9月24日(土) 中山芝1600m
レイクキャリー
(牝、父ダイワメジャー、母リリーアメリカ、美浦・田村康仁厩舎)
母リリーアメリカの初仔。母の兄妹やいとこには重賞勝ちした馬もおり、また本馬といとこにあたるリスグラシューは先日2戦目で勝ちあがりました。
先週デビューの予定を一週延ばして、その分乗り込めた様子で、時計の掛かった先週のウッドで67.2と上々の時計を出しており、初戦から行けそうな雰囲気です。
ジョッキーは吉田豊騎手です。
コントロヴェント
(牝、父ディープブリランテ、母ラフアップ、美浦・奥平雅士厩舎)
アウトブリード血統で、近親に函館2歳SGⅢ・ファンタジーSGⅢ共に2着のラッシュライフや阪神スプリングJJGⅠ勝ちのバアゼルリバー・新潟記念GⅢ勝ちのアデイインザライフがいる血統。
さらに辿ると、アズマサンダース(京都牝馬S)・マジックキス(北九州記念)・メイショウナルト(小倉記念。七夕賞)なども一族にいて、重賞級の活躍が期待できそうです。
ジョッキーは吉田隼人騎手です。
フェールデクール
(牝、父ダノンシャンティ、母モンプティクール、美浦・高柳瑞樹厩舎)
母は新馬勝ちを含め3勝。叔母に4歳牝馬特別GⅡ勝ちでオークス3着のリトルオードリー、近親には新潟2歳SGⅢ勝ちのザラストロ・フィリーズレビューGⅡ3着のプレノタート・弥生賞GⅡ・目黒記念GⅡ共に2着のココナッツパンチなどがいて、そこそこ走れそうな血統です。
マイネルジェネルー
(牡、父アドマイヤマックス、母フジノハゴロモ、美浦・鈴木伸尋厩舎)
兄弟は全て地方で走っており、目立った成績を挙げている馬はいませんが、祖母の兄弟がアメリカのベルモントSなどGI3勝のコロニアルアッフェアーですので、底力のない血統ではないと思います。
本馬はHaloとノーザンテーストの3×4のインブリードを持っていますので、大化けするかもしれませんね。
ジョッキーは柴田大知騎手です。
ウイントリニティー
(牡、父アグネスデジタル、母パールイヤリング、美浦・高橋祥泰厩舎)
叔父にアイビスサマーダッシュGⅢ2着のエーブダッチマンがいますが、何といっても祖祖母が安田記念、マイルチャンピオンシップの両マイルGⅠを制したノースフライトで、ミスキャスト(5勝)やテセウスクラージュ(5勝・地方9勝)など、オープン馬の近親も多いので、この馬にも期待しましょう。
ジョッキーは松岡正海騎手です。
9月24日(土) 阪神芝(牝)1600m
ミスエルテ
(牝、父Frankel,,母ミスエーニョ、栗東・池江泰寿厩舎)
母はアメリカのGⅠ勝ち馬で、祖母もGⅠ馬。
父が先日ソウルスターリングで華々しくデビューしたフランケルですので、父母共に日本での初供用の仔という事になり、未知の部分はありますが、世界的良血には間違いないので、活躍は間違いないところです。
池江師も絶賛しているようです。
ジョッキーは川田騎手です。
ジュンテオドーラ
(牝、父ディープインパクト、母アートプリンセス、栗東・友道靖夫厩舎)
一つ上の兄は全日本2歳優駿GⅠ2着のタップザット、叔母にはアメリカ産でラスヴィルヘネスSGⅠなどGⅠ2勝のザズーがいる、アウトブリード血統の馬。
近親も少なく、まだまだ未知の部分が多いですが、父ディープインパクトに替わっての日本適性に期待します。
ジョッキーはCルメール騎手です。
デルマコイウタ
(牝、父ディープブリランテ、母エアデジャヴー、栗東・高野友和忠舎)
母エアデジャヴーですので、日曜出走のエアウインザーや先週新馬で2着したウインガーランドは甥・姪に当たります。
血統的には兄妹がエアシェイディ(AJCC)・エアメサイア(秋華賞)ですので、血統的背景は文句なし。
甥や姪と一緒にクラシックを賑わせてほしいですね。
ジョッキーは池添騎手です。
9月24日(土) 阪神ダ1400m
プルメリアミコ
(牝、父ケイムホーム、母ミコノス、栗東・鈴木孝志厩舎)
叔父に北海道2歳優駿GⅢ勝ちのアルムダプタ、近親に函館2歳SGⅢ勝ちのストークアンドレイ、祖母の兄弟にダンスチャーマーがいますので、ダービー馬ジャングルポケットも近親になります。
調教時計は目立たないものの、併せ馬に大差先着したりと、乗り込みは充分です。
ジョッキーは和田竜二騎手です。
ハナビ
(牡、父スマートファルコン、母レッドボナンザ、栗東・小崎憲厩舎
初供用のスマートファルコンですが、中央で2勝はどちらもダート。地方では延べ12頭が勝ち上がり、14勝しています。
本場もやはりダート向きなのでしょうか。
祖母タイキフォレストがタイキシャトル(GⅠ5勝)の姉ですし、近親には浦和記念GⅡのサミットストーンもいますので、血統的に能力は充分ありそうです。
ジョッキーは武豊騎手です。