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未来のスター!オイシン・マーフィー騎手の日本成績、騎乗フォームに隠された秘密、来日理由も紹介

出典:wikipedia

 

競馬好きの方であれば、今年のジャパンカップは見たと思います。今年の勝利騎手は、オイシン・マーフィーでした。短期免許で来ている外国人騎手です。この騎手のことを、知らない方もいると思います。

 

そこで今回は、オイシン・マーフィー騎手について書きます。経歴、特徴、日本での成績、評価について触れていきます。これからの活躍から目が離せない騎手です。

 

競馬好きの方、そうでない方もこの機会にオイシン・マーフィー騎手を覚えましょう。

 

マーフィー騎手のプロフィール、経歴

 1996年9月6日生まれの23歳。アイルランド出身。叔父が騎手という家系で、幼少期を過ごしました。その叔父から技術を学び、騎手になりました。デビュー前は、エイダン・オブライエン厩舎で、勤務していました。

 

2013年イギリスで騎手デビューを果たします。2013年41勝を挙げる活躍をしました。1年目からこれだけ勝ったため、マーフィー騎手は注目の若手として見られるようになります。

 

翌年、2014年は76勝をします。この成績が評価され、イギリスの見習い騎手チャンピオンとなりました。このタイトルの影響もあり、彼はさらに注目を集めることとなります。

 

その後、順調に勝ち星を伸ばします。2016年は114勝、2017年は127勝をあげました。この年にフランスG1フォレ賞を制して、自身初のG1制覇を達成しました。

 

2018年は、デビューした国であるイギリスのG1エクリプスステークスを制しました。これがイギリスG1初制覇となりました。またこの年にロンジンワールドベストジョッキーで2位になる活躍をしました。マーフィー騎手が、世界のトップジョッキーとして競馬関係者から認められることとなりました。

 

またマーフィー騎手は、短期免許を取得し数多くの国で騎乗しています。日本はもちろんのこと、オーストラリア、香港などでも騎乗しています。世界15か国ほどで騎乗しています。

 

マーフィー騎手のジョッキーとしての特徴

 マーフィー騎手の、騎乗フォームについて書いていきます。彼が乗ると、馬のスピードを最大限発揮できます。その理由として肘の使い方に特徴があるそうです。肘に膝が被らないということが、彼のフォームの特徴です。こうすることで、腕が常に高い位置にあるので、手綱に余裕があり首の動きを制限しません。

 

多くの騎手は、逆手のような形で手綱を引きます。そうすると、馬の首の動きを制限してしまいます。馬は脚のほかに首を使って推進力を出しています。人間も走るときは腕を振ります。馬の首は走っている際は人間の腕のようなものです。

 

人間も腕の動きを制限されたら、速く走ることができません。マーフィー騎手は、馬の動きを制限しない乗り方ができているといえます。馬にストレスがたまらない乗り方ができるのは、彼の素晴らしいところです。

 

この騎乗フォームを多くの騎手が真似すればよいのでは、そう考える方もいると思います。私もそう思いましたが、そんな一朝一夕でできるようなものではありません。日々のトレーニング、イギリスでの騎乗経験が彼のフォームを創り上げています。

 

また、彼はとても研究熱心なところがあります。いつも競馬のレースをみているそうです。休みの日も多くのレースを見ています。また趣味が馬術観戦ということで、馬が本当に好きということがわかります。オーナーがこのレースをみてほしいと依頼したレースを、もうすでに研究済みということも珍しくないようです。

 

好きこそものの上手なれと言いますが、まさにこのことです。マーフィー騎手の馬を愛する気持ち、競馬に真剣に向き合う姿勢が、素晴らしい騎乗フォームを生み出しています。

 

マーフィー騎手が23歳の若さで世界トップクラスになる理由がよくわかります。

 

マーフィー騎手が来日したいと思った理由は?日本での成績も紹介

マーフィー騎手の成績について触れる前に、なぜ来日したいと思ったのかその理由について書きたいと思います。

 

凱旋門賞のオルフェーヴル、ジャパンカップのエピファネイアを見たからだそうです。この2頭のレースに衝撃を受けたそうです。日本の馬は、素晴らしいと思い来日したいと思ったそうです。

 

私自身もその2頭に関しては、とても能力の高い馬だと思います。マーフィー騎手が素晴らしいと思う理由もわかります。オルフェーヴルのレースは日本競馬の悲願、凱旋門賞制覇が目前に迫ったレースでした。このレースは、多くの方が記憶に残っていると思います。また、エピファネイアのジャパンカップは、他を圧倒する強さでした。馬の能力の高さが表れていました。

 

さて、前置きが少し長くなりましたが、マーフィー騎手の日本での成績について触れていきます。

 

日本では、これまで184回騎乗しています。2018年が42回、2019年142回です。その中で2018年は8勝、2019年は24勝を挙げています。通算勝率は17.4%となっています。

 

日本での初騎乗は2018年12月15日中山競馬場の第5レースです。結果は5着でした。初勝利は同日、第10レース舞浜特別です。その日に初勝利をするのは、素晴らしいと思います。

 

また、初重賞制覇は、2019年1月27日東京競馬場第11レース根岸ステークスです。そして初G1制覇が、先日のジャパンカップです。スワーヴリチャードでの勝利となりました。2018年に1回、2019年に1回短期免許を取得して来日しています。

 

この短い期間でG1制覇をするのは、マーフィー騎手の実力があることがわかります。マーフィー騎手は、日本でも優秀な成績を残しているといえます。また、ダートより芝のほうが勝ち星は多くなっています。

 

芝コースでマーフィー騎手なら、馬券で狙うのもおすすめです。実力がある騎手なので、迷ったら屋根で決めるという方には、おすすめできる騎手です。

 

マーフィー騎手の評価

マーフィー騎手は「若き天才」と称されています。23歳にしてこれだけの成績を残しているので、誰もが納得です。

 

またインを突くのがうまい騎手です。先日のジャパンカップもそうですが、最後に逃げ馬のインを強襲して勝ちました。うまく外に出した、カレンブーケドールを差し切る素晴らしい競馬でした。

 

また、インタビューでも状況を判断して、インを狙うのは意識しているという話はありました。外に回したほうが確実に進路を作れます。しかし、その分距離が伸びてしまいます。マーフィー騎手は、状況をうまく判断してインが空くまで待っています。

 

多くの騎手が焦ってしまう中で、一瞬でその判断ができることが、彼が評価されるポイントです。この一瞬の判断力で多くの馬を、勝利に導いています。

 

「若き天才」が世界中から賞賛される理由がわかります。評価としては、世界でもトップクラスのジョッキーと言われています。

 

若き天才ジョッキー、オイシン・マーフィーについて

今回は、オイシン・マーフィー騎手についてまとめました。経歴、特徴、日本での成績、評価から彼について多くのことが分かったのではと思います。天才と呼ばれる裏には、競馬を愛する気持ちがありました。その姿勢が彼を天才にしました。

 

私もこの記事をまとめている中で、彼を応援したいと思いました。オイシン・マーフィーの名は、あと何年かしたら世界一のジョッキーとして知られているかもしれません。

 

世界一のジョッキーになる彼を追い続けてみてはいかがですか。

 

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