レース日程
レース名 | 第52回札幌記念(G2) |
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日程 |
2016年8月21日(日)15時45分 |
競馬場 | 札幌競馬場/芝右/2000m |
条件 | サラ系3歳以上オープン |
☆過去5年歴代優勝馬
2015年 → ディサイファ(5人気)
2014年 → ハープスター(2人気)
2013年 → トウケイヘイロー(2人気)※函館競馬場で開催
2012年 → フミノイマージン(4人気)
2011年 → トーセンジョーダン(1人気)
☆優勝馬プロフィール
2015年 ディサイファ 牡6歳 57kg 鹿毛
生年月日 |
2009年4月20日 |
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調教師 |
小島太(美浦) |
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馬主 |
H.H.シェイク・モハメド |
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生産者 |
ダーレー・ジャパン・ファーム |
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血統 |
父 |
ディープインパクト |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
ウインドインハーヘア |
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母 |
ミズナ |
父 |
Dubai Millennium |
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母 |
Tribulation |
2014年 ハープスター 牝3歳 52kg 鹿毛
生年月日 |
2011年4月24日 |
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調教師 |
松田博資(栗東) |
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馬主 |
キャロットファーム |
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生産者 |
ノーザンファーム |
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血統 |
父 |
ディープインパクト |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
ウインドインハーヘア |
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母 |
ヒストリックスター |
父 |
ファルブラブ |
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母 |
ベガ |
2013年 トウケイヘイロー 牡4歳 57kg 鹿毛
生年月日 |
2009年4月22日 |
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調教師 |
清水久詞(栗東) |
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馬主 |
木村信彦 |
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生産者 |
中村和夫 |
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血統 |
父 |
ゴールドヘイロー |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
ニアーザゴールド |
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母 |
ダンスクィーン |
父 |
ミルジョージ |
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母 |
ハイネスポート |
2012年 フミノイマージン 牝6歳 55kg 鹿毛
生年月日 |
2006年3月14日 |
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調教師 |
本田優(栗東) |
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馬主 |
谷二 |
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生産者 |
シンコーファーム |
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血統 |
父 |
マンハッタンカフェ |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
サトルチェンジ |
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母 |
シンコウイマージン |
父 |
Dixieland Band |
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母 |
Vivid Imagination |
2011年 トーセンジョーダン 牡5歳 57kg 鹿毛
生年月日 |
2006年2月4日 |
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調教師 |
池江泰寿(栗東) |
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馬主 |
島川隆哉 |
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生産者 |
ノーザンファーム |
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血統 |
父 |
ジャングルポケット |
父 |
トニービン |
母 |
ダンスチャーマー |
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母 |
エヴリウィスパー |
父 |
ノーザンテースト |
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母 |
クラフティワイフ |
☆レース回顧
2015年 ディサイファ 四位洋文
<レースでの動き>
馬場状態 良
決着時計 1.59.0
ラップタイム 12.5-10.9-11.7-11.9-11.9-12.0-11.9-12.0-12.1-12.1
(前半1000m通過→58.9 上がり3ハロン→36.2)
エプソムカップ3着からの参戦。
11番枠から発走。
やや速めのペースで逃げるトウケイヘイローを積極的に追走する形でレースを進めます。
残り200mで先頭に立ち、ヒットザターゲットやダービーフィズの猛烈な追い上げをギリギリで振り切りました。
<評価>
ディープインパクト産駒でありながらも高速馬場が苦手だったディサイファが洋芝で行われる札幌記念で快勝!
