2016年の3歳馬は牡馬・牝馬ともにハイレベル、といわれています。
4歳以上の古馬を相手にしても互角以上に走りを見せていますし、今後の活躍が本当に楽しみですよね!
ここでは、これからの日本競馬界を背負うであろう3歳の有力馬をトップ10のランキングとしてまとめました。
どうぞお楽しみに!
【2016年版】3歳馬ランキングトップ10
10位 チェッキーノ(牝・藤沢和雄厩舎)
オークストライアルのフローラステークスを快勝!
オークスでも僅差の2着に入った実力馬なのですが、屈腱炎を発症し、戦線を離脱…。
古馬相手でも通用する実力がありますけど、ケガの影響で能力が落ちている可能性もあるので10位としました。
9位 レインボーライン(牡・浅見秀一厩舎)
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NHKマイルカップで3着に入っただけではなく、札幌記念でモーリス相手にクビ差の接戦を演じ、3000mの距離が懸念されていた菊花賞でも2着を確保。
勝ち切れない面があるのがネックですが、様々な距離で善戦している点を評価しました。
8位 エアスピネル(牡・笹田和秀厩舎)
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重賞勝利はデイリー杯2歳ステークスだけですけど、牡馬クラシック三冠レースで全て5着以内を確保した安定株。
サトノダイヤモンドやマカヒキには敵わないものの、2000m以下の距離であれば、G1を勝てる器だと考えています。
7位 ジュエラー(牝・藤岡健一厩舎)
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桜花賞でシンハライトを競り落とした実力馬ですけど、その後に骨折が判明しリタイア…。
骨折を完治させ復帰したものの、ローズステークス・11着、秋華賞・4着、とイマイチな成績に終わりました。
2000m以上のレースだと今後も苦しむ事になりそうですが、1600mのレースならば古馬相手でも通用すると思いますので、来年のヴィクトリアマイルで復活を期待したいです。
6位 シンハライト(牝・石坂正厩舎)
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オークス勝ちなど、6戦して5勝、2着1回、というパーフェクトな成績を残していますが、秋華賞参戦を前にして屈腱炎を発症してしまいました…。
ケガさえ無ければ1位でも良いくらいの実績馬ですけど、屈腱炎の影響で能力を落としている確率が高く、やむなく6位としました。
5位 ディーマジェスティ(牡・二ノ宮敬宇厩舎)
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8番人気だった皐月賞で圧巻の差し切り勝ちを決めたクラシックホース。
マカヒキとサトノダイヤモンドに土をつけた実績は侮れないものの、菊花賞でサトノダイヤモンドに完敗。
成長力が乏しいディープインパクト産駒かもしれない…という懸念を持っていますので、辛めの評価となりました。
4位 メジャーエンブレム(牝・田村康仁厩舎)
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桜花賞こそ4着に敗れたものの、7戦5勝、うち1600mのG1を2勝(阪神JF、NHKマイルカップ)しているスピードスター!
自分のペースで走れないとダメな面があるので4位としましたが、1600m路線にこだわれば、海外G1を勝つのも夢ではない素質馬だと思います。
3位 ヴィブロス(牝・友道康夫厩舎)
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春までは歯車がかみ合わず、桜花賞やオークスに出走する事すらできなかったのですが、紫苑ステークス2着から参戦した秋華賞でパールコード以下を完封してG1タイトルを奪取!
ヴィクトリアマイルを連覇した姉・ヴィルシーナよりも大物感があって、牡馬混合のG1でも活躍できる存在だと思っているので、牝馬では最上位となる3位にランク付けしました。
2位 マカヒキ(牡・友道康夫厩舎)
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凱旋門賞で14着に敗れ、評価がガタ落ちしているようですが、枠順と馬場状態に恵まれなかったがゆえの凡退ですので、度外視可能。
母方の血統は短距離志向が強いので、2000m前後がベストだと思います。
来年からG1に昇格する大阪杯で復活する可能性が高い、と考えて2位評価としました。
1位 サトノダイヤモンド(牡・池江泰寿厩舎)
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皐月賞は不利に泣いて3着、日本ダービーは道中の落鉄が響き2着、と不運なレースが続きましたが、万全な状態で出走した菊花賞を大楽勝し、悲願のG1初制覇を成し遂げました。
菊花賞にマカヒキが出走していてもサトノダイヤモンドが勝っている展開だと思っていますので、堂々の1位としました。
ちなみにサトノダイヤモンドの馬主である里見治さんにとっても、所有馬からG1勝利馬がでるのはこれが初めてでした。
これからさらなる活躍が期待されますね!
まとめ
2位のマカヒキは年内の休養を決め、来年の京都記念から始動しますが、1位のサトノダイヤモンドは有馬記念、3位のヴィブロスはジャパンカップへの出走を視野に入れています。
歴代最強ともいわれている2016年3歳馬たちの活躍から目が離せません!