レース日程
レース名 | 富士ステークス(GⅢ) |
---|---|
日程 |
2016年10月22日(土) |
競馬場 | 東京競馬場/芝/1600m |
条件 | サラ3歳以上オープン |
マイルCSを目標にGⅠ馬2頭に加えて、直近で重賞を制している馬も3頭いて、少頭数ながらかなりレベルの高いメンバー構成となりました。
紛れが少なく、能力がストレートに出やすい東京1600mだけに、枠順や展開などちょっとした事でも大きく着順に影響する可能性も高そうなので、そのあたりも含めて能力比較を間違えないようにしておきたいですね。
それでは予想に入りたいと思います。
レース最終予想
◎ ⑦フルーキー
重賞戦線で好走はするものの勝ち切れない面が非常に強いですが、逆にどんな相手でもどんな距離や展開でも大崩れなく走るのは総合力が高い事の裏付けでしょう。
他の馬の目標が次走以降にある中で、賞金的にもおそらくこのレースでの本気度はかなり高そうで、3戦して全て馬券圏内のデムーロ騎手を配してきたことからも陣営の本気度が伝わってきます。
休み明けも連対率100%で全く問題なく、今回人気の盲点になっていることからも絶好の狙い目と言えそうです。
○ ②ダノンプラチナ
前走の京成杯AHでは休み明け&58キロに加えて、マイナス18キロの馬体重も影響してか直線の伸びを欠きましたが、それでも3着にまとめたことから能力の衰えはなさそうです。
昨年の勝ち馬であることから適性的には全く問題なく、前走から斤量が1キロ減っているのもプラスに働きそうです。
近4年連続連対中のディープインパクト産駒であるのも好材料で、前走減った馬体重が戻っていれば能力的に十分勝ち負けが期待できそうです。
▲ ⑩ブラックスピネル
近2走は後方から進めて直線伸びるも届かずといった消化不良のレースが続いてますが、そこまで切れる脚があるタイプではないので単純に力負けとは言えないでしょう。
元々高レベルと言われた3歳世代で上位クラス相手に好走を続けていたように相手なりに走れるタイプで、人気落ちが確実な今回は絶好の狙い目とも言えそうです。
先週から再び前残りが目立ち始めた東京の芝だけに、後方待機型が多い今回のメンバーで楽に先手が奪えれば簡単には止まらないのではないでしょうか。
△ ⑪ロードクエスト
前走は古馬と初対戦で55キロを背負いながら外々を回って捻じ伏せるような内容で勝ち切った内容から、今回のメンバーでも能力上位なのは間違いないでしょう。
春のNHKマイルCで2着しているように東京コースも問題ないでしょうが、前走かなり仕上げてきたことでの余力といった面で個人的に一抹の不安が残ります。
また、ピッチ走法で一瞬の鋭い末脚が武器なだけに、東京よりは中山向きと見て、今回はこの評価にしたいと思います。
△ ⑧ガリバルディ
オープンクラスに昇級後やや物足りないレースが続いてましたが、好相性の福永騎手に戻った前走の中京記念では直線鋭く伸びて重賞でもやれることを証明しました。
今回福永騎手が継続騎乗なのは非常に心強く、コース相性の良いディープインパクト産駒なのも好材料ですが、大幅にメンバーが強化された今回人気しているのを見るとやや買い辛い面があるのも事実です。
本番にしっかり仕上げる傾向が強い藤原英厩舎だけに、仕上がり具合はしっかりチェックしておきたいところですね。
まとめ
開幕週は外伸び馬場、2週目は内伸びで先行馬有利と馬場状態がなかなか読み辛い今開催の東京コースですが、おそらく今週もやや前有利と見てもいいでしょう。
各馬大目標であるマイルCSに向けて、それぞれがどんなレースをするかも含めてしっかりチェックしておく必要がありそうですね。
買い目
単勝 ◎7 1,000円 ▲10 500円
馬連 ◎7、○2、▲10、△11、△8 BOX 各100円 計2,500円