レース日程
レース名 | 第48回函館2歳ステークス(G3) |
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日程 |
2016年7月24日15:25発走 |
競馬場 | 函館競馬場/芝/右1200m |
条件 | 2歳 サラ2歳オープン |
出走馬紹介
ザベストエバー
スタートは普通も二の脚が早く楽にハナを奪い、そのまま後続と1馬身差をキープしながら直線に向き、仕掛けられると真っ直ぐに伸びて最後は余裕を持ってのデビュー勝ちでした。
ピッチ走法でいかにも小回りが向く印象があり、仕掛けられてから2着馬を再び離した内容から、距離が200m伸びても十分に対応できそうです。
ガーシュウィン
好スタートから3頭雁行体勢の中でハナを奪い、3~4コーナーで口向きの悪さを見せてスムーズなコーナリングではないながらも、直線軽く仕掛けられるとあっという間に後続を置き去りにして4馬身差の圧勝でした。
道中の走りは頭が高く、気性的にもまだまだ子供ながら、その走りは非常に高い能力を感じさせるもので、スムーズなら重賞の舞台で再び圧勝を見せても驚けないでしょう。
レヴァンテライオン
好スタートから一旦はハナに立つも、外から2頭が並んでくると3番手に控えました。
4コーナーから直線にかけて前が壁になり、2着馬が4コーナーから一気に仕掛けて直線完全に抜け出した中、残り150mで外に出して仕掛けると反応良く一気に伸びて、G前余裕十分に捉えての快勝でした。
2歳馬とは思えない大人びたレース内容に加えて、2着馬が次走を楽勝したことからレースレベルも高く、その完成度の高さは2歳馬同士の戦いの中で大きな武器になりそうです。
モンドキャンノ
比較的ゆったりした流れの中、終始3番手から手応え十分に前を追走し、直線逃げた馬が粘る中ムチ一発で一気に加速し、最後は余力を十分に残しての快勝でした。
タイムも今回の登録馬の中では最速で、非常に落ち着きのあるレース振りは好印象で、やや余裕のある馬体から上積みもまだ十分に残っていると言えそうです。
ドゥモワゼル
2戦目となった未勝利戦ではスタートでやや後手を踏んで後方からのレースになるも、手応え十分に3コーナーから動いていき、直線外から楽な手応えでアッサリと抜け出すと、ゴール前は手綱を抑える余裕も見せての楽勝でした。
初戦はモンドキャンノ相手に逃げての2着、2戦目は後方からの競馬で勝利と、他馬と比べて展開に対する自在性があるのは大きな武器で、タイム的にも十分勝ち負けできるレベルにありそうです。
ロイヤルメジャー
好スタートから楽にハナを奪い、4コーナーで後続に一旦は並びかけられますが、早めに仕掛けられると再び後続を突き放し、最後までしっかり伸びての快勝でした。
減量騎手騎乗で斤量差があったのは確かですが、雨が降ってやや力のいる馬場で逃げ切ったのはスタミナがある証拠で、もし当日雨が降って馬場が渋るようなら注目の1頭となるのではないでしょうか。