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菊花賞 2016特集 - 出走予定馬・データ分析・歴代優勝馬

 

大輪の花開く時。淀は3冠馬誕生の舞台――菊 花 賞

 『淀の坂越えは、ゆっくり上って、ゆっくり下る』

 

京都競馬場3000mの長丁場、難所と言われる坂越えを2回行う3歳クラシックレース『菊花賞』は、またクラシック最後のタイトルである3冠目を競い合うレースでもあります。

 

春に開催される『皐月賞』『東京優駿(日本ダービー)』の2冠と合わせ3大クラシック、俗にいう3冠レースであり、2冠を取ったサラブレッドは3冠馬となる最後の1冠であり、秋から頭角を現してきたサラブレッド達にとっては3歳最後のクラシックタイトルとなり、春に惜敗してきたサラブレッド達にとっても最後の雪辱戦となるレースです。

 

そして、必ずこの京都競馬場が3冠馬誕生の舞台となって数々の名勝負や伝説と共に感動の歴史を綴っていく大きな役割をも担っています。

 

まさに『菊花賞』は最後の1冠にしてクラシックレースの集大成を完結させる場でもあるのです。

 

菊花賞・概要

レース概要

出走条件

開 催

京都競馬場

出走資格

サラ系3歳 牡馬/牝馬

距 離

 芝・3000m

 ・JRA所属馬

格付け

 GI

 ・地方競馬所属馬

負担斤量

馬齢57㎏ 牝馬55㎏

 外国調教馬(9頭まで優先出走)

 

優先出走権

・出馬投票を行った外国調教馬は、優先出走できます。

・JRA所属馬は以下のトライアルレースで3着以内の成績で優先出走権が与えられます。

 

◆ セントライト記念:GⅡ/中山競馬場/芝2200m

◆ 神戸新聞杯:GⅡ/阪神競馬場/芝2400m

 

・地方競馬所属馬は上記のトライアルレースで3着入線以外に、桜花賞/皐月賞/優駿牝馬/東京優駿での1着馬に優先出走権が認められています。

 

また4つのクラシックレースとNHKマイルカップの2着以内の地方競馬所属馬にも出走資格が与えられます。

 

 

菊花賞・過去5年レース成績データ 2011~2015年

 

2015年

馬名

人気

オッズ

性齢

斤量

馬体重

騎手

タイム

上り

着差

1

2

キタサンブラック

5

13.4

牡3

57

530-2

北村宏司

3:03.9

35.0

 

2

6

リアルスティール

2

4.3

牡3

57

500-4

福永祐一

3:03.9

35.1

クビ

3

8

リアファル

1

3.1

牡3

57

506±0

C.ルメール

3:04.0

35.3

1/2

単勝

1,340円

3連複

④-⑪-⑰

4,640円

 キタサンブラック/現役

複勝

370円

3連単

④-⑪-⑰

38,880円

 父:ブラックタイド

170円

ワイド

④-⑪

1300円

 母:シュガーハート

160円

④-⑰

1320円

 10戦6勝

枠連

2-6

1,430円

⑪-⑰

430円

 清水久嗣厩舎/栗東

馬連

④-⑪

3,870円

下馬評覆して祭だよー♪キタサンブラック/1人気3着/2人気2着/3人気5着

馬単

④-⑪

9,960円

2014年

馬名

人気

オッズ

性齢

斤量

馬体重

騎手

タイム

上り

着差

1

1

トーホウジャッカル

3

6.9

牡3

57

484±0

酒井 学

3:01.0

34.5

レコード

2

2

サウンズオブアース

4

8.6

牡3

57

496+6

蛯名正義

3:01.1

34.4

1/2

3

5

ゴールドアクター

7

19.6

牡3

57

476-2

吉田隼人

3:01.7

35.0

3 1/2

単勝

690円

3連複

②-④-⑩

13,340円

 トーホウジャッカル/現役

複勝

280円

3連単

②-④-⑩

59,220円

 父:スペシャルウィーク

270円

ワイド

②-④

950円

 母:トーホウガイア

520円

②-⑩

1,940円

 11戦3勝

枠連

1-2

2,310円

④-⑩

2,160円

 谷  潔厩舎/栗東

馬連

②-④

2,640円

菊花・花丸急上昇!トーホウジャッカル/1人気9着/2人気16着/3人気1着

馬単

②-④

4,470円

2013年

馬名

人気

オッズ

性齢

斤量

馬体重

騎手

タイム

上り

着差

1

2

エピファネイア

1

1.6

牡3

57

486+6

福永祐一

3:05.2

35.9

 

