今回は比較的最近のレースを多めにチョイスしました。
2012年ジャパンカップG1
『熱戦、烈戦、超激戦 最強対最強』
これは審議でも有名な一戦。
ジェンティルドンナとオルフェーヴルの最後の直線での激闘はかなりの見もの。
馬体をぶつけながらどちらも譲らず最後はジェンティルドンナのハナ差で勝利。
きっとたくさんの競馬ファンたちの声を枯らしたであろう一戦です。
1998年 金鯱賞G2
『大差の圧勝劇 最強と呼ばれた逃げ馬』
歴代最強の馬を議論するにあたり必ずでてくる馬、その名はサイレンススズカ。
最後は予後不良となり安楽死という結末を迎えた悲運の実力馬。
その強さをまざまざと見せつけた一戦がこの金鯱賞です。
1990年 有馬記念G1
『神はいる、そう思った』
何年か前のJRAのCMのフレーズです。
はい、私も思いました。
主役はオグリキャップ。
このレースで引退予定で、周囲からも『もう絶頂期は過ぎた』と言われていた頃でした。
しかし結果は…
2013年 香港スプリントG1
『世界のロードカナロア』
海外のG1です。
ロードカナロアにとってはラストラン。
それまで日本の馬には不可能と言われていた香港スプリントを昨年勝利し、続く2年目の同レースで連覇まで成し遂げた世界に誇れる日本の代表馬、それが世界のロードカナロアです。
2000年 根岸ステークスG3
『鬼脚炸裂!全馬ごぼう抜き』
まず注目すべきはこのレースがダートであり、1200mであること。
ダートは前にいればいるほど有利で、差し追い込みはそうそう決まるものではありません。
しかし、このブロードアピールは最後の直線だけで最後方から全馬ごぼう抜きして優勝してしまったのです。
競馬を知らない人もきっと興奮するはず!
実況の青嶋さんにも注目です!
2014年 フェブラリーステークス
『なめたらアカン』
このレースの勝ち馬はコパノリッキー。
今では競馬界で知らないものなどいないほどの実力馬ですが、当時は誰も注目していない馬でした。
それは16頭中16番人気とオッズを見ても一目瞭然。でも…優勝しちゃったんです。
単勝272.1倍という破格の配当で。
競馬って何があるかわかりませんね。
っていうレースです。
ここからは珍レースです。
2012年 阪神大賞典G2
『あれ?まだあんの?』
オルフェーヴルは確かに最強の馬でした。
でもちょっとおバカな馬としても有名。
それがよく分かるレースです。
2015年 宝塚記念G1
『やっちまったな』
このレースの総売上約118億円。
その内60%の71億円がスタートと同時に天に昇っていった。
そう、この71億円はすべてゴールドシップ絡みの馬券なのです。
単勝1.9倍のダントツ一番人気。
場内のどよめきもシンクロしてます。
勿論私もその71億円の中の一人。
2015年 伏竜ステークスOP
JRAで登録されている毛色は全8種類。
その毛色がすべて揃った珍しいレース。
ブチコの白毛がとても珍しい毛色なのが大きいですね。
最後は個人的に歴代NO1のレースです。
1997年 日本ダービーG1
『フロックとは言わせない』主役はサニーブライアン。
皐月賞を勝ったにも関わらず、周囲の声はフロック(まぐれ勝ち)呼ばわり。
そんな状況でむかえた日本ダービー、皐月賞馬の意地を見せる。
今ではめざましテレビで毎朝見る三宅アナが担当した実況。
最高です。
以上名レース10選でした。
他にも名レースはたくさんあります。
こういったレースを見て競馬ファンがより増え、盛り上がっていくことを願います。