レース日程

レース名	神戸新聞杯(G2)
日程	2016年9月25日（日）
競馬場	阪神競馬場／芝／2400m
条件	サラ系３歳オープン

 

凱旋門賞の前哨戦・ニエル賞をマカヒキが、セントライト記念をディーマジェスティが完勝したことで、3歳5強の強さが改めて浮き彫りになった中、このレースにもサトノダイヤモンドとエアスピネルの2頭が出走してきました。

 

正直、今回のメンバーの中でこの2頭に立ち向かえるのは1頭だけだと思っているので、ここで互角の走りを見せてくれるようなら菊花賞の本命候補にしたいと思っています。

 

それでは予想に入りたいと思います。

 

 

レース最終予想

 

◎　⑧ナムラシングン

今回の2強に対して無謀かもしれませんが、相手が休み明けで大目標が菊花賞であることを考えると、人気を考えても狙うべきは今回でしょう。

 

皐月賞でも自ら勝ちに行く競馬で、直線不利を受けながらも上位陣と差のない競馬をしており、前走は＋14キロながらただ1頭外を回る競馬で捻じ伏せたように、まさに充実一途を感じさせます。

 

血統的にも瞬発力に加えてパワーも求められる今の阪神馬場にピッタリで、菊花賞への期待も込めての本命にしたいと思います。

 

 

○　⑭サトノダイヤモンド

皐月賞は休み明けで3着、ダービーでは落鉄しながらハナ差の2着と、総合的な能力においてはこの世代で最上位の存在と言えるでしょう。

 

レースセンスが非常に高くどこからでも競馬ができるタイプで、展開に左右されないのも大きな強みです。

 

死角らしい死角は見当たらないですが、大目標は次だけにもし取りこぼしがあるとすれば多少余裕残しで臨んでくる今回ではないか、という気もします。

 

普通に走れば連対は外さないと思いますが、馬券的には2着付けでも面白いかもしれません。

 

 

▲　⑦エアスピネル

今年はクラシック王道路線で好走はするものの勝ち切れない競馬が続いていますが、上位3頭とのタイム差は少しずつ詰めており、まだ完全に勝負付けが済んだとは言えないでしょう。

 

折り合いに不安がなく鞍上の指示に対して反応良く動けるので、世間で言われている距離不安も2400ｍなら問題なく対応できそうです。

 

これまでのレースで若干瞬発力に欠ける面が見られるので、外回りの阪神コースは向いてないかもしれませんが、地力上位は間違いないので仕上がり状態に問題がなければ順当に上位争いに持ち込んでくるでしょう。

 

 

△　⑫レッドエルディスト

ダービー10着のプロディガルサンがセントライト記念3着、11着のロードクエストが古馬相手に京成杯AHを勝ったことを考えると、ダービーで9着だったこの馬も好走できるだけの能力は十分にありそうです。

 

年明けデビューでまだキャリアも浅く、その分成長力という意味ではこのメンバーの中では一番大きいとも言えそうです。

 

直線の長い外回りコースも脚質的に向いていますが、春の時点で上位陣との差が大きかったのも事実だけに、夏の間にどれだけ成長しているかが好走のカギとなりそうです。

 

 

△　⑤カフジプリンス

今回の穴馬というよりは菊花賞の穴候補とも言えそうですが、距離適性と言った意味では今回のメンバーであれば上位に当たるのではないでしょうか。

 

前走は前残りの競馬を後方からになった為崩れましたが、芝ではまだそれほど底を見せておらず、3歳馬同士のレースに戻れば巻き返しも十分期待できそうです。

 

休み明け3戦目でまだ余力もありそうなので、今回人気が落ちているようなら3着候補として入れておきたい1頭です。

 

 

まとめ

セントライト記念でディーマジェスティが完勝と言えるレースを見せただけに、今回サトノダイヤモンドとエアスピネルも確実に上位争いには加わってくるでしょうが、ナムラシングンにはそれを上回る程の成長力を見せてもらいたいと思ってます。

 

もし今回凡走したとしても菊花賞で人気が急落しそうなのである意味美味しいのですが(笑)、次走も含めて今回のレースはしっかりチェックしておきたいですね。

 

 

買い目

馬単　　　◎8、○14、→　▲7、△12、△5　　各200円

３連単　　◎8　→　○14、▲7　→　○14、▲7、△12、△5　　各100円