東京ジャンプS（J・GⅢ）東京障害3110ｍ

 

中山グランドジャンプを勝ったオジュウチョウサンが断然の1番人気に推されるでしょうが、どうも怪しい臭いがするのは自分だけでしょうか？

 

J・GⅠを勝ったにも関わらずここに出走してくるのには何かしらの理由があるのでしょうが、もし賞金目当てだとすればその判断が裏目に出そうな気もしますが……。

 

どちらにしても、翌日の宝塚記念に向けて少額で楽しむのが良さそうですね。

 

それでは予想です。

 

レース予想

 

◎　アロヒラニ

レースになっていなかった障害初戦の未勝利戦を除けば実質無傷の2連勝中で、特に重賞の常連であるサンライズロイヤルを軽く一蹴した前走の内容は、まさに強いの一言でした。

 

平場でも1600万条件まで勝ち上がったように平地力は上位で、障害戦ではまだ底を見せてないのも魅力です。

 

今回は主戦の石神騎手が乗れないのはマイナス材料ですが、飛越センスとまだ見せていない伸びシロで大本命崩しを期待したいと思います。

 

○　オジュウチョウサン

おそらく1倍台の断然人気でしょうが、本命馬を徹底マークできた前走とは異なり、おそらく全馬にマークされる立場になる今回は楽な競馬にはならないでしょう。

 

パワー勝負になりやすい中山障害に比べて、スピードや先行力が求められる東京障害で、1000ｍ以上の距離短縮と他馬より2キロ重い62キロの斤量が影響する可能性は十分あると思います。

 

能力は断然と認めつつも、今回は対抗評価に留めたいと思います。

 

▲　ブライトボーイ

前走はサナシオン、オジュウチョウサン相手に強気に先行して失速しましたが、今回のメンバーなら楽に先手が奪えるでしょう。

 

東京障害コースは先行した馬がそのまま残るケースが多く、他馬の意識がオジュウチョウサン1頭に向く今回は、尚更前残りの可能性は高くなりそうです。

 

人気もそれほどなさそうな今回、単勝を押さえておいて面白い1頭でしょう。

 

△　ビコーピリラニ

前走は最低人気ながら、前2頭には離されたものの3着のメイショウアラワシとは0.1差の4着で、地力の高さを感じさせるレースでした。

 

叩き良化型で、1戦毎にレース内容も良化し、昨年の小倉サマージャンプの内容からも、このメンバーなら十分勝負になるでしょう。

 

ムラ駆けな面はありますが、ヒモ穴としては面白そうな1頭です。

 

△　タナトス

昨年の同レースではオースミムーンには突き放されながらも、直線しぶとく伸びて2着を確保しました。

 

元々障害転入後いきなり2連勝したように能力は高く、叩きつつレース内容が良化しての3戦目というのも好印象です。

 

今年も1頭強い馬がいますが、もしレースが紛れるようなことがあれば、馬券に絡んでくる可能性は十分にありそうです。

 

 

個人的に東京の障害は、実績が断然で圧倒的人気の馬がコロっと負けるイメージが強く残っており、昨年も連対率100％だったエーシンホワイティがあっさりと9着に敗れました。

 

オジュウチョウサンが強いのは認めつつも、今回に限っては別の馬で翌日の宝塚記念の軍資金を増やせたら最高ですね(笑)。

 

《買い目》

単勝　　◎、▲　　各300円

馬単　　◎、▲、△、△　→　○　　各100円　　計1,000円