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目黒記念2016特集

『目黒記念(めぐろきねん)』は、東京競馬場で行われる重賞競走(GⅡ)です。

主催は日本中央競馬会(JRA)。

当レースは農林水産省が賞を提供しているという事もあり、正式名所は「農林水産省賞典目黒記念」という表記になっております。

 

距離は芝2500m、負担重量はハンデキャップの古馬中・長距離路線の実力馬がそろう歴史あるハンデ戦となっています。

主な出走資格は3歳(旧4歳)以上のサラ系馬、施行日一週間前から過去一年前までの間に、1回以上の出走歴のあるJRA所属の競走馬と外国調教馬、外国調教馬は9頭まで出走可能となっています。

 

当レースの歴史は古く、第一回競争が行われたのが1932年の4月であり、第一回東京優駿競争の6日前である事から、現存する中央競馬競走の重賞レースの中では最も古いレースされています。

開催当初は目黒競馬場の芝3400mで行われており、施行時期も春と秋の年2回行われていました。

 

その後1933年秋の第4回競争から開催を東京競馬場に移し、距離については幾度かの変更を経て1950年秋から現在と同じ芝2500mに定着しました。

距離と同じく出走条件に関しても幾度か変更が行われており、1963年から春が5歳以上(現4歳)、秋が4歳以上(現3歳)という条件で行われていましたが、グレード制導入が行われた1984にGⅡ競争に格上げされた際に年2回の施行を年1回(秋が廃止)の施行へと変更されました。

 

1987年には施行時期が2月から6月に変更、2006年からはの本ダービーと同日の施行へと変更されました(2011年は除く)。

2012年には出走条件が3歳(旧4歳)以上から4歳(旧5歳)以上へ変更されました。

元々は内国産馬限定の競走でしたが、1990年から外国産馬、2005年から外国調教馬の出走が可能となり、現在に至ります。

 

当レースの見どころといえば、比較的長い距離でのハンデ戦という事にあります。

実績のある馬と、実績馬達と拮抗した勝負を狙いにくる上がり馬との競争が時に波乱を飛ぶ結果となり、競馬ファンを驚かせてくれます。

 

また、現在6月に施行されている当レースには中・長距離レースにおいて実績のある競走馬が集まり、中には宝塚記念へのステップレースとして当レースへ出走する競走馬も見受けられるようになりました。

2007年第121回目黒記念の勝ち馬ポップロックは、目黒記念をステップに宝塚記念へ出走し3着という成績を収めています。

過去の勝ち馬の中にはスピードシンボリやステイゴールドといったG1級のレースを制した馬達もおり、今も昔もGⅡの格付けに見合った実力馬達の競走が繰り広げられています。

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