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競馬のレース展開を予想する具体的な方法、手順

競馬の障害レース

出典:wikipedia

 

展開を予測するのは馬券予想に重要なファクターです。

 

出走各馬の脚質,枠順,馬場状態などを考慮して、レースがどのような流れになるのかを考えるのは、勝ち馬を導き出すのに絶対的に必要なものだと言えるでしょう。

 

では、どのような手順で展開を考えていけば良いのでしょうか?

 

レース展開を予想する方法と手順【芝コース】

 

最初に情報として入手しておかなければならないのは、馬場状態です。

 

良,稍重,重,不良のどの状態なのかは当然ですが、馬場のどこがよく伸びるのかを知っておく必要があります。

 

開幕週(開催初日、通常は土曜日)は馬場の内側がグリーンベルト状態なので普通はこの内ラチに沿って走るのが有利とされます。

 

騎手も当然その事はわかっているので内側の馬場を取ろうとして、無理にポジションを取りに行ったり馬をスタートから押して前に行かせようとします。

 

この場合、内枠の先行馬がすんなり先手を取れるようならいいのですが、外枠の逃げ,先行馬が無理に前に行こうとして被せた場合、お互いが譲らずにペースを上げての先行激化のレースになります。

 

そうなると、この先行馬はゴール前でバテて止まりやすくなり、差し(特に内で我慢出来る差し馬)が有利になります。

 

開催日が進むにつれて内側の馬場は使用頻度が高くなってドンドン荒れていき、当然先行馬も内側の荒れた場所を避けて走ります。

 

このため、外を廻す馬は普段以上に大きく外へ出す必要に迫られ、それを回避するために捲りという手法を騎手が取る場合があります。

 

捲りとは3コーナー辺りでスパートをかけて前の集団に取り付いてしまい、外へ出すのを避けて先行馬のすぐ後ろから馬群を割って差し切る乗り方です。

 

自分の馬がバテてしまう可能性もありますが外を廻るロスは避けられます。

 

グリーンベルトが内側の馬場に存在する開幕週は内側の先行馬が主導権を握りやすく、馬場が荒れてきたら先行集団のすぐ後ろにいる馬が有利になっていきます。

開幕週の内枠に本命視される逃げ、先行馬がいる場合は必ず抑えます。

 

ただし、外枠に入った場合は内枠に逃げ馬がいるかいないかを確認し、いる場合はどちらが先手を取るかを考えなければなりません。

 

このときは騎手の性格や調教師の指示など、色々な要素が絡み合うため判断は難しいですが、逃げ以外で勝ったことがない馬はやはり何がなんでもハナへ行きたいと騎手も考えるので、その馬が逃げる確率が高くなります。

 

また、差し馬や追い込み馬はどの位置を取るのかを考える必要があります。

 

内枠を引いた差し馬は先行集団のすぐ後ろのラチ沿いを取ろうとしますが、これは先行馬が競ってバテた場合はそこが勝ちに最も近い場所だからです。

 

追い込み馬はポジションとしては後ろになるわけですが、この場合、最後の直線で内をつくか外を廻すかの判断が必要となります。

 

この判断はレース開始前にはできないので、騎手任せは仕方のないところです。

 

芝のレースで雨が降った場合、前が有利というのが常識のように言われていますが、前が有利なのではなく、馬場のよい場所を通った馬が有利と言うことも覚えておきましょう。

 

芝レースの展開予想は以上ですが、ダートの事にも少し触れておきます。

 

 

ダートのレース展開予想

 

ダートは芝のレース以上に前に行った馬が有利です。

 

特に重,不良の場合は砂を蹴り上げるパワーを必要としないため、先行馬が簡単にバテなくなります。

 

このため上がりタイムが速くなり、差し,追い込み馬が届かないことがよくあります。

 

ダートのレースでは最後の直線だけでの勝負ではなかなか勝てません。

 

ですから差し,追い込み脚質の馬でも実際には4コーナーでは、ほとんどの場合先行集団に取りついています。

 

3コーナーからスパートを掛けられるだけのスタミナとパワーがなければ、ダートで差し切り勝ちをすることは難しいのです。

 

ダートのレースでは先行馬や4コーナーで5,6番手までにつけれる馬は、抑えが必要です。

 

展開予想の一つとして利用してみてください。

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