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走るサンデー系産駒の特徴・傾向をリーディング上位馬から分析!

競馬はブラッドスポーツと言われるほど、血統が重要なスポーツです。

 

現代の日本競馬の中心血統は、父方にサンデーサイレンスの血を引く、いわゆる「サンデー系産駒」の馬たちです。そうなると、馬券を購入する上では、サンデー系産駒の馬たちの取捨が非常に重要になります。

 

今回は、サンデー系産駒の競走馬たちの見極め方を独自の見解で分析していきます。

※本文中の数値データは「JRA-VAN(https://jra-van.jp/)」の
 2019年8月29日現在のデータを引用しています。

 

リーディング上位を独占するサンデー系産駒

先ほど、日本競馬の中心はサンデー系産駒の馬たちとお伝えしましたが、どの程度サンデー系産駒の馬が活躍しているのでしょうか。

 

まずは、こちらのデータをご覧ください。

昨年(2018年度)の賞金順リーディングサイヤー

①位 ディープインパクト 6,777,042,000円

2位 キングカメハメハ 3,509,199,000円

③位 ハーツクライ 3,290,415,000円

④位 ステイゴールド 3,184,925,000円

5位 ハービンジャー 2,574,877,000円

⑥位 ダイワメジャー 2,463,225,000円

7位 ロードカナロア 2,388,875,000円

8位 ルーラーシップ 1,999,189,000円

9位 クロフネ 1,641,791,000円

⑩位 ゴールドアリュール 1,501,128,000円

※順位の数字が○数字の馬がサンデー系産駒

 

系統別の内訳を見ると

・サンデー系→5頭

・キングマンボ系→3頭

・ダンチヒ系→1頭

・ヴァイスリージェント系→1頭

となっており、サンデー系が半数を占めています。

 

2019年の7月にディープインパクトが亡くなり、不動のリーディングサイアーがいなくなってしまいますがサンデー系の多くが上位を占めることは、当分変わらないでしょう。

 

ただ、他のサンデー系産駒はディープインパクトほどずば抜けた成績ではないので、条件別に馬券を買うタイミングを見極めることが重要になります。

 

というわけで、今回は2018年リーディングサイアーのトップ10入りしたサンデー系産駒5頭の馬券を買う際にためになるデータをお伝えしたいと思います。

 

ディープインパクト(2018年 リーディングサイアー 1位)

2018年の賞金を見ても、2位のキングカメハメハと3位のハーツクライの合計額とほぼ同じと、圧倒的な強さを見せていました。

 

芝コースにおいては、いかなる条件でも勝率が10%を超えますし、3着内率も30%を超える抜群の安定感を見せています。

 

そのため、芝のレースでの馬券の軸としては高い信頼ができます。

 

ただ、ディープインパクト産駒というだけで馬券が過剰に売れる傾向が強いので、ディープインパクト産駒を買い続けるだけで収支をプラスをするのは、かなり難しいというのが実情です。

 

唯一狙えるのは、3勝クラス以上でサンデー系産駒が多く出走しているレースではディープインパクト産駒の近走不振馬が人気の盲点になり波乱を演出することが時折みられるので、そこに、注目してみるのは面白いでしょう。

 

ハーツクライ(2018年 リーディングサイアー 3位)

ディープインパクトの現役時、日本国内で唯一、この馬を負かしたのがハーツクライです。

 

種牡馬になってもサンデー系の二番手として安定してサイアーランキングの上位を賑わしてくれています。

 

芝での活躍は言わずもがなですが、ハーツクライの一番に狙い目は、ダートの重馬場です。

 

この条件での成績を、ダートで活躍馬を多く出しているサンデー系種牡馬、ゴールドアリュールと比較しみましょう。

 

ダート重馬場での成績

ハーツクライ産駒

勝率:8.9%

連対率:18.8%

3着内率:27.5%

 

ゴールドアリュール産駒

勝率:8.0%

連対率:16.3%

3着内率:23.5%

 

どの数値においてもゴールドアリュール産駒を上回っています。

この事実はあまり知られていませんし、ダートの重馬場では無条件にハーツクライ産駒を狙ってみても馬券収支の向上につなげられるでしょう。

 

ステイゴールド(2018年 リーディングサイアー 4位)

ステイゴールド産駒の特徴としては、とにかくダートが苦手だということです。

 

2018年のリーディングサイアートップ10の中でダートでの3着内率が20%を下回っているのはこの馬とハービンジャーの2頭だけです。

 

ですので、ダート替わりのステイゴールド産駒は基本的には消しで問題ないでしょう。

 

芝の中長距離では安定して走ってくれているのでステイゴールド産駒を狙うならこの条件でしょう。

 

ダイワメジャー(2018年 リーディングサイアー 6位)

ダイワメジャー産駒、最大の特徴は芝の道悪巧者であることです。

 

下記のデータをご覧ください。

 

芝重馬場での成績(サンデー系)

1位:ディープインパクト産駒

勝率:12.9%

連対率:23.8%

3着内率:32.3%

 

2位:ダイワメジャー産駒

勝率:11.2%

連対率:21.5%

3着内率:31.4%

 

3位:ハーツクライ産駒

勝率:8.1%

連対率:17.3%

3着内率:27.8%

 

ディープインパクト産駒にはさすがに及びませんが、3位のハーツクライ産駒とはすべての数値において3ポイント以上の差をつけており、道悪巧者であることを証明しています。

 

「ダイワメジャー産駒は芝の道悪で狙い」と覚えておけば、役に立つでしょう

 

ゴールドアリュール(2018年 リーディングサイアー 10位)

ゴールドアリュール産駒は、ダート戦で圧倒的な強さを見せリーディングサイアーのトップ10入りを果たしました。

 

先述したように、道悪になればハーツクライ産駒の方が良い成績を残していますが、ダートの良馬場ではディープインパクト産駒の成績をも上回ります。

 

ダート良馬場での成績

ゴールドアリュール産駒

勝率:9.8%

連対率:18.6%

3着内率:26.5%

 

ディープインパクト産駒

勝率:9.2%

連対率:16.4%

3着内率:24.8%

 

サンデー系産駒の中で、ダートに強いのはゴールドアリュール産駒と覚えておきましょう。

 

まとめ

初心者の方にも分かりやすいように、今回は芝とダートの馬場条件別の成績を中心にサンデー系産駒のご紹介をさせていただきました。

 

みなさんの馬券収支アップのお役に立てると幸いです。

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