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ダンビュライトの血統、一口馬主、ダービーの敗因を分析。馬体診断

ダンビュライトの血統

ダンビュライトの父はエアグルーヴの血統として知られるルーラーシップ、母はタンザナイトです。

 

タンザナイトはサンデーサイレンス産駒のため、繁殖としては非サンデーサイレンス系の種牡馬と交配することになります。

 

ダンビュライトの半兄にはキングカメハメハ産駒のラブラドライトがおり、こちらも中央4勝でダイヤモンドステークスで2着になるなど活躍しています。

 

他の兄弟も比較的安定した成績を残していることが特徴です。

 

タンザナイトは競走馬としても3勝の実績がありますが、繁殖としても優秀な成績をおさめています。

 

このような経歴からタンザナイトはキングカメハメハとその産駒であるルーラーシップと相性が良く、キングマンボ系の種牡馬と交配させるのが最適なのでしょう。

 

ダンビュライトの後にもルーラーシップが交配されていますが、その後もキングズベスト産駒のエイシンフラッシュと交配されるなど、今後の産駒も期待が持たれます。

 

ダンビュライトの馬主と競走成績

ダンビュライトはサンデーレーシングで募集された馬です。

 

馬名の意味は同じ名前のパワーストーンが由来で、さまざまな色を持つ石です。預託先は栗東の音無厩舎です。

 

1口90万円で募集され、総額は3600万円でした。サンデーレーシングで募集される馬の金額はさまざまですが、高い値段ではありませんのでお得な値段設定だったのではないでしょうか。

 

ダンビュライトは新馬戦では松若風馬騎手を背に快勝し、その後はルメール騎手に乗り替わっています。

 

ルメール騎手にはクラシック路線でレイデオロなどの乗り馬がいたため、ダンビュライトは皐月賞から武豊騎手の手綱に変わっています。

 

勝鞍は新馬戦の1勝のみですが、その後のサウジアラビアロイヤルカップで2着、クラシックの前哨戦であるきさらぎ賞、弥生賞で3着となっています。

 

朝日杯フューチュリティステークスでは13着と大敗していますが、その後距離を延ばして好走していることから中距離の適性もあるのではないでしょうか。

 

ダンビュライト、ダービーの敗因はなに?

皐月賞を12番人気で3着と好走を果たしたダンビュライトは、ダービーへと駒を進めました。

 

ダービーでも6着と安定した成績のため、それほど大きく負けているわけではありません。

 

2017年のダービーはかなりのスローペースで各馬の能力よりも展開が重視されるレースだったため、ダンビュライトに東京2400mの適性があったかどうかは分かりませんが十分に健闘した結果と言えます。

 

皐月賞は小回りの中山で前目につけ距離ロスもそこまでなく回ってきたことが好走の要因でもあるでしょう。

 

ダービーは比較的好走率の高い最内枠を引いたことも、ダンビュライトにとってプラスにつながっています。

 

馬体を分析

ダンビュライトは黒鹿毛の艶のある馬体が特徴で、やや細身のシルエットになっています。

 

筋肉質と言うイメージはなく、スラリとした雰囲気です。

 

馬体重は470kg台と小柄ではありませんが、馬体は少し薄く見えます。

 

少し筋肉などが少ないことや、きさらぎ賞や弥生賞でも上位2頭に遅れを取ったことからダービーや皐月賞でも伏兵として扱われていました。

 

ダンビュライト自身の成績は朝日杯を除けば安定しており、長距離に対応することができれば菊花賞などのクラシックでも期待できる素材です。

 

次走は神戸新聞杯を予定しているため、3歳牡馬クラシックへ進む可能性は高いでしょう。

 

今年のダービー出走上位馬はあまり調整過程がうまく行っていない馬が多いため、ダンビュライトが有力馬として浮上してくることも考えられます。

 

馬体が薄いことや、晩成傾向のあったルーラーシップが父であることからこれからの成長も期待できます。

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