出典:photozou
ショウナンパンドラ
性別 | 牝馬 |
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年齢 |
5歳 |
毛色 | 鹿毛 |
生年月日 | 2011年3月10日 |
父 | ディープインパクト |
母 | キューティゴールド |
母父 | フレンチデピュティ |
母母 | ゴールデンサッシュ |
直近レース成績
開催日 | 競馬場 | レース名 | 馬場 | 頭数 | 着順 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
2016.04.03 | 阪神 | 産経大阪杯G2 | 芝2000良 | 11頭 | 3着 | 4人気 |
2015.11.29 | 東京 | ジャパンカップG1 | 芝2400良 | 18頭 | 1着 | 4人気 |
2015.11.01 | 東京 | 天皇賞秋G1 | 芝2000良 | 18頭 | 4着 | 5人気 |
2015.09.27 | 中山 | オールカマーG2 | 芝2200良 | 15頭 | 1着 | 3人気 |
2015.06.28 | 阪神 | 宝塚記念G1 | 芝2200良 | 16頭 | 3着 | 11人気 |
G1、二勝の実力馬。
一勝目は秋華賞、当時1.5倍の一本被りの一番人気、ヌーヴォレコルトを退けての優勝を果たしました。
二勝目はジャパンカップ、古馬の牡、牝混合戦での優勝はとても高く評価できます。
さらに、相手にはラブリーデイやゴールドシップもいた一戦です。
古馬になってからの成長は著しく、よくパドック解説者に『牡馬顔負けの筋肉』と評価されています。
実際に実力も牡馬相手でも引けを取らないレースをしています。
まだ5歳ですが、ここまで強い牝馬は大事をとって早めの引退はよくあることです。
過去には世間を沸かせたハープスターは4歳、ジェンティルドンナは5歳で引退しています。
ショウナンパンドラもG1二勝馬ですから例外では無く、今年の有馬記念で引退の可能性もあると予想します。
寂しいですが、今年でターフを駆ける姿が見れるのも最後かもしれません。
過去のレースの結果から見る特徴
脚質としては道中、中団で脚を溜めて最後の直線で抜け出しをはかる差し馬ですね。
古馬になってからは終いの末脚は確実に伸びていき、ほとんどのレースで上がり3ハロン最速をマークしています。
右回り、左回りに不得意もなく、馬場の特徴にも対応できています。
最近では池添騎手が継続して騎乗しており、相性も良さそうですね。
今後の活躍と出走レースの予想
次走はヴィクトリアマイルを予定しているようです。
これは前走の産経大阪杯の時から陣営は話しており、産経大阪杯はショウナンパンドラにとってウォーミングアップの様なもので、さらに結果は3着、4ヶ月の休み明けにしては上々の成績だったように思います。
しかし、今回は距離に少し不安があります。
ヴィクトリアマイルの距離は1600mに対して、ショウナンパンドラの得意距離は2000m~。
昨年の結果も8着と、決して得意な距離ではありません。
しかし、昨年のヴィクトリアマイル以降の成長には目を引くものがあり、比べようもないほど強くなっています。
なにせ古馬の牡馬相手にジャパンカップを勝っているのですから、単純に考えてしまえば牝馬のみしか出走しないレースで負けることがあるのでしょうか。
しかし、今年の出走メンバーには新星ミッキークイーン、G1馬ストレイトガール、近走好調のスマートレイアーなどレベルの高いメンバー構成となっています。
一筋縄ではいかぬ戦いは避けられませんが、昨年のリベンジに燃えるショウナンパンドラ、注目です。
感想
実は個人的にお気に入りかつ非常に評価の高い馬です。
私はパドックでの馬体の見方はあまり詳しくはありません。
しかし素人の目でも明らかに筋肉が他馬と比べて違います。
次走パドックを見る機会があれば、ぜひ注目してみていただきたいです。
さらに、この馬の素敵なところは単勝オッズが1番人気にならないことです。
牝馬ですから自然なことかもしれませんが、その実力は牡馬顔負けです。
ですから馬券の配当妙味があるのも馬券購入者からすると、とてもありがたい話なのです。