アメリカジョッキークラブC(GⅡ)中山芝2200m
2年前の2015年にゴールドシップが圧倒的人気を背負いながらアッサリ7着に敗退したイメージが非常に残っている重賞ですが、近年の結果を見ても一筋縄ではいかない難しいレースの印象が強いですね。
外回りの2200mという特殊な条件だけに、過去の同コース実績はしっかり注目しておきたいと思います。
それでは予想に入りたいと思います。
レース最終予想
◎ ⑩ゼーヴィント
昨年の初勝利以降重賞でも馬券圏内を外していない安定感は今回のメンバーでも随一で、特に今回と同コースで行われたセントライト記念で皐月賞馬ディーマジェスティと僅差のレースをしたのは非常に高評価できるでしょう。
その時は先行して最後まで粘っており、脚質に自在性があるのも大きなプラスです。
ローテーションに余裕があるのも好感が持て、今年に入って1番人気で連敗中の戸崎騎手がやや気になりますが、普通にレースができるようなら間違いなく勝ち負けできると思います。
○ ⑰クリールカイザー
昨年の春に1年の休み明けから復帰以降馬券圏内には入れていませんが、レースを使うに連れて着差は詰まってきており復調は確実でしょう。
特に近2走は強い勝ち馬と僅差のレースをしており、今回のメンバーであれば本来の能力を発揮できれば十分に勝ち負け可能な能力は持っています。
一昨年の勝ち馬でもあり、先行馬だけに不利を受けにくい大外枠もプラスになると思います。
▲ ⑥ルミナスウォリアー
前走の1、3、5着馬が次走の中山金杯でそのまま1、3、2着したように、ディセンバーSはなかなかレベルの高いメンバーだっただけに、そこで2着だったこの馬も高評価は必要だと思います。
血統的に今の力のいる馬場は大歓迎で、昨年に新潟記念で僅差の5着していることから、今回のメンバーでも格負けはしないでしょう。
人気が無さそうなら積極的に買いたい1頭です。
△ ⑫ショウナンバッハ
成績的に非常にムラのある馬ですが、昨年3着の実績は今回のメンバーなら評価が必要です。
中山大得意のステイゴールド産駒で、オールカマーでゴールドアクターに僅差の内容であったように、能力の衰えも感じられません。
今年に入って好調が続く松岡騎手も魅力で、穴候補として狙ってみたい1頭ですね。
△ ⑬リアファル
菊花賞でキタサンブラック、リアルスティール相手に3着したように、能力だけ見れば今回のメンバーでもトップクラスで、前走約1年振りの実戦ながら0.2差の5着に粘ったのは地力の証明でしょう。
叩き2戦目の今回はさらに動けそうですが、前走走り過ぎた分2走ボケの可能性もないとは言い切れない部分もあります。
もし馬体重が大幅に増えている場合は割引が必要かもしれません。
まとめ
特殊なコース形態だけに疲労が残りやすいのか、間隔を詰めて使ってきている馬の人気での凡走が目立つだけに、今回は『コース実績』と『フレッシュさ』を重視した予想となりました。
本命のゼーヴィントには春の大阪杯、さらには天皇賞・春が楽しみになるような快勝を期待したいと思います。
買い目
馬連 ⑩ → ⑰、⑥、⑫、⑬ 各300円
馬単 ⑩ → ⑰、⑥、⑫、⑬ 各200円 計2,000円