今年の出走予定馬を一覧すると、とんでもなく豪華なメンバーが揃ったな、と思いました。
中央から参戦するメンバーの実力、実績共にどの馬が勝ってもおかしくないメンバー構成です。
有力出走予定馬
ホッコータルマエ
説明不要のダート最強馬ですね。
史上初のG1、10勝に加え、昨年の帝王賞の覇者です。
前走は海外のドバイワールドCに出走し、海外遠征明けの一戦目ですが、それは昨年も同じこと。
7歳になった今年も川崎記念を制覇し、衰えを感じません。
王者の風格漂う馬。帝王賞でもカッコ悪い姿は見せられないでしょう。
コパノリッキー
上記ホッコータルマエの最大のライバルと言えばこの馬でしょう。
G1、6勝とこちらも負けてません。
近走あまり良くない成績が続いていましたが、前走かしわ記念で見事優勝を果たし、復活した姿を見せました。
帝王賞と同じコースのJBCクラシックでの勝利に加え、大井2000mでは好走していることから今年も勝ち負け必至と考えています。
ノンコノユメ
ノンコノユメと言ったら、あの豪快な末脚でしょう。
ほとんどのレースで上がり3ハロン最速をマークし、最後は必ず伸びてきて驚かせられます。
大井と言えば地方一長い直線が特徴です。
ノンコノユメにとっては好条件。
今回もまた鬼脚が炸裂するのは言うまでもありません。
アスカノロマン
最近のレース運びは競馬の天才そのもの。
上手なスタートに、毎レース崩れることのない位置取り、バテることのない直線の粘り。
未だG1未勝利馬ですが、今年中には制覇できると思っています。
今回は大井競馬場初参戦で不安はありますが、狙っても損はない一頭だと思います。
クリソライト
昨年の帝王賞2着馬。
近走は8レース連続で掲示板を外したことはありません。
その内の5レースが馬券圏内と、安定した走りをしています。
今回はこれだけのメンバーが揃っただけに難しいかもしれませんが、こういう馬は相手を選ばず好走したりするものです…悩ましい一頭です。
サウンドトゥルー
東京大賞典で上記のホッコータルマエをも下しての優勝を飾った馬。
今回の帝王賞と同じ条件の大井2000mでの成績は2戦1勝2着1回(どちらもG1レース)と相性も抜群です。
これだけのメンバーでも全く引けを取らない実力の持ち主。
ナムラビクター
今年から門別に移籍して地方馬になった馬です。
中央時代は先行から直線で伸びてくる豪快な馬でした。
上記の中央メンバーたちとも互角に戦ってきた実力があります。
近走不振が続いていますが、地方馬だからと侮れない一頭だと思っています。
ユーロビート
大井所属の馬。
今回の帝王賞のコースは言わばユーロビートのホームグラウンド。
地方馬ですがいつも交流戦でも中央馬に劣らないレースを見せてくれます。
昨年の帝王賞でも4着と惜しい競馬をしています。
今年は何かあってもおかしくないと思います。