フィエロのプロフィール
出典:photozou
性別 | 牡馬 |
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年齢 |
7歳 |
毛色 | 青鹿毛 |
生年月日 | 2009年3月14日 |
父 | ディープインパクト |
母 | ルビー |
母父 | Danehill |
母母 | OffshoreBoom |
過去レース成績
開催日 | 競馬場 | レース名 | 馬場 | 頭数 | 着順 | 人気 |
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2016.04.24 | 京都 | マイラーズCG2 | 芝1600良 | 15頭 | 4着 | 1番人気 |
2015.12.13 | 香港 | 香港マイルG1 | 芝1600良 | 14頭 | 9着 | |
2015.11.22 | 京都 | マイルCSG1 | 芝1600良 | 18頭 | 2着 | 2番人気 |
2015.10.31 | 京都 | 毎日スワンSG2 | 芝1400良 | 15頭 | 2着 | 1番人気 |
2015.06.07 | 東京 | 安田記念G1 | 芝1600良 | 17頭 | 4着 | 2番人気 |
これだけ有名で実力もある馬ですが、なんと驚きの重賞未勝利馬。
ファンの間では『シルバーコレクター』なんて呼ばれていたりします。
それもそのはず、G1での成績0.2.0.2、G2での成績0.2.2.1(左から1着、2着、3着、着外の回数)という成績です。
優勝こそしていませんが、G1で2着を2回もやっているのですから、その実力は本物なんです。
さらに、その負け方の惜しいこと惜しいこと…G1はさておき、G3レベルならば容易に優勝できるはずなのですが...ファンは皆、『次こそは!』となるのは納得です。
その証拠にいつも人気は1、2番人気です。
そんなフィエロも今年で7歳となりました。
もう後が無くなってきた今、今年こそは重賞初勝利を成し遂げられるのか?注目の馬です。
過去のレースの結果から見る特徴
逃げ以外ならどこからでもレースを進められる万能タイプ。
スタートが悪くてもなんのその、最後には馬券圏内に入ってくるのが常の馬です。
まさにいぶし銀といったところ。距離は生粋のマイラー(1600m)、こんなにマイル適性のある馬もなかなかいないでしょう。
馬券購入者にとっては、こんなにも安定の軸馬はいませんね。
でも、どうしてか、どうやっても勝ち切れないのです。
これまでのフィエロのレースを見ても、決して最後の直線でバテているようには見えません。
当たり前ですが、フィエロ以外にフィエロを抜いていくだけの力がある馬が必ずいるのです。
運が悪いだけでしょうか?
はっきりとは言えませんが、競馬の能力を示す言葉の一つに、闘争心と言う言葉を使う時があります。
個人的な見解ですが、この闘争心がフィエロには足りない。
そう思うしか無いように思います。
ここで言う闘争心とは馬が併せて走った時に我こそ前へ、という精神的な力、対抗心と言ったところです。
この闘争心は実はとても重要で、闘争心のない馬は並ばれるとあっさり抜かれてしまうことが多いです。
逆に闘争心がある馬は負けん気の強さで並んでからさらにもう一伸びします。
こればかりは人間と同じく性格ですから、なかなか修正がききません。
せっかくのG1級の実力の持ち主ですから、勿体無いですね。
今後の活躍と出走レースの予想
今後もマイル路線を行くでしょう。
古馬の芝のマイルG1と言えば、安田記念、マイルチャンピオンシップの2つだけです。
ここまで来たらフィエロには重賞とは言わず、ぜひともG1馬になって引退して欲しいものです。
G1級の実力は間違いなくありますし、陣営としてもフィエロとしても今年が最後のチャンスになりそうです。
今年もモーリスやアルビアーノやダノンシャークと言ったライバル達が集結することでしょう。
しかし、このメンバーにだって肩を並べる実力は証明済です。
あのステイゴールドだって最後の最後にG1を制したのですから!
今後もチャンスは必ずやってきます。
もし、フィエロがG1を優勝したら泣いてしまうファンもいそうですね。
みんなで応援しましょう。
頑張れ!フィエロ!