグレースが主流です。

ちなみに日本のダービーや有馬記念もブックメーカーの対象レースとして扱われていたりします。

 

競馬を取り扱っているブックメーカーでなおかつオススメできるブックメーカーをいくつかまとめます。

 

・10bet Japan(テンベッドジャパン)(url:https://www.10betjapan.com/signup-bonus-lob15/)

24時間日本語サポートでカード決済、ネット口座、ビットコインにも対応しています。

 

・Sportsbet.io(スポーツベッドアイオー)(url:https://sportsbet.io/ja/casino)

ユーザー会員登録すると世界の競馬中継が視聴可能になります。

 

・William Hill(ウィリアムヒル)(url:http://sports.williamhill.com/bet/ja)

老舗サイトで現金還元にも対応。特殊な賭け方もあります。

 

海外馬券のJRA発売対象レースとレース概要

基本的には世界的にも有名なレースが対象となります。

 

2018年にJRAインターネット投票にて発売された海外競馬は

 

3月 ドバイ     ドバイゴールデンシャヒーン(G1)   ダ1200m

   ドバイ     ドバイターフ(G1)          芝1800m

   ドバイ     ドバイシーマクラシク(G1)      芝2410m

   ドバイ     ドバイワールドカップ(G1)      ダ2000m

4月 香港      クイーンエリザベス二世カップ(G1)  芝2000m

8月 フランス    ジャックルマロア賞(G1)       芝1600m

10月 フランス    凱旋門賞(G1)            芝2400m

    オーストラリア コーフィールドカップ(G1)      芝2400m

11月 オーストラリア メルボルンカップ(G1)        芝3200m

12月 香港      香港ヴァーズ(G1)          芝2400m

   香港      香港スプリント(G1)         芝1200m

   香港      香港マイル(G1)           芝1600m

   香港      香港カップ(G1)           芝2000m

 

となっています。

 

3月 ドバイ

ドバイ     ドバイゴールデンシャヒーン(G1)   ダ1200m

ドバイ     ドバイターフ(G1)          芝1800m

ドバイ     ドバイシーマクラシク(G1)      芝2410m

ドバイ     ドバイワールドカップ(G1)      ダ2000m

 

上記の4つのレースはドバイのメイダン競馬場で同一の日に開催されます。

 

上記4つのレースを含んだレースのことをドバイワールドカップデーと呼びます。いずれもドバイで開催されるレースで賞金額が世界のレースの中でもトップクラスに高いのが特徴です。

 

特にダートの凱旋門賞といっても過言ではないドバイワールドカップの総賞金は1200万ドル(13億2000万円)、1着賞金は720万ドル(約7億9200万円)となっています。

 

ドバイワールドカップデーに開催されるレースは日本馬とは比較的相性がよいです。

 

ドバイワールドカップ  ヴィクトワールピサ

ドバイターフ      アーモンドアイ・アドマイヤムーン・リアルスティール

ドバイシーマクラシック ステイゴールド・ハーツクライ・ジェンティルドンナ

 

ドバイゴールデンシャヒーンは日本馬の勝ち馬はいませんが2019年に出走したマテラスカイは2着に連対しました。

 

4月 香港 

香港 クイーンエリザベス二世カップ(G1) 芝2000m

 

香港の沙田(シャティン)競馬場で開催されるレースです。

元々はG2でしたが2001年よりG1に格上げされました。

日本馬も出馬を表明するレースで好走実績も多いです。

ここを制した日本馬はエイシンプレストンが連覇をしたのをはじめ、現種牡馬のルーラーシップ、札幌記念勝ち馬のネオリアリズム、中山競馬場巧者のウインブライトがいます。

 

8月 フランス 

フランス ジャックルマロア賞(G1) 芝1600m

 

フランスのドーヴィル競馬場にて開催されるマイルのレースです。

設立は1921年と非常に歴史の深いレースで戦争での中止・代替開催と紆余曲折を経ながらも今日まで開催されている格の高いレースといえるでしょう。

 

