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競馬の最終レースは荒れる?レース傾向と騎手攻略のポイント

競馬場に足を運ぶと、1日中レースが開催されています。

 

しかし、何レースあるのかというのは、あまり意識ないでしょう。

 

多くの人は、G1などのメインレースを見るために競馬場へ行きます。 午前中の未勝利戦から観戦している方なら、何レース目というのは意識すると思います。

 

メインレースを観戦する方は、そのレースが終わったら競馬場を出て行かれる姿を目にします。

 

しかし、メインレースが終わった後にも、まだレースがあります。今回はそんな最終レースについて書きます。

 

メインレースと比べると注目されてはいませんが、盛り上がるレースです。 最終レースの特徴を知り、競馬場で過ごす時間をさらに楽しみましょう。  

競馬の最終レースとは?

競馬場では、基本的には1日12レース開催されます。最終レースとは、その名の通り12レースのことを指します。

 

11レースが多くの方が注目するメインレースが行われます。そのメインレースの後に行われるのが、最終レースです。

 

メインレースをみて競馬場から帰宅するという方も多いので、最終レースを観戦する人はあまり多くないです。そのため比較的近くでレースを観戦することができます。

 

また、最終レースは、レベルの高いレースは行われない傾向にあります。これがメインレースが終わると帰宅して、最終レースは観戦しないという方が多い理由ですが、重賞が行われることもあります。東京競馬場で開催される目黒記念です。日本ダービーの週に行われるので、最終レースの中では注目度が高いです。

 

このように近年では、重賞レースのようなレベルの高いものも、最終レースとして開催されるようになっています。また競馬場でイベントなどが行われる際は、そのイベントをみるために残っている方も多く最終レースも活気があります。

 

メインレースが終わったら帰宅していた方も、ぜひ最終レースも観戦することをおすすめします。後ほど解説する傾向などを参考に狙う馬を決めてみてはいかがですか。

競馬の最終レースの傾向

競馬の最終レースは、1番人気の信頼性が下がる傾向にあります。ほかのレースと最終レースを比較したデータによると、勝率が5%ほど下がるといわれています。最終レースで1番人気の馬を買おうとする際は、少し慎重に考えた方が良いといえます。

 

また、1日の最後に行われるレースということもあり、馬場状態はよくないことが多いです。午前中のレースとは異なる傾向になる場合があります。

 

またデータは馬場がきれいな方が反映されやすいです。 データに頼るというよりも、その日のレースの傾向を分析することが大切といえます。前残りなのか、差し 追込が決まる馬場なのかを判断することが予想をしやすくなります。 最終レースで馬券を買う際は、その日行われたレース結果に目を通してから予想することをおすすめします。

 

このように最終レースは、1番人気の信頼度が下がるため荒れる傾向にある、その日の馬場状態から有利な脚質の馬が勝つ傾向があるといえます。 この傾向を頭に入れながら馬券を買いましょう。  

最終レースが荒れる、荒れやすいといわれる理由とは

最終レースが荒れる理由としては、馬券を購入する際の人間の心理状態が影響していると考えられます。

 

最終レースで馬券を購入する人の心理には、様々なものがあります。 今日は1日通して、プラス収支だったからさらに利益を増やしたいと考える人、マイナスだったからここで大勝負をしてプラスで終わりたい人などがいます。前者の人より、後者の人ほうが圧倒的に多いです。メインレースまで、プラスだった人は気分よく競馬場から帰りたいと思うからです。しかしマイナスだと、最後は勝って終わりたいと考える人が多いです。

 

このような人間の心理から最終レースは、マイナス分を取り返したいという人が臨むレースといえます。人間の心理から購入する馬も変化します。1番人気で手堅く勝ちたい人もいますが、オッズ的なことを考えて中穴、大穴の馬を狙おうとする人が多いです。

 

こうなるとオッズがその馬に対する評価ではなく、人間の心理状態を表すものになっています。 1番人気が過剰人気になる場合や、そこまで能力のない馬を買う人が多くなる傾向があります。本来馬の能力や、過去の競争成績などで、判断しなければいけませんが収支を気にしてしまう人が多いので、オッズが変動します。

 

また、騎手の状態も最終レースは大きく影響すると考えられます。騎手は1日に何レースも、馬に騎乗しなければいけません。午前中から1日中レースがあると体力を消耗します。また、集中力が切れてしまったら、最終レースでは本来の能力を発揮できません。 騎手が疲れていたり、集中力がなくなっていると馬にも伝わり能力にも影響します。

 

この例としては、2019年 日本ダービーのサートゥルナーリアが挙げられます。日本ダービーという緊張感のある舞台、騎手はこの馬に初めて乗る、ダミアン・レーンという状況でした。 またどうしても勝ちたいという陣営の緊張感が、サートゥルナーリアにも伝わってしまいました。本来なら勝てる可能性のあるレースでしたが、ゲートで出遅れるなどの影響もあり、4着に敗れてしまいました。

 

最終レースは決して特別なものではありませんが、人間の心理状態などが原因で荒れることが多いです。また、その日で最も馬場が荒れているというのもレースの予想を困難にする要因です。      

最終レースを予想する際のポイント

最終レースを予想する際のポイントは騎手にあります。

 

あくまで傾向としてですが、ベテラン騎手は最終レースでは成績を落とし、若手騎手は成績を上げるということが言えます。 騎手で選ぶのであれば、最終レースの場合は若手騎手から買う方が良いです。

 

また、減量騎手が最終レースでは、優秀な成績を残しているというデータがあります。斤量としては、50~51キロの騎手が単勝回収率、複勝回収率ともに最も良いというものです。 斤量が軽ければ軽いほど良いというわけではありません。49キロより軽い場合は、単勝回収率、複勝回収率ともに悪いです。ここまで軽いと馬の能力がほかと比べて著しく低い場合が多いからです。斤量が50~51キロの減量騎手がいればそこを狙って買うのもよい策といえます。

 

その日の馬場状態などを参考にしたうえで、最後の決め手として、騎手の傾向を参考にすることをおすすめします。  

最終レースを観戦しましょう

今回は最終レースについて書きました。傾向、荒れる理由、予想する際のポイントを中心に解説しました。最終レースは、メインレースと比べるとみている人は少ないですが、見ごたえのあるレースが展開されています。

 

今までは、メインレースをみたらもう終わりと考えていた方も、この記事をきっかけに最終レースも観戦してみてはいかがですか。

 

最終レース特有の傾向などもあり予想するのが楽しいです。 最後にもう1度競馬を楽しむという気持ちで最終レースまで見てください。そこには一生懸命走っている馬の姿があります。その仔たちの走りを見届けて競馬場をあとにしましょう。    

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