レース日程
レース名 | 北九州記念(G3) |
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日程 |
2016年8月21日(日) |
競馬場 | 小倉競馬場/芝右/1200m |
条件 | サラ系3歳以上オープン |
☆過去5年歴代優勝馬
2015年 → ベルカント(2人気)
2014年 → リトルゲルダ(8人気)
2013年 → ツルマルレオン(6人気)
2012年 → スギノエンデバー(8人気)
2011年 → トウカイミステリー(8人気)
☆優勝馬プロフィール
2015年 ベルカント 牝4歳 55kg 栗毛
生年月日 |
2011年3月2日 |
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調教師 |
角田晃一(栗東) |
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馬主 |
ノースヒルズ |
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生産者 |
土居忠吉 |
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血統 |
父 |
サクラバクシンオー |
父 |
サクラユタカオー |
母 |
サクラハゴロモ |
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母 |
セレブラール |
父 |
ボストンハーバー |
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母 |
モンローウォーク |
2014年 リトルゲルダ 牝5歳 53kg 芦毛
生年月日 |
2009年3月29日 |
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調教師 |
鮫島一歩(栗東) |
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馬主 |
栗山良子 |
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生産者 |
Dapple Bloodstock |
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血統 |
父 |
Closing Argument |
父 |
Successful Appeal |
母 |
Mrs. Greeley |
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母 |
ビジューミス |
父 |
Buddha |
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母 |
Above the Odds |
2013年 ツルマルレオン 牡5歳 55kg 鹿毛
生年月日 |
2008年4月30日 |
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調教師 |
橋口弘次郎(栗東) |
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馬主 |
鶴田鈴子 |
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生産者 |
浜本牧場 |
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血統 |
父 |
ハーツクライ |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
アイリッシュダンス |
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母 |
カストリア |
父 |
Kingmambo |
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母 |
More Silver |
2012年 スギノエンデバー 牡4歳 55kg 鹿毛
生年月日 |
2008年4月2日 |
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調教師 |
浅見秀一(栗東) |
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馬主 |
杉山美惠 |
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生産者 |
明治牧場 |
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血統 |
父 |
サクラバクシンオー |
父 |
サクラユタカオー |
母 |
サクラハゴロモ |
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母 |
シャイニングピアス |
父 |
ブライアンズタイム |
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母 |
フォーシングビッド |
2011年 トウカイミステリー 牝5歳 52kg 栗毛
生年月日 |
2006年5月10日 |
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調教師 |
安田隆行(栗東) |
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馬主 |
内村正則 |
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生産者 |
平野牧場 |
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血統 |
父 |
キングカメハメハ |
父 |
Kingmambo |
母 |
マンファス |
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母 |
タイキミステリー |
父 |
Green Forest |
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母 |
Certain Secret |
☆レース回顧
2015年 ベルカント 武豊
<レースでの動き>
馬場状態 良
決着時計 1.07.3
ラップタイム 11.7-10.2-10.8-11.2-11.9-11.5
(前半600m通過→32.7 上がり3ハロン→34.6)
アイビスサマーダッシュ1着からの参戦。
内枠の3番枠から発走。
ハイペースの中を内ラチ沿いの好位のポジションで末脚を溜めます。
残り200mで抜け出し、5戦5勝の1番人気・ビッグアーサー相手に1馬身半もの差をつけ、アイビスサマーダッシュに続く重賞連勝を決めました。
<評価>
2015年のサマースプリントシリーズ優勝が懸かった大一番を難なく制しました。
先行馬が総崩れとなった中で押し切ったベルカントの強さがより際立ったレースでした。
2014年 リトルゲルダ 丸田恭介
<レースでの動き>
馬場状態 良
決着時計 1.07.5
ラップタイム 11.7-10.5-10.9-11.1-11.2-12.1
(前半600m通過→33.1 上がり3ハロン→34.4)
アイビスサマーダッシュ4着からの参戦。
最内の1番枠から発走。
道中は3番手の内で積極的な競馬を仕掛けます。
直線で抜け出そうとするメイショウイザヨイとの叩き合いに持ち込み、最後の最後でリトルゲルダがわずかに前に出て、重賞初勝利を決めました。
<評価>
2着・メイショウイザヨイとの大接戦をハナ差で制したリトルゲルダ。
2014年2月のシルクロードステークスで13番人気・3着という実績がありましたが、北九州記念では8番人気という低評価で伏兵的な扱いでした。
2013年 ツルマルレオン 小牧太
<レースでの動き>
馬場状態 良
決着時計 1.06.7
ラップタイム 11.6-10.0-10.6-11.1-11.5-11.9
(前半600m通過→32.2 上がり3ハロン→34.5)
バーデンバーデンカップ(オープン特別)8着からの参戦。
7番枠から発走。
スタート後にダッシュがつかず、中団やや後方の位置取りになりました。
直線で馬群の外に持ち出されると、ハイペースでスタミナが尽きた先行馬を一気に差し切って、9度目の挑戦で重賞初Vを達成しました。
<評価>
中団より後ろの位置にいた馬が5着までを占める、という典型的な差し決着になりました。
ツルマルレオンはメンバー中3位の上がり3ハロン(33.4秒)を記録して差し切り勝ち。
道中で折り合いをつけて、直線で末脚を爆発させた馬が優位に立ったレースでした。
2012年 スギノエンデバー 北村友一
<レースでの動き>
馬場状態 良
決着時計 1.06.9
ラップタイム 11.6-10.1-10.5-11.3-11.6-11.8
(前半600m通過→32.2 上がり3ハロン→34.7)
佐世保特別(1000万下)1着からの参戦。
16番枠から発走。
ゲート内で立ち上がってしまい、スタートで大きく出遅れます。
道中は中団後方のポジションにいて、直線に入る前まで北村友一騎手の手応えは抜群。
馬場の大外から圧巻の差し切り勝ちを決めました。
<評価>
6番人気までが単勝オッズ1ケタ台、という大混戦の中で行われたレース。
1000万下であったものの、前走・佐世保特別で良い勝ちっぷりを見せていたスギノエンデバーが前走勝ちの勢いそのままに重賞初Vを達成しました。
2011年 トウカイミステリー 北村友一
<レースでの動き>
馬場状態 良
決着時計 1.07.2
ラップタイム 11.8-10.0-10.6-11.1-11.4-12.3
(前半600m通過→32.4 上がり3ハロン→34.8)
ルミエースステークス(オープン特別)7着からの参戦。
16頭立ての15番枠から発走。
レース序盤は中団後方の位置でじっくり運びます。
直線では馬群を割りながら追い込んでいき、先に抜け出していた2番人気・エーシンリジルに半馬身差をつけ、1着でゴールしました。
<評価>
トウカイミステリーはこれまでに重賞を2度走っていたものの、いずれも着外に終わっていました。
北九州記念でも引き続き格下扱いだったのですが、メンバー最速の上がり3ハロン(33.6秒)を記録する驚異の追い上げを見せて、実績馬たちを一気に差し切りました。
☆優勝馬の総評
ベルカントが優勝した2015年以外は波乱決着になっていますので、人気薄の台頭にも目を配る必要があります。
また、前半600mの通過タイムが32秒台前半になると差し馬が優勝しています。
ハイペースになると予想した時は差し馬、平均ペースになると予想した時は先行馬、というようにどんなレース展開になるのかを事前に予想しておいて、ペースに合う脚質の馬から本命馬を選んでいくのが得策だと思います。
以上、北九州記念の過去5年歴代優勝馬から見る傾向と対策でした。