フォイヤーヴェルグ
| 性別 | 牝 |
|---|---|
| 年齢 | 3歳 |
| 毛色 | 青鹿毛 |
| 生年月日 | 2013年2月23日 |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | ナイトマジック |
| 母父 | Sholokhov |
| 母母 |
NightWoman |
これまでの出走レースと結果
| 開催日 | 競馬場 | レース名 | 馬場 | 出走数 | 着順 | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015.11.22 | 京都 | ２歳新馬 | 芝2000m良 | 15頭 | 13着 | 3番人気 |
| 2016.03.12 | 中京 | ３歳未勝利 | 芝2200m稍重 | 18頭 | 9着 | 3番人気 |
| 2016.04.17 | 阪神 | ３歳未勝利 | 芝2400m重 | 17頭 | 7着 | 5番人気 |
父は偉大なる世代最強馬で種馬リーディング1位のディープインパクト。
母のナイトマジックはドイツで18戦6勝(内G1 2勝、重賞入着多数)の名牝馬のようです。
フォイヤーヴェルクは母ナイトマジックの初産駒で、まだ兄弟達とは比べ様がありませんが今後の母や兄弟達のためにも活躍してほしいところです。
しかし、未だに未勝利を脱出できていません。
3戦0勝です。
掲示板にものったことがありません。
しかし皆さん忘れないで下さい。
皐月賞やダービーで歓声を浴びながら行われる華やかなレースの陰にはこういった馬たちがたくさんいるのです。
私は一口馬主をやっていますので、未勝利を脱出できない辛さは痛いほど分かります。
このフォイヤーヴェルクと私の愛馬達も同じ境遇です。
でも、馬たちは一生懸命走っています。
気性に問題があったり、スタートが下手だったり、スタミナが無かったり、色々な難を抱えた競走馬達もたくさんいるのです。
ゆっくりでもいいのでじっくり時間をかけて成長していってほしいです。
まだ3歳ですから、これからの成長に期待しましょう。
過去のレースの結果から見る特徴
私は調教師ではないので、どうしたら勝てるかはわかりません。
こればかりはこれまでのレースでの反省を次に活かしていくしかないのです。
この馬はスタートが苦手でもなければ、道中かかるわけでもない、距離適性が間違っているわけでもない様に思います。
では、なぜ勝てないのか？
要するに、精神面が最も重要なのです。
基本的に上位に君臨する馬たちはお利口さんな馬が多い様に思います。
騎手や調教師の言う事がきけるということですね。
中には超暴れ馬で潜在能力のみで勝ってしまう様な馬もいますが、やはりそんな馬は波があり、怪我も多いです。
そもそも潜在能力が天性で備わっている必要があり、生まれた時から特別な馬に限った話です。
努力が報われないなんてことはないと信じたいですね。
早熟馬と晩成馬
馬には成長の度合いを表す言葉として早熟と晩成というものがあります。
早熟は読んで字の如く能力のピークが早い馬を言い、晩成は逆に能力のピークが遅い馬のことを言います。
もちろんどちらにも属さない馬もいます。
今回は未勝利を脱出できない馬の紹介ですので、晩成馬の成功例を挙げてみます。
その馬は未勝利を勝ち上がるのに要したレースの数、6レース！
初の重賞勝利は現在の数え方で6歳！
それも38戦目。
9レース目に現在でいう1000万下を勝ってから、その重賞を勝つまで勝利したレースは無かったのです。
さらに7歳で迎えたその年最後の引退レースで、誰も予想しなかった海外G1を50戦目にして初勝利(国内
外含めてのG1)し、有終の美を飾ったシンデレラボーイがいました。
競馬に詳しい人ならもうわかりますね。
その馬の名は『ステイゴールド』です。
オルフェーヴルやゴールドシップの父親で、知らない人はいないと思います。
そんな有名な種馬も最初は全然駄目だったのです。
ですから今、未勝利で、もがいている馬達にも大器晩成型の未来のスパースターが潜んでいるかもしれませんよ。