前走・エプソムカップで先着を許したのがエイシンヒカリとサトノアラジン。
エプソムカップよりも相手が弱くなった札幌記念では地力が上位でしたし、洋芝への適性の高さを証明しました。
2014年 ハープスター 川田将雅
<レースでの動き>
馬場状態 良
決着時計 1.59.1
ラップタイム 12.6-10.7-11.6-11.6-11.9-12.1-12.3-12.3-12.0-12.0
(前半1000m通過→58.4 上がり3ハロン→36.3)
オークス2着からの参戦。
8番枠からの発走。
序盤はシンガリから2番手というポジションでレースを運び、残り800mからロングスパートをかけて、直線入り口で先頭に立ち、そのまま押し切りました。
<評価>
凱旋門賞遠征を控えていたハープスター。
同じく凱旋門賞に参戦するゴールドシップとの初対戦が実現した事で大きな話題となりました。
ハープスターの斤量が52kgだったのに対し、ゴールドシップの斤量が57kg、と斤量面でハープスターが有利だった事もあって、ハープスターが3/4馬身差でゴールドシップの追い上げを完封しました。
2013年 トウケイヘイロー 武豊
<レースでの動き>
馬場状態 重
決着時計 2.06.5
ラップタイム 12.6-11.3-12.3-12.8-12.7-12.7-12.4-12.7-13.0-14.0
(前半1000m通過→61.7 上がり3ハロン→39.7)
函館記念1着からの参戦。
14番枠から発走。
スムーズにハナを奪って、前走・函館記念と同じようにマイペースの逃げを打ちます。
道悪馬場の影響で他馬が追走に苦労する中、力強いフットワークでスイスイと逃げていき、2着・アスカクリチャンに6馬身差をつけて優勝しました。
<評価>
2013年3月のダービー卿チャレンジトロフィー1着以降、快進撃を続けていたトウケイヘイローは札幌記念優勝で年間重賞4勝を達成。
札幌記念の勝ちっぷりは稀代の逃げ馬・サイレンススズカを彷彿させるもので、多くの競馬ファンを沸かせました。
2012年 フミノイマージン 太宰啓介
<レースでの動き>
馬場状態 良
決着時計 1.58.7
ラップタイム 12.8-10.6-11.6-12.2-12.3-12.3-11.7-12.0-11.4-11.8
(前半1000m通過→59.5 上がり3ハロン→35.2)
クイーンステークス8着からの参戦。
5番枠からの発走。
遅すぎず速すぎずのペースの中、シンガリから2・3番手の位置で末脚を溜めます。
3コーナー地点から徐々にポジションを上げていって、直線入り口で抜け出した1番人気・ダークシャドウを馬場の大外から一気に差し切りました。
<評価>
前年の天皇賞(秋)で2着に入っている実力馬・ダークシャドウ相手に豪快な差し切り勝ちを決めました。
これまでに牝馬限定の重賞は3勝していたのですが、札幌記念が牡馬混合重賞初勝利となりました。
2011年 トーセンジョーダン 福永祐一
<レースでの動き>
馬場状態 良
決着時計 2.00.4
ラップタイム 12.6-11.3-12.0-12.3-12.2-12.7-12.6-11.9-11.3-11.5
(前半1000m通過→60.4 上がり3ハロン→34.7)
宝塚記念9着からの参戦。
大外の13番枠から発走。
道中は3・4番手折り合いに専念します。
直線でレッドディザイアに交わされそうになりますが、馬体が合ったところからもうひと伸びを見せ、内から差し込んだアクシオンの強襲をハナ差でしのぎました。
<評価>
2着・アクシオンとの差はわずかでしたが、奥の深さを感じさせる走りを見せました。
トーセンジョーダンは札幌記念優勝後に大きく飛躍。
天皇賞(秋)を制しG1初勝利を挙げたほか、ジャパンカップでも2着を確保しました。
☆優勝馬の総評
2013年のトウケイヘイローが逃げ切り勝ち。
2015年のディサイファ、2011年のトーセンジョーダンが先行押し切り勝ち。
2014年のハープスター、2012年のフミノイマージンが中団後方からの差し切り勝ち。
過去5年で様々な脚質の馬が勝利をおさめていますので、特定の脚質の馬が強いというわけではなく、レース展開次第ではどんな脚質の馬であっても勝つチャンスがある、というのが札幌記念の特徴です。
また、実績馬が集まりやすいG2の札幌記念であっても、過去5年で1番人気の勝利は2011年・トーセンジョーダンだけ。
1番人気を過信しすぎないようにしましょう。
以上、札幌記念の過去5年歴代優勝馬から見る傾向と対策でした。