出典:wikipedia
本日は現在活躍中の女性騎手について説明します。
今年の3月に藤田菜七子騎手がデビューして話題になりましたが、地方競馬には女性騎手がすでに7人います。
ということで、今日は現役で活躍中の女性騎手5人について書きたいと思います。
活躍中の女性騎手5人
藤田菜七子騎手
藤田騎手は親戚に競馬関係者がいない家庭で育ちました。
デビューはJRAの競馬場ではなく、川崎競馬場でデビューという異例のデビューでした。
2016年9月現在で、中央で4勝、地方で5勝を挙げており、女性騎手としては過去最高のペースで勝ち星を挙げています。
木之前葵騎手
木之前騎手は名古屋競馬の騎手です。
デビューは藤田騎手より3年早い2013年デビューでした。
2016年9月現在で、175勝を挙げています。
今年も47勝を挙げて、名古屋リーディング10位につけています。
小山瞳騎手
小山騎手も名古屋競馬の騎手です。
デビューは1995年とかなり早いデビューでした。
2011年の引退までに617勝を挙げました。これは女性騎手歴代最多の勝利数です。
そして、今年5年ぶりに復帰し、見事に勝利を挙げました。
小山信行騎手と結婚し、2人の子供を産んでからの勝利だっただけに話題となりました。
これからの活躍が期待されます。
別府真衣騎手
別府騎手は高知競馬の騎手です。
2005年デビューで、2016年9月現在で606勝を挙げています。
元々、父の別府信司さんが調教師をやっていたおかげで、騎手を志したようです。
重賞も4勝を挙げており、現在高知リーディング7位につけている実力派です。
海外でも騎乗をしており、ソウル競馬場で半年間、騎乗していました。
岩永千明騎手
岩永騎手は佐賀競馬の騎手です。
デビューは2004年で元々は荒尾競馬の騎手だったのですが、荒尾競馬が廃止されることになったので、故郷である佐賀競馬場で騎乗することになりました。
2016年現在で364勝をマークしており、今年は9勝を挙げています。
2007年にはレース中に落馬し、脳挫傷と脊椎圧迫骨折で全治3ヶ月と診断され、2か月は寝たきりの状態だったのですが、半年後には復帰しました。
このような経験がある女性騎手は珍しいと思います。
まとめ
女性騎手はまだまだマイナーであり、ほとんどが地方競馬の騎手ですが、藤田菜七子騎手には16年ぶりのJRA女性騎手として活躍していただきたいですね。
女性騎手も活躍するようになれば、競馬にも女性ファンが増えてくると思うので、そういった意味でもこれからの女性騎手の活躍には注目です。