2

7

サトノブレス

5

19.5

牡3

57

494+6

岩田康誠

3:06.0

36.2

3

5

バンデ

3

11.5

牡3

57

490+2

松田大作

3:06.0

36.9

クビ

単勝

160円

3連複

③-⑩-⑭

3,910円

 エピファネイア

複勝

110円

3連単

③-⑭-⑩

11,750円

 父:シンボリクリスエス

290円

ワイド

③-⑭

470円

 母:シーザリオ

310円

③-⑩

560円

 14銭6勝

枠連

2-7

420円

⑩-⑭

1,900円

 角居勝彦厩舎/栗東

馬連

③-⑭

950円

人気に応えた独走5馬身差・エピファネイア/1人気1着/2人気13着/3人気3着

馬単

③-⑭

1,170円

2012年

馬名

人気

オッズ

性齢

斤量

馬体重

騎手

タイム

上り

着差

1

1

ゴールドシップ

1

1.4

牡3

57

500+2

内田博幸

3:02.9

35.9

 

2

8

スカイディグニティ

5

22.3

牡3

57

486+2

I.メンディザバル

3:03.2

36.1

1 3/4

3

7

ユウキソルジャー

7

24.6

牡3

57

436±0

秋山真一郎

3:03.5

36.0

単勝

140円

3連複

①-⑮-⑯

4,830円

 ゴールドシップ

複勝

110円

3連単

①-⑯-⑮

12,450円

 父:ステイゴールド

360円

ワイド

①-⑯

510円

 母:ポイントフラッグ

390円

①-⑮

630円

 28─13勝

枠連

1-8

490円

⑮-⑯

2,660円

 須貝尚介厩舎/栗東

馬連

①-⑯

960円

圧巻のロングスパート・2冠制覇ゴールドシップ/1人気1着/2人気9着/3人気6着

馬単

①-⑯

1,140円

2011年

馬名

人気

オッズ

性齢

斤量

馬体重

騎手

タイム

上り

着差

1

7

オルフェーヴル

1

1.4

牡3

57

466+6

池添謙一

3:02.8

34.6

 

2

7

ウインバリアシオン

2

7.8

牡3

57

516+2

安藤勝己

3:03.2

34.3

2 1/2

3

1

トーセンラー

3

12.2

牡3

57

436+8

蛯名正義

3:03.5

35.2

1 3/4

単勝

140円

3連複

①-⑬-⑭

1,050円

 オルフェーヴル

複勝

110円

3連単

⑭-⑬-①

2,190円

 父:ステイゴールド

140円

ワイド

⑬-⑭

170円

 母:オリエンタルアート

230円

①-⑬

320円

 21戦12勝

枠連

1-7

320円

①-⑭

740円

 池江泰寿厩舎/栗東

馬連

①-⑭

330円

クラシック完全制覇!3冠馬オルフェーヴル/1人気1着/2人気2着/3人気3着

馬単

⑭-①

440円

 

菊花賞が3冠最後の舞台となっているのは前記で書きましたが、当然ながら歴代の3冠馬は、この菊花賞を勝っています。

 

さらに、菊花賞馬が種牡馬になって仔がクラシックへ出走するような場合が起こると菊花賞馬から菊花賞馬が誕生すると言うケースもいくつか出現してきます。

 

あるいは同じ母親から生まれた兄弟が同じ菊花賞を勝つ…そんなドラマも生まれます。

 

父が菊花賞馬息子も菊花賞馬

優勝年

父:馬名

優勝年

仔:馬名

1941

セントライト

1952

セントオー

 

1949

 

 

トサミドリ

1956

キタノオー

1960

キタノオーザ

1962

ヒロキミ

1964

シンザン

1981

ミナガワマンナ

1985

ミホシンザン

 

1996

 

ダンスインザダーク

2003

ザッツザプレンティ

2004

デルタブルース

2009

スリーロールス

 

 

兄が菊花賞馬弟も菊花賞馬

母:馬名

優勝年

兄:馬名

優勝年

弟:馬名

フリッパンシー

1941

セントライト

1949

トサミドリ

バウアーヌソル

1956

キタノオー

1960

キタノオーザ

メジロオーロラ

1986

メジロデュレン

1990

メジロマックイーン

パシフィカス

1993

ビワヒャヒデ

1994

ナリタブライアン

 ※赤文字は三冠馬です。

 

こう記載してみると、両親を経由して同クラシックを勝っている馬は結構、存在しますが3冠馬の父から3冠馬の子供はまだ現れていません。

 

現在(~2016)期待できるのはディープインパクトと、オルフェーヴルでしょうか。

 

また新たな3冠馬がいつ菊花賞で現れるのかも、楽しみですね。

 

 

おまけ

菊花賞の勝利騎手で最多は現役組では、武豊騎手の4勝・内田騎手の2勝。

 

あとは年変わりのように多くの騎手が菊花賞ジョッキーになっています。

 

更に引退し現・調教師の菅原康夫師2勝・南井克巳師が3勝、解説をなさっている岡部幸雄氏も3勝しています。

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