競馬初心者から上級者まで楽しめる競馬情報サイト

本サイトではアフィリエイト広告を利用しています

競馬の開幕週とは?芝・ダート別の傾向、狙える馬や脚質の見極め方

皆さんは、競馬を観戦するとき開催日を意識していますか。多くの人は、自分が都合の良い日に競馬場に足を運んでいると思います。しかし、開幕週と最終週で傾向が大きく異なる場合があります。

 

開幕週ならこの条件の馬が好走する、最終週では別の条件の馬が好走するということも、競馬ファンの間では言われています。

 

そこで今回は、競馬の開幕週についてまとめていきます。開幕週の特徴を理解して、馬券の購入に役立ててみましょう。また、新たな競馬の知識を身に着けることで、楽しみも増えます。今回のまとめを、ぜひ参考にしてみてください。

 

競馬の開幕週とは?

開幕週とは、競馬場の開催が始まった週のことです。中央、地方競馬ともに、競馬場が入れ替わりながらレースを開催しています。1年間レースを開催し続けている競馬場は、存在しません。

 

競馬場はレースを開催し続けると、芝が傷んでしまいます。また、ダートも砂の厚さが変わってしまうこともあります。馬場が荒れすぎてしまうと、競走馬が故障するリスクが高まります。

 

そのため、競馬場は整備をしなければいけません。整備の関係もあり、競馬場を入れ替えながらレースを開催しています。開催する競馬場が変更するため、開幕週というものが存在します。

 

11月は東京、京都、福島で開催、12月は中山、阪神、中京となっており、ローテーションで開催される競馬場は入れ替わっています。開催される競馬場が変更されたら、その週が開幕週と覚えておくと、忘れずに済みます。

 

開幕週は研究したデータを最も生かせるときといえます。詳しいことは、開幕週の傾向のところで触れていきますが、よく研究してから競馬場に行くことをおすすめします。自分のデータ分析の努力が報われやすいからです。

 

開幕週とは、競馬場開催が始まった週であること、データを生かしやすいということを覚えておきましょう。この知識を身に着けて競馬場に行くことでそれまでとは、違った楽しみ方ができます。

 

開幕週の傾向【芝・ダート別】

開幕週とほかの週で何か違う点があるのか、そう疑問に思う方も多いと思います。結論から申し上げますとあります。では、開幕週の傾向について芝、ダートごとにみていきましょう。

 

芝コース

まずは、芝コースの開幕週の傾向についてです。芝は、レースが開催されるにつれて芝が痛んできます。そのため馬場状態は、開幕週と最終週では大きく異なります。

 

開幕週は芝の状態が最もよく、走りやすい状態といえます。どこを通っても基本的には、走りやすいので内側を通るほうが有利です。同じ馬場なら、最短距離を走ったほうがよいというのはわかると思います。最短距離を走るには、内側に行く必要があります。外枠の馬が内に行くには、多く距離を走らなければいけません。それに比べ内枠の馬は、距離をロスすることなく、内側の最短距離コースをとることができます。

 

このように開幕週は、内枠の馬が有利です。この傾向は、小回りの競馬場の方が現れます。カーブがきついほど、内と外で走る距離の差が大きくなるからです。中央競馬の場合、中山競馬場が非常に小回りのため、内枠有利の傾向が出やすいと考えられます。

 

このような傾向があるので、開幕週の芝レースは内枠の馬を買ってみるとよいでしょう。しかし、やみくもに内枠の馬だけ買うというのは、よくないです。

 

このデータを知っている人の多くが内枠の馬を買うため、過剰人気になる場合があるからです。内枠というだけで人気している馬には、注意しましょう。確かに、内枠の馬は有利ですが、その馬に実力がなければ馬券内には入れません

 

前走の成績などを参考にして、買うようにしましょう。ある程度能力のある馬が開幕週で内枠に入ってきたら狙うというスタンスをとることをおすすめします。

 

ダートコース

次はダートコースについてです。ダートコースは芝コースに比べて痛みなどは少ないです。ダートコースの砂厚は開幕週と最終週であまり変化しません。ダートのレースの場合は、芝コースにみられるような開幕週の傾向はあまりありません。ダートコースは、開幕週の傾向は当てはまらないので、あまり気にせず予想をした方が良いといえます。開幕週の傾向を読まなくても大丈夫なので、予想はしやすいです。

 

以上が芝、ダートの開幕週の傾向です。芝コースの場合この知識を活用して、予想をしてみましょう。開催週により、有利、不利があるということを知っていると大きな武器になります。

 

開幕週を象徴するレース

開幕週の特徴が顕著に現れたレースについて紹介します。2019年9月8日に中山競馬場で行われた 京成杯オータムハンデキャップです。開幕週の走りやすく、きれいな馬場状態を生かしたトロワゼトワルの逃げが決まったレースでした。

 

レコード決着ということで、開幕週の馬場状態が生み出したものと考えられます。走りやすい馬場のため、前が止まらず逃げが決まりやすいです。また、2着馬、3着馬も4コーナーで2番手、4番手にいました。

 

開幕週の傾向であり、狙える脚質で後ほど紹介する逃げ、先行馬が有利というデータがそのまま出ました。小回りの中山競馬場ということもあり、より顕著に現れたと考えられます。

 

すべての開幕週のレースが傾向のようになるわけでは、ありませんが今回のようなデータ通りになるレースも多くあります。

 

開幕週で狙える馬や脚質

馬券を購入する際には、狙える馬や脚質は気になるでしょう。そこに注目して解説していきます。脚質は、逃げ、先行有利というデータがあります。

 

開幕週は芝の状態が良く走りやすいので、前にいる馬がそのままペースを落とさずに走り切ることができるからです。差しや追い込みの馬は、逃げ、先行馬のペースが落ちなければとらえることができません。

 

末脚自慢の馬でも前に追いつけずに、終わってしまうというレースが多いです。脚質で選ぶなら逃げ、先行の馬をおすすめします。

 

狙える馬としては、内枠 逃げ 先行の馬です。しかし過剰人気になっている場合は買わない方がよいです。先ほども説明しましたが、あくまで過去の競争成績を参考に狙う馬を決めましょう。

 

またその馬が来たとしても、オッズ的においしくないです。回収率を考えるのであれば過剰人気の馬は、買うメリットはあまりないでしょう。多くの人が見落としているとき内枠 逃げ 先行の馬を狙うことをおすすめします。

 

開幕週を攻略するには

今回は競馬の開幕週について書きました。傾向、象徴的なレース、狙える馬 脚質という視点から開幕週を解説しました。同じ競馬場でも開幕週とほかの週では違いがあることが分かったと思います。

 

芝の状態で結果は大きく変化します。これを知らなければ、いつも同じ予想しかできません。この知識を得ることは、競馬を観戦するにはとても重要なことです。

 

開催される週によって有利な枠・脚質が異なります。開幕週で有利な枠、脚質を知ることでより深く予想ができ、競馬の楽しみが増えます。

 

今回まとめた開幕週の知識を活用すれば、象徴的なレースがあったときに的中が狙えます。そのときに自分の分析が報われて、より競馬が好きになります。

 

この記事を読んでいただいた方の予想に、少しでも役立てたら幸いです。

 

こちらの記事もおすすめ

>> 競馬の最終レースは荒れる?レース傾向と騎手攻略のポイント

 

>> 芝とダート、荒れやすいのはどっち?それぞれの単複回収率、荒れる理由も解説

トップへ戻る