日本馬では1頭、90年代のマイル王ともいえるタイキシャトルのみがこの舞台で優勝しました。

 

10月 フランス 

フランス 凱旋門賞(G1) 芝2400m

 

世界のホースマンが夢見る舞台で、それは日本馬、日本の競馬関係者にとっても例外ではありません。世界最大の芝のレースともいえる凱旋門賞は10月上旬にフランスのロンシャン競馬場で開催されます。

 

日本馬は2019年時点で24頭(26回)が挑戦しましたが1着になった馬はいません。最高着順は1999年のエルコンドルパサー、2010年のナカヤマフェスタ、2012年と2013年のオルフェーヴルの2着が最高となっています。

 

10月 オーストラリア

オーストラリア コーフィールドカップ(G1) 芝2400m

 

設立は1871年と凱旋門賞以上に歴史の深い中距離馬のレースです。オーストラリアのコーフィールド競馬場で開催されます。

 

2019年にメールドグラースがこの舞台を勝ち切りました。ちなみに日本の日経新春杯・京都記念・目黒記念を勝った馬はこのコーフィールドカップの優先出走権が与えられます。

 

11月 オーストラリア

オーストラリア メルボルンカップ(G1) 芝3200m

 

オーストラリアのフレミントン競馬場で開催されるオーストラリアを代表するレースです。

 

その距離は3200mで世界でも有数のステイヤーレースで、しかもハンディキャップ競走に指定されています。

 

2017年にオーストラリアでジ・エベレストが設立されるまで、オーストラリア国内で最も賞金の高いレースでした。

 

日本馬では2006年のデルタブルースがこの舞台を制しました。

 

12月 香港

香港      香港ヴァーズ(G1)          芝2400m

香港      香港スプリント(G1)         芝1200m

香港      香港マイル(G1)           芝1600m

香港      香港カップ(G1)           芝2000m

 

12月の上旬に開催される香港のレースです。すべて同じ日に開催されます。開催競馬場は香港の沙田競馬場です。

 

暮れの時期。日本馬の多くはここか有馬記念の2択をせまられます。

 

短距離馬やマイル馬は暮れは出るレースがないので香港を選ぶパターンが多いですね。

 

日本の勝ち馬は

 

香港ヴァーズ  ステイゴールド・サトノクラウン

香港スプリント ロードカナロア(連覇)

香港マイル   エイシンプレストン・ハットトリック・モーリス

香港カップ   フジヤマケンザン・アグネスデジタル・エイシンヒカリ・モーリス

 

比較的日本馬も好走しています。

 

払戻の時期、タイミング

海外競馬を購入して見事的中したとします。気になるのは払戻のタイミングですよね。それは、JRA・ブックメーカーにより変わってきます。

 

JRAの払戻のタイミングは中央競馬とそこまで変わりません。ただし、現地の確定様式が日本とは違うので日本よりも払戻に時間がかかります。

 

ブックメーカーの払戻は各社によって様々ですが、上記のオススメで紹介した10 bet Japanは早くて数分、遅くても1時間内に払戻するようです。ネットで競馬中継を見ることができるSportsbet.io、そしてWilliam Hillは10 bet Japanよりも時間はかかるようです。

 

日本にいながら気軽に購入できる海外馬券

以上が海外競馬の購入方法になります。

 

JRA経由で購入するには日本の独自のオッズとはいえ簡単に海外競馬を買うことができますし、すでに即PATやA-PATに入会している人ならその会員IDを使うことができるのでより楽に購入できます。

 

ブックメーカーは海外サイトがほとんどなのでJRAのインターネット投票よりも敷居は高く感じますが、現在は日本語対応のブックメーカーサイトもあります。登録するのにネット口座、ログインIDといくつか必要なものを揃えないといけませんが、それでも無駄な手続きはないため簡単に登録できます。また、競馬以外にもサッカーや野球・テニスといったスポーツ全般も賭けの対象になっているので競馬以外の賭け事もできます。

 

簡単に登録して気軽に買えるようになった海外馬券。興味のある方は一度登録してみてはいかがでしょう。